瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
ゆうやは、今朝、浮かない顔をしていました。
もしや、、、。
「お母さん、今日は作業所の車に乗りたくない。」
あ〜、またですか〜。
足こぎ車椅子に乗って朝の空気を吸うことはできたのですが、作業所の車に乗ることはできませんでした。
休むと決めると、今度は給食弁当が恋しくなってきたようです。
「今日は豆腐カツなんだけど、行かないと食べられないね。」
ゆうやに電車で送ってくださいと頼まれて、私はしぶしぶゆうやと電車に乗りました。
すると、案の定、「電車を降りる!家に帰りたい!」と言い出しました。
作業所の最寄りの駅で降り、本当はどうしたいのかゆうやに尋ねましたが、ゆうやの言うことは支離滅裂です。
困ったなあとその場に立ちすくんでいましたら、女の人が1人近寄って来られました。
「おはようございます。私は作業所の職員です。」
ゆうやも職員さんに挨拶をすると、おとなしくなりました。
「今から一緒に行きましょう。」と職員さんが誘ってくださり、ゆうやは素直に従いました。
私は途方に暮れていましたので、その職員さんが天の助けに思いました。
ゆうやは、今日の午後から予定されていたゲームに不安を抱えていました。
いつもゲームをする際、1人の利用者さんが壁に頭をゴンゴン打ち付けるそうなのですが、その様に恐怖を感じるのだそうです。
ゆうやは「頭を打ち付けたら死ぬよ。」と、ドクターに言われていますので、その利用者さんの行動が恐いと言っていました。
今日はちょうど職員さんから、その利用者さんが今後壁に頭を打ち付けないように対処を考えているとお話を伺いました。
ゆうやの不安も取り除かれ、その利用者さんの身体も守られることになり、ほっとしました。
無事に作業所に行くことができ、良かったです。
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昨日、大暴れしたゆうやでしたが、今日はすっかりおとなしくなっています。
車椅子に乗ったまま後方に転倒したことが、とても良い体験となったようです。
「暴れたらこんな恐い思いをするんだ〜。」と分かったのでした。
車椅子の後ろに荷物を沢山入れたカバンを吊っていましたので、カバンがクッションとなって衝撃を和らげてくれました。
また、カバンの御蔭でゆうやは地面に頭を打ち付けずに済みました。
午後から作業所に行ったゆうやは、夕方、作業所の車で帰ってきたのですが、ちょうどその時、大好きな美人ヘルパーさんが通りがかりました。
「あ、ゆうやくん〜。おかえり♪」
ゆうやは、とても喜びました。
「作業所に行ったから会えたんだね。」
やっぱり頑張ったらいいことがあるのだなあと、実感したようでした。
ゆうやは、午前中に暴れたことを反省していました。
「お母さん、ごめんなさい。」
と、ひたすら私に謝っていました。
昨夜は新しくヘルパーさんが来られて、ゆうやは張り切っていました。
気分も前向きになり、調子が上がって良かったです。
今朝もゆうやは目が覚めてすぐにニッコリ笑顔になり、「お母さん、ごめんなさい。」と言いました。
「ボクは、いい子になりたいです。」
私も昨日を振り返ってみて、どうしてゆうやはあんなに無理を言ったのだろうと不思議に思いました。
今日は足こぎ車椅子に乗り、気分爽快で作業所へ向かいました。
いろいろあるけれど、がんばりましょうね〜。
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ゆうやは、今朝、作業所を休みたいと言いました。
昨夜、「喉が痛いから作業所を休む宣言」をしていましたので、やはりーと思いました。
何度か車に乗ることを誘ってみましたが、決意は変わらず、、、。
作業所を休んだゆうやは、しばらくリビングで座っておしゃべりを楽しんでいました。
ラジオをつけて音楽を聴いたり、YouTubeで音楽を聴いたりしていましたが、そのうち退屈になってきたようです。
「今から作業所に行きたい。」
ゆうやの要望通りに、私は仕度をしてゆうやと作業所へ向かいました。
ところが、電車の中で「やっぱり家に帰りたい。」と言い出しました。
困ったなあと思いましたが、そのまま家に帰ることにしました。
すると、また、ゆうやは「今から作業所に行きたい。家にいたら退屈〜。」と言いました。
「ゆうや、今、途中で引き返してきたところでしょう?」
ゆうやは道の真ん中で、車椅子の足台を強く蹴って暴れ始めました。
そうしましたら、なんと、ゆうやの乗った車椅子が後方にヒックリ返りました。
「ひゃ〜!」
私1人では起こすことができず、もたもたしていましたら、通りがかりの方が手伝ってくださいました。
「あ〜ビックリした〜。」
その後、結局、ゆうやは作業所へ行くことになり、無事にさきほど送ることができました。
あ〜やれやれ〜、ゆうやのママも汗だくになりましたー。
さて、先日、作業所で6月のカレンダーを作りました。
カエルさんたちが楽しそうにしています。
カレンダーを見てヘルパーさんと打ち合わせをしている時、「ぎょぎょ〜。今、2017年ですよね。これ2019年になっているからビックリした〜。」と驚きました。
ああ、カエルのカレンダーを見てひっくりカエル〜。
そしてゆうやもひっくりカエル〜。
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ゆうやは、毎日の生活をヘルパーさんに手伝って頂いています。
今まで3事業所と契約して、入浴や外出時に介護をして頂いていました。
ところが、今回、1事業所が撤退されることになりました。
このブログを始めた当初は、その事業所オンリーでゆうやの介護を100%してくださっていました。
今月の連休中に事業所の方から、「来月から来られません。」と聞いて驚きました。
私の妹がその事業所で働いていたのですが、妹も解雇となり、もしかしたらこのような日が来るかもしれないとは予測していましたが、、、。
こんなに早くその日が来るとはー。
撤退するにあたり、その事業所の方が新事業所を探してくださいました。
最終的に2事業所を探してくださり、新事業所の方々と先週初めてお会いしました。
時間がありませんので、ゆうやも作業所を休んで新事業所の方々とお話をさせて頂きました。
「ゆうやです。はじめまして。」
午前中と午後からに分けてお会いし、ゆうやの生い立ちや障害、介護内容についてそれぞれ説明をさせて頂きました。
ゆうやも自ら伝えたいことを話していました。
ゆうやにとって最も重要なことは、ゆうやから離れないでください、ということです。
ベルトで身体を固定していない時は、必ずゆうやの身体を支えて頂く必要があります。
ゆうやはこのことを熱心に話していました。
そもそも頸椎損傷をしたのも、介護者が離れたからなのです。
今月から来月にかけて、新しく来てくださるヘルパーさんに介護内容を覚えて頂くことになります。
しばらくはゆうやも沢山説明をしなければなりませんので、対応に忙しくなります。
ヘルパーさんが見つかって本当に良かったなあと思います。
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ゆうやは最近、トラックに興味津々です。
道を歩いていても、キョロキョロしています。
病院の近くに駐車場があると、トラックが停まっていないかチェックしています。
自宅の近所では頻繁にトラックが走っていますので、ゆうやはとても忙しいです。
右を見ては「あのトラックは何というトラック?」と尋ね、左を見ては「あのトラックは?」と尋ねます。
そして帰宅してからパソコンで、覚えたばかりのトラックの名前を入力して調べています。
YouTubeで動画を検索したりと、トラックに夢中です。
先日は、ゆうやが毎日頑張っているので、ゆうやのパパがご褒美をくれました。
「ゆうや、今度の日曜日にトラックに乗って出かけよう!」
ゆうやはとても喜び、その日を待ち望みました。
「お父さん、シャッターを開けて、まず、トッラクを出してください。それからリフトも動かしてください。」
ゆうやのパパはゆっくり食事をすることもできないくらい、ゆうやは次々と話しかけていました。
「ゆうや、もう早く寝なさいね。」
ゆうやは嬉しくてたまらない様子でした。
当日、トラックに乗って少し遠い電気屋さんまでドライブをしました。
信号待ちの間にトラックがブルブルブルブル〜っと震えるのも面白いらしく、ゆうやはトラックの出す音も楽しんでいました。
私はカメラマンになって、ゆうやのパパの運転の様子や景色、ゆうやの表情を撮影しました。
帰宅後、データをパソコンに入れてDVDを作成しました。
ゆうやはそれ以来、毎日パソコンでトラックの動画を見ています。
トラックにゆうやを乗せるのは、なかなか大変なことですが、こんなに喜ぶとは値打ちがあるなあと思います。
さて、次はどこにドライブに行きましょうか〜。
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