瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその～。
急に暖かくなって、春の到来を感じられる今日このごろです。
街を歩けばあちこちで桜が咲いていて、３月とは思えない風景が見られます。
ゆうやも「桜が咲いているね。」と、珍しく花に視線を向けていました。
作業所の送迎車は、かなり広範囲を走っているようです。
ゆうやは車窓から見える景色を楽しんでいるらしく、送迎車の窓からも桜が咲いている様子が見えるのだとかー。
まさかゆうやの口から桜の話が出るとは思いもよらず、ちょっと驚きました。
桜が綺麗に咲いている今、ゆうやの顔にも咲いている花が１つ。
昨日の夜、なんとゆうやの鼻先が真っ赤になってぷっくり腫れていました。
昨日はゆうやのパパにトラックに乗せてもらう日で、家族だけで過ごしましたからマスクはしていませんでした。
どうして鼻の先が赤くなったのでしょうか。
しばらく考えてみて、ふと土曜日のマスクのことを思い出しました。
３日前から新しい種類のマスクを使用しているのですが、いつもよりウイルスを遮断する効果の高いマスクで、少し厚みがあるタイプです。
このマスクがゆうやに合わなかったのでしょう。
昨夜、ゆうやの鼻先に薬を塗ったところ、朝には少し腫れが引いていました。
桜はまだまだ咲いていてほしいですが、ゆうやの鼻に咲いた赤い花は早くしぼんでほしいなあと思います。
今日は、いつも使っているペラペラマスクに戻したのでした。
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ゆうやは、おしゃべりが好きです。
以前に比べて、随分会話が上手になりました。
けれど、まだ何が言いたいのか分からないことがよくあります。
助詞のつかい方が難しいらしく、主語と目的語が逆になることもしばしばー。
それに加えて語彙が少ないので、言いたいことをうまく表現できないもどかしさも感じているようです。
ゆうやの語彙を増やそうと思い、少しずつ学習する機会を持っています。
先日、ゆうやの方から「お相撲は次はいつあるの？」と尋ねてきましたので、奇数と偶数を教えようと思いました。
以前から何度も奇数と偶数について説明してきましたが、毎回理解できずに終わっていました。
大相撲が開催される月が奇数月というのを理解できれば、この壁を乗り越えられると思ったのです。
「ゆうや、お相撲は奇数月に開催されるよ。奇数月というのは、１、３、５、７、９、１１月のことよ。」
「きすうつき？」
「そうそう。１、３、５、７、９、１１は奇数といいます。」
ゆうやの返答は「キスの天ぷら？」でした。
ガクッー。
その後、ゆうやのパパも参加して何度か説明しました。
「ゆうや、１、３、５、７、９、１１は奇数で２、４、６、８、１０が偶数です。」
結局、今回も奇数と偶数の理解はできませんでした。
けれど、奇数という言葉は少しだけ頭の隅に残ったことを期待しています。
奇数は「キスの天ぷら」に変換されているかもしれませんがー。
また別の機会に、根気よく伝えていきたいと思います。
いつかきっと理解できる日が来ることを願っています。
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昨日、ゆうやはおじいちゃんのお墓参りに行きました。
肩が痛かったり足の甲の細菌感染があったりと、不調続きでしたが、昨日は朝から張り切っていました。
車に乗って準備OK！
車に乗っている間、ずっとおしゃべりをして楽しそうに過ごしていました。
おじいちゃんの家の前に到着すると、なんと駐車場に見慣れない車が停まっていました。
誰の車でしょうか。
近所の人が停めているのかな。
クラクションを鳴らしてみたり、隣の家のインタホンを鳴らしてみたりしましたが、誰も出て来ませんでした。
そうこうしているうちに雨がザーザー降ってきました。
ゆうやは残念ながら、お墓の近くまで行くことを諦めました。
なんとか車を停めて、ゆうやのパパと私の２人でお墓参りをしました。
お墓参りを済ませてから駐車している車の座席の荷物を見ると、どうもお坊さんの車のようです。
お彼岸なので、近所一帯を回っておられるのかもしれません。
ゆうやのパパはハンドルをグルグル回して、無事にUターンすることができました。
ゆうやはハンドルグルグルにテンションが上がっていました。
昨日は雨でお墓まで行けませんでしたが、ゆうやは毎日、自宅でおじいちゃんに手を合わせています。
おじいちゃんにもきっとゆうやの気持ちは届いていることでしょう。
「おじいちゃん、また来るね〜。」
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先週の土曜日にヘルパーさんと出かけて、ゆうやは肩を痛めてしまいました。
リハビリを受ける機会がありましたので、リハビリの先生に相談しました。
先生は「脇の下から手で持ち上げるようにしてしまったのですね。」とおっしゃいました。
「私たちでも脇の下で支えられたら痛いです。」ともおっしゃいました。
どの関節も、関節を支点にして負荷をかけるのは良くないとのこと。
ゆうやの体を支える場合は、脇の下に腕を通すか、肋骨を包み込むように持つか、のどちらかが良いそうです。
今後、新人ヘルパーさんが来られたら、このことを伝えるようにしたいと思います。
ゆうやは、肩の痛みが取れてきて、楽になったようです。
まだ少し脇の下は痛みが残っているようですが、あと少しで治ると思います。
ただ、足の甲の赤味はまだ引いておらず、相変わらず細菌がいることが分かります。
今日は夕方、再度皮膚科受診をすることになりました。
最近、夜中に何時間も起きていて、あまり眠れないようなので、睡眠も大切だと思います。
足の方も早く治るといいなあと思います。
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ゆうやは毎年、足指がしもやけになります。
先日も、足が赤くなって、しもやけのようになっていました。
今の時期は仕方ないねえと、思っていました。
何日か、少し赤いままでしたが、そのうち治るだろうと思っていました。
ところが、昨日の朝、ゆうやに靴下を履かせようと思って足を見ると、足の甲の３分の２も赤くなっていました。
え？
どういうこと？
これは本当にしもやけなのか？
それとも、、、。
私は昨年の春のことを思い出しました。
確か、細菌感染して足の甲が赤く腫れたのでした。
その時と赤くなっている様子がとても似ていましたので、気になりました。
昨日の夕方、皮膚科を受診すると、やはり細菌感染しているとのことで、抗生剤を処方して頂きました。
「もし、薬が効かなくて赤味が広がったらすぐに来てください。薬を変更しますので。」とドクターがおっしゃいました。
これはあと少し放置すれば、入院しなければならないところでした。
私は花粉症が酷くて頭が回らず、ボ〜ッとしている状態ですので、今回のゆうやの足について対処が遅れました。
入院するギリギリ直前で気づいて良かったですが、もっと早くに気づくべきでした。
ゆうやは肩も痛くて、足も痛いという、可哀想な状態です。
頂いた薬が効くことを祈るばかりですー。
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