瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその～。
ゆうやは慌てて緊張すると、言葉が出てきません。
「あの、あの、あの、あの、あの、あの、あの、あのー。」
ヘルパーさんが横から「ゆうやくん、落ち着いて〜。」と声をかけてくださると、一呼吸してからもう一度。
やっと言葉が出てくるという具合です。
言いたい言葉を出し切ると、緊張が緩み、ほっとした様子になります。
慌てないで落ち着いて〜というのは、なかなか難しいようです。
かく言う私も先日、ゴミ出しの日に慌てて走ったら、ゴミ庫のシャッターが降りてきていることに気がつかずシャッターに頭をぶつけました。
その後痛みが酷くて脳神経外科に行きましたら、頭の中のことは検査してもすぐには分からず、１〜２ヶ月後でなければ症状が出ないと言われました。
朝の忙しい時間帯とはいえ、慌ててしまったことに後悔しました。
また、今日は駅で慌てて電車から飛び降りた若い女性がビターン！とホームに転倒するのを目撃しました。
その女性は転倒した勢いでスルスル〜と前方に滑りました。
まわりの人たちは驚いてその様子を見ていました。
私もビックリしたのですが、若い女性は恥ずかしかったのか、すぐに立ち上がってその場を去って行きました。
いや〜、慌てると、ろくなことがないですね。
アニメの一休さんの「慌てない、慌てない〜。」というセリフが思い出されます。
何をするにも慌てないように気をつけなればと思いました。
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４月に、ゆうやの靴の一部が本体から外れてしまいました。
特殊な靴ですので一般の靴屋さんに修理をお願いすることも難しく、どうしたものかと思っていました。
コロナの影響でお店が閉まっていましたので、本店に電話をしてみました。
外れた部品にドライヤーの熱を当てるとくっつくかもしれない、と教えて頂いたのですが、うまくできませんでした。
結局テープを貼って対応することにしました。
先日、ようやくお店が営業を再開しましたので、修理に出しました。
店員さんたちは、フェイスシールドで接客されていました。
ついでにユニクロに寄ったのですが、ユニクロの対策にびっくりしました。
お店の出入り口を１箇所に絞り、そこに受付を置いていました。
受付の店員さんが入店客1人ずつ体温測定し、その後、入店客が手をアルコール消毒することを確認していました。
いや〜、ここまでするとは、病院並みの対応に驚きました。
でも、お店の中にいる人は発熱していないことが確認されていますので、安心して買い物をすることができます。
店員さんたちも、接客にフェイスシールドはしておられませんでした。
お店によって対応が様々ですが、みなさん苦慮されているなあと思いました。
これから暑い日もありますので、急ぎ足で歩いたり、自転車でスピードを出したりすると体温上昇するのでお店に入れないこともあるかもしれません。
無事買い物できるよう、時間に余裕をもって出かけようと思います。
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ゆうやは悪性リンパ腫になってからは毎日、マスクをしています。
コロナ対策としてもマスクが役に立っていると思いますが、最近、弊害が出てきました。
今までゆうやはマスクをしていてもすぐに鼻の下までマスクをずらしていましたが、コロナのことをいろんな人から聞いてマスクをずらすことがなくなりました。
そうすると、鼻周辺が通気性が悪くなったためか、鼻のてっぺんに大きなデキモノができてしまいました。
赤くて大きなデキモノは、とても痛いようです。
「お母さん、マスクが当たると痛いよ〜。」
ゆうやから訴えがありますが、マスクを外すわけにはいきません。
これから暑くなってくると、ますますこうしたデキモノができやすくなると思われます。
蒸れてかぶれることもあるでしょう。
私も頬のあたりが赤くなっています。
ヘルパーさんたちは、マスクの型が残る日焼けを気にしておられました。
これから夏に向けて、いつまでマスクをすることができるかなあと思います。
去年はゆうやは、６月からマスクを外しました。
マスクをしていると、熱がこもって熱中症になってしまったからです。
今年はまだマスクによる熱中症にはまだなっていませんが、もしなれば、すぐにマスクを外さなければなりません。
ゆうやの体調に合わせて、マスクを外す時期を決めようと思います。
気温が上がると、マスクの弊害も出てきて難しいなあと思うこの頃です。
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今朝、ゆうやは目を覚ました時からご機嫌でした。
「お母さん、手を繋ごう♪」
まぶたがちゃんと開いていない状態で、手を伸ばしてきました。
残念ながら、朝は忙しく、ゆっくりすることができません。
ゆうやが満足するほど手を繋ぐ時間は、ありませんでした。
それでもゆうやはニコニコしていて、朝の支度がとてもスムーズに進みました。
おかげで、足こぎ車椅子COGYに乗る時間をたっぷり取ることができました。
今日は外は人通りがとても多く、いつもの日常を取り戻した感じがしました。
足こぎ車椅子に乗るのも注意しなければなりません。
自転車は双方向から勢いよく走ってきますし、通勤の人も通学の児童もいます。
いつもなら通学の児童はいませんが、時間差登校なのでしょう。
ゆうやは人と人の合間を縫って、足こぎ車椅子のペダルを回しました。
後半は、人も少なくなり、安全な状態で乗ることができました。
「お母さん、行ってきます！」
なんてご機嫌なんでしょうか。
ゆうやによると、今日は大きな声を出す利用者さんがお休みなんだそうです。
なるほど、ご機嫌の理由はそういうことだったのですね。
朝から一汗かき、ゆうやは笑顔で出発したのでした。
今日もお仕事頑張ってね。
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ゆうやは自分で体温調節が難しいので、衣類などで調整する必要があります。
先日も朝体温を測定した際は３６度でしたが、作業所では３７度でした。
夕方にはまた平熱に戻っていましたので、やはり作業所の空調がゆうやにとっては高いようです。
これから暑くなってくると、ますます体温が上昇していくと思われます。
何もせずに放っておいたら、３８度ぐらいまで上がる可能性があります。
外出時には帽子は必須ですが、今年は首かけ扇風機も考えています。
昨年も首掛け扇風機が流行っていましたが、羽があって見た目も扇風機とわかるものがほとんどでした。
その形状は、ゆうやがうっかり指を入れたら危ないので、使用していませんでした。
今回、ゆうやの指先が入らず、見た目に扇風機と分からない首かけ扇風機を見つけました。
「ブルーノ ウェアラブルファン」という商品で、価格は３０００円ほどです。
回転焼きを２つ重ねたくらいの形状になっています。
重さ約155gと、首からかけても気にならない軽さです。
クリップもついていますので、服に留めることも可能です。
簡易的なモバイルバッテリーとしても使えるとのこと。
充電時間が３時間で扇風機としての使用時間が３〜６時間だそうで、ここはもう少し改善がほしいところです。
軽くて長時間使える安全なミニ扇風機が他にもないか、もう少し探してみようと思います。
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