リハビリPT １回目終わりです

ゆうやは毎週、リハビリ病院に通っています。

悪性リンパ腫の治療が済んでから、リハビリ病院に通い始めました。
まずは理学療法訓練（PT）を受けることになり、１５日受けてきました。

今日は午後からリハビリを受ける予定ですが、今日で１６日目になります。
１６日で１回となるそうです。

次のリハビリまで通常は３ヶ月ほど待機となるそうです。
ゆうやは初めてなので、次の作業療法訓練（OT）は待機期間が短いとのことでした。

今までお世話になったPTの先生とも、今日でお別れです。
福山雅治似の先生は、いつもゆうやの話を熱心に聞いてくださいました。
そして、その話を記憶にとどめてくださり、ゆうやとのコミュニケーションを深めてくださいました。

今回のPTの期間中、家庭でも新たなリハビリを加えることができました。
先生が簡単で重要なリハビリを指導してくださいました。

病院で専門の先生にリハビリを受けることも大切ですが、家庭で毎日積み重ねるリハビリも大事だと思います。
御蔭で、ゆうやも膝を伸ばすことが少しずつできるようになってきました。

次のリハビリである作業療法も、とても楽しみにしています。
どんな訓練をしてくださるのでしょうか。

今日は、１回目最後のリハビリを受けます。
しっかり取り組みたいと思います。


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コンサートに行ってきました

昨日、午前中、ゆうやとヘルパーさんと私の３人でコンサートに行きました。

車椅子であることを伝えると、付き添い１名のみパイプ椅子でゆうやの側に居ることができると告げられました。
そこで、私は１人で指定席に座り、ゆうやとヘルパーさんが一緒に座ることになりました。

開演のアナウンスが流れ、冒頭に挨拶がありました。
その後、指揮者の方が現れ、すぐに演奏が始まりました。

最初の曲は組曲「スターウォーズ」より「メインタイトル」でした。
これは、非常に迫力があり、大きな音量から始まりました。

当然、ゆうやは飛び上がって驚いたそうですが、ゆうやのあまりの驚きようにヘルパーさんも飛び上がって驚かれたそうです。
「ゆうやくんより、ぼくの方が驚きました。」とヘルパーさんが笑っておっしゃっていました。

さすがNKHホールです。
バイオリンの演奏が始まると、バイオリンの音が柔らかに広がり、ホール全体を優しく包みました。

全ての楽器紹介があり、一緒に復興ソング「花は咲く」を歌ったり、「Clip Beat Clap!」では一緒に手拍子をしたりと楽しい企画も盛り込まれていました。
ゆうやは手と手を合わせて拍手をすることができませんが、それらしいしぐさを一生懸命していたようです。

モーツァルトやチャイコフスキーの曲も聴き、ゆうやはオーケストラの生演奏を大いに楽しみました。
ゆうやの気になった曲はディズニーの「ちいさな世界」でした。

帰宅してYou Tube で「ちいさな世界」や「スターウォーズ」の「メインタイトル」、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを聞きました。
当然ですが、パソコンから流れる曲は、音の広がりがなくて薄っぺらく感じました。

「お母さん、またコンサート行きたい♪明日コンサートあるかな？」
「明日はないよ。また来年ね。」

ゆうやはとても楽しかったようです。
帰宅してからもずっと笑顔でご機嫌でした。

昨日は、楽しい素敵な時を過ごすことができました。


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今日はコンサート♪

今日は、ゆうやは作業所を休んでいます。

毎年、この時期にコンサートに行くのですが、昨年は入院していたため、参加することができませんでした。
また、入院中もクリスマスコンサートが病院で開催されたのですが、それも殆ど参加することができませんでした。

「お母さん、コンサートは次はいつあるの？」
と、ゆうやは生演奏を聴きたくてたまらない様子でした。

今日はこれから、待ちに待ったコンサートに出かけます。

「大きな音が鳴らないかな。」
シンバルやトランペットは大きな音が鳴りますから、コンサートは楽しみなのですが、少し不安もあるようです。

「ただいまより開演いたしますって、アナウンス流れるかな？」
ゆうやのもう１つの楽しみは、会場内に流れるアナウンスです。
このアナウンスも突然、大きな音量で流れると、飛び上がって驚きます。

「お母さん、イヤーマフ持っていこうかな。」
「イヤーマフ？それは止めておこうよ。」

せっかくのコンサートです。
驚きながらもしっかり聴きましょう。

では、今から行って参ります～。


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ビビンバを食べたよ

先日、ゆうやはヘルパーさんと外食しました。

いつもメニューを決める時には、ヘルパーさんから相談の連絡を頂いています。
この日もヘルパーさんから電話を頂きました。

「ゆうやくんは、ビビンバを食べたいと言っています。」
「え？ビビンバ？ゆうやは辛いの、食べられるのかな。」

「お店の人に尋ねたら、辛くないそうです。」
「じゃあ、大丈夫かな。」

ビビンバが運ばれて来た時、キムチは自分で好きなだけ入れられるように別皿だったそうです。
「ゆうやくん、キムチは食べられるの？」
「はい、大丈夫です。全部入れてください。」

ヘルパーさんは、キムチを全て入れてくださいました。
ゆうやは嬉しそうに食べ始めー。

「か、からい～！」

ゆうやは、学校の給食でビビンバを何度か食べたことがありました。
だから自分ではビビンバは大丈夫と思ったようです。

給食に出されるビビンバは子供向けに調理されていて、辛くはありませんでした。
けれど、お店のビビンバはゆうやにとっては辛かったのです。

「お母さん、ただいま。ビビンバ辛かったよ。」
「そうよね～。ゆうやは辛いのが苦手だと思ったのよね。」

「もう、ビビンバは食べません。」
ゆうやは、これからは外で辛そうなものは食べないことにするそうです。

何でも経験ですね。


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ゆうやの脳

ゆうやの記憶力は凄いです。

ゆうやは何故か学校での勉強は全くと言っていいほど、記憶に残っていません。
唯一残っているのは、中学校の先生が教えてくださったパソコンの入力方法です。

かけ算も危うくなってきました。
「さんし　いらっしゃ～い。」
「しく　　はっく。」（四苦八苦）
「ろくろく　働かない。」
などとふざけたかけ算はしっかり覚えています。

ゆうやは左脳が壊滅してしまっているので計算ができないのですが、映像や場面、言葉などは覚えることができます。
これは右脳が守られた御蔭だと思います。

殆どの出来事を右脳を使って捉え、右脳に記憶させているのでしょうか。
その時その時のシーンは、幼い頃のことも服装や台詞まで覚えています。

けれど、左脳の役割である時間管理ができないので、５年前のことを「昨日」と言ったりして時系列がバラバラです。
「昨日ね、電車の事故があってね。」
「え？ゆうやくん、大丈夫だった？」

ヘルパーさんが驚いて尋ねてくださるのですが、私は横から笑って言います。
「それは５年ほど前のことなんです。」

ゆうやは最近「昔」と言う言葉を遣うようになりました。
「昔ね、ぼくね、その駅に行ったんです。」
「ゆうや、それは去年のことだから、昔とは言わないよ。」
「ああ、そうなの～。」

ゆうやの脳の中はどうなっているのかなあと、よく思います。
もう少し時間管理ができれば、予定をうまくこなしていくことができるのですが～。

ゆうやをその気にさせるため、あの手この手でスケジュールをこなしているゆうやのママです。


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