瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
昨日、ゆうやは作業所から「支援計画書」という書類を持ち帰りました。
作業所では半年に1度、支援計画を立てておられます。
そして半年ごとに評価をされます。
その支援がきちんとできていたか、そしてその支援によって利用者がどのような成果が出たか評価をします。
利用者とその家族は計画や評価を見て、サインと押印をします。
ゆうやの支援計画書には、細やかな支援内容が記載されていました。
例えば、トイレ時ですが、ベルトの着用必須にすること。
トイレはできる限り尿器ではなく、便座に移乗すること。
もち、尿器を使用する場合は、立ったり座ったりを10回ほどして、足を動かすこと。
血流を良くする為に、昼休みの時間、5分程度横になること。
これは5分間、職員さんがそばに付くことが条件となっている為、職員さんの数に余裕がある時のみ。
他の利用者が大声を出したり、暴れたりした場合は、廊下に避難すること。
昼食時、お皿に移し替えて、できる限り自分で食べることができるようにすること。
などなど~。
こうした支援計画に基づいて、職員さんはゆうやを支援してくださっています。
どの職員さんも同じように支援できるよう、細やかに計画されています。
私は早速書類にサインと押印をして、今朝、職員さんにお渡ししました。
このようにきめ細やかな支援をして頂き、とても有り難く思っています。
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先週金曜日は、頸椎損傷で入院していた病院で診察を受けました。
毎回、その病院は非常に混雑していて、待ち時間がとても長くなります。
午後1番の予約を入れていても、診察を受けるのはだいたい午後3時以降になります。
最も長く待ったときは、会計が終わると、日が暮れていました。
患者もぐったり、先生もぐったりー。
今回は、いつもより30分早く家を出ました。
病院の最寄り駅近くのスーパーでお弁当を買って、病院へ行きました。
とにかく少しでも早く、受付を済ませなければなりません。
順番の番号を頂き、待ち人数を確認すると、10番目でした。
午前中の患者さんが、午後までずれているようです。
ゆうやは焼きサバ弁当を選び、喜んで食べました。
お弁当をゆっくり食べても30分もかかりません。
あとはひたすら待つのみです。
午前中の患者さんが終わったのが午後3時ごろでした。
先生はお昼休憩も取られずに、午後診察に入られました。
ゆうやは3時半過ぎに呼んで頂き、無事に診察を受けることができました。
先生に膝や肘などの反射をチェックして頂きました。
ゆうやは、空腹の先生の前で焼きサバ弁当が美味しかったことを嬉しそうに話していました。
先生は「美味しそうだなあ~。」と笑っておられました。
先生は、とても丁寧に患者の話を聞いてくださったり、説明もきちんとしてくださいます。
そのため、少しずつ診察が遅れていくようです。
その日は午後4時頃、会計をすることができました。
朝から仕度してすぐに家を出ましたが、帰宅したのはもう午後6時ごろでした。
先生はお昼ご飯をいったい何時に召し上がったのか、気になりました。
病院の診察を受けるのもなかなか大変ですが、先生はもっと大変でいらっしゃるなあと思ったのでした。
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先日、ゆうやは夕食時に悩んでいる様子でした。
「う~ん、う~ん。」
「どうしたの?」
ゆうやは、とても思い悩んでいるようでした。
「何があったの?」
「あのね、職員さんがね、ボクの給食弁当を食べるかもしれないんだ。」
「え?」
ゆうやがこれから給食弁当を食べようとしていた時、「ゆうやくんのお弁当、美味しそうだね。私がもらおうかな~。」と、職員さんがおっしゃったのだそうです。
それ以来、ゆうやは職員さんにお弁当を食べられてしまうのではないか、職員さんにお弁当をとられてしまうのではないかと、悩み続けているようです。
「職員さんは冗談でおっしゃったのよ。ゆうやのお弁当は誰が食べたの?ゆうやが食べたんでしょう?」
「ボクが食べたんだけどー。でも、職員さんは、本当にボクにそう言ったんだよ。」
ゆうやは一生懸命、説明してくれました。
そして、話しているうちにとうとう泣きそうになってきました。
ゆうやは食べることが大好きです。
大好きなものを取り上げられるかもしれないと、不安で不安でたまらなかったそうです。
「それで、それはいつのことなの?」
「ボクが特別支援学校を卒業してすぐ、、、。」
え?
もう4年も前のことではありませんか。
ゆうやは4年間、ずっと悩んでいたのですね。
「ゆうや、大丈夫よ。職員さんはゆうやのお弁当を食べないよ。」
「でも分からないよ。」
今にも泣きそうな顔をして必死で私に訴えるゆうやが、あまりに可愛らしくて笑いそうになりました。
今度、その職員さんにお会いした時に直接私からお話させて頂くということで、ゆうやはやっと納得しました。
職員さんはすっかり忘れておられると思いますが、、、。
ゆうやの悩みって、やっぱり食べものに関係する悩みなのですね~。
今日も給食弁当を楽しみにして、作業所へ行ったゆうやです。
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先日、便秘解消に「新ウィズワン」を買ったことを書きました。
あれから「新ウィズワン」は、2回ほど飲みましたが、それ以降は飲んでいません。
やっぱり薬は、できる限り避けたいと思います。
「新ウィズワン」を飲んでいませんが、ゆうやは今朝も無事に排便できました。
といいますのも、最近、食事に海草類を積極的にとり入れるようになりました。
今はちょうど青のりが旬だそうで、スーパーに生青のりが売っていました。
生の青のりは、潮の香りも良く、青々としてとても色がきれいです。
生青のりを納豆に入れたり、お味噌汁に入れたりと、毎日スプーン一杯は食べるようにしています。
生青のりを食べない時は、ワカメやあおさなどを食べています。
こういった海草類を食べる時には、1つ注意が必要なのだそうです。
それは、一緒に水分を沢山摂取することです。
水分が少ないと、海草類が腸内の水分を吸収してしまうので、かえって便秘になってしまうそうです。
ですので、お味噌汁やお吸い物などに入れて摂取するのが最適かもしれません。
生青のりを最初に食べた日、私は適量が分からずに多めに食べてしまいました。
そうしたら、後からお腹が膨れて、とても苦しくなりました。
なんでも摂り過ぎはいけませんね~。
ご飯には粉寒天、お汁ものにはワカメ、納豆にはギバサなどのネバネバ昆布を入れて便秘解消に取り組もうと思います。
食べ過ぎに注意しながら、、、ですね。
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ゆうやはお彼岸に、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きました。
おじいちゃんとおばあちゃんの家に到着してすぐに、皆で御墓参りに行きました。
ゆうやは階段を上がれませんので、下の方からお墓に向かって手を合わせました。
「御先祖様にありがとうございますって、言うね。」
その後は皆で食事をしました。
皆でお寿司を食べたのですが、ゆうやは生魚を食べることができませんので、おじいちゃんとおばあちゃんはゆうやにいなり寿司と巻き寿司を用意してくれました。
おじいちゃんのゲップの数をかぞえながら、ゆうやは楽しそうに食事を頂きました。
夕方には、東京からゆうやのパパの叔父さんが来ました。
ゆうやは、東京の叔父さんに会うのをとても楽しみにしていました。
叔父さんはいつもビールを飲むと「あ~。」と言うのですが、それが聞きたくて待っていました。
叔父さんはすぐに「あ~。」と言いました。
ゆうやはそれを聞いて大喜びしていました。
その後、しばらく叔父さんが「あ~。」と言わないので、ゆうやの方からリクエストをしました。
叔父さんは「じゃあ、今から言うからしっかり聞いていろよ~。」と、ビールをゴクゴク飲みました。
「あ~。」
「ひゃはははは~♪」
ゆうやは笑い転げていました。
あっと言う間に、帰る時間になりました。
ゆうやは挨拶をして帰路につきました。
楽しい楽しいお彼岸でした。
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