ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

耳鼻科受診~初めての吸入~

2011-05-31 01:04:27 | 日記
先週末、救急で診て頂いた総合病院に耳鼻科があったので、昨日、行ってきました。

耳鼻科で受付を済ませてから、新しい病院の周辺を探検してみました。
待ち時間が1時間以上もあったのです。

新築されたばかりの病院の隣には、コンビニやレストランなどが入る予定のビルが建設中でした。

その後、耳鼻科に戻って順番を待ちました。
ゆうやは車椅子なので、他の患者さんと少し離れた広いスペースで待たせて頂きました。

診察室に入ると、患者さんが座る大きな重い椅子が設置されていました。
その椅子に移乗することも検討したのですが、ドクターが「車椅子のままでいいですよ。」と言ってくださったので、移乗するのはやめることになりました。

ところが、その椅子が大き過ぎて車椅子が通れません。
看護士さんが満身の力を込めて、椅子を動かしてくださいました。

ようやくドクターの診察を受ける準備が整いました。
鼻腔に器具を入れて少し吸引して頂き、その後薬を注入して頂きました。

「口をあけて~。」
ドクターの指示に、ゆうやは口を閉じたままです。
「はい、お口を開けてください~。」
ゆうやは、口をなかなか開けません。

「オエッ~て、吐きそうになるから、いやです。」
「吐きそうにならないように、そ~っとして下さるから大丈夫よ。」
私の言葉に、ゆうやはようやく、少し口を開けました。

ドクターはそっと優しく器具を口に入れてくださったので、ゆうやも安心したようです。
一瞬でしたが、大きく口を開けることができました。

いつも喉を診て頂くのは、一苦労です。

今後しばらく通院しながら薬を続けることになりました。

診察室を出たあと、吸入器で初めての吸入をすることになりました。
車椅子用に設計されていないので、足元が入りません。
仕方がないので、横向きになって吸入することになりました。

4分間吸入です。
シュワシュワ~と霧状の薬が鼻腔から入ります。
ゆうやは最初少し驚いていましたが、すぐに慣れたようです。
帯状の黄緑色のライトが時間の経過と共に短くなっていきます。
ライトが消えて終了です。

ドクターが若いきれいな女医さんだったので、とてもスムーズに診察と吸入を受けることができました。
初めての吸入も、とても上手にできました。
女医さんで良かったです。

しばらく、この病院に御世話になります~。


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病状の把握

2011-05-30 00:20:21 | 日記
救急で診て頂いた際、点滴を受けてから処方された薬を飲んで、ようやくゆうやの体温が下がってきました。
頭痛や吐き気も治まり、再びおしゃべりが始まりました。

ゆうやは薬がよく効く身体のようですが、注意しなければならないことがあります。
身体の症状を正しく伝えられないので、尚更注意が必要です。

以前、発熱し、病院で出された薬を飲んだところ、みるみるうちに体温がさがりました。
平熱になったと喜んでいたのもつかの間、さらに、ぐんぐん体温が下がり続けました。

そして、夜中にとうとう34度まで下がってしまいました。
冷たくなったゆうやの身体をさすったり、布団をかけたり、私はなんとかゆうやの身体を温めようと試みました。
1時間ほどさすっているとだんだん体温が戻ってきたので安心しましたが、あの時はとても慌てました。

そんなことのないように、今回は気をつけていました。
頂いた薬の効果テキメン!
夕方には平熱になっていましたが、夜にゆうやの身体を触るといつもより随分冷たく感じます。
体温は平熱より1度近く下がっていました。

以前のようにならないよう、私はゆうやに少し厚い布団をかけました。
しばらくすると体温は平熱に戻っていました。

薬が効果するのは嬉しいことですが、副作用や効きすぎることにも注意が必要であると思います。

ゆうやはかなりおしゃべりができますが、身体の症状や痛みなど細かいところを正しく伝えることができません。
ゆうやの訴えを何度も何度も聞いて、私なりに分析をし、症状を判断します。
そして、ドクターに伝えるのですが、ゆうやの感じていることを100%伝え切れていないと思います。

ゆうやの語彙を増やせるように、文章をきちんと組み立てて話ができるように、学習の必要性を感じています。
ゆうやが、自分の身体の状況を人に伝えられるようになればいいなと思います。


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救急車に乗りました

2011-05-29 00:19:57 | 日記
最近、ゆうやの平熱が非常に上がっていました。
2~3日前から38度まで上がったので、病院へ行きました。

「副鼻腔炎かもしれないね。」とドクターはおっしゃったのですが、原因を調べるために血液検査をしました。
翌日検査結果を聞きに行ったのですが、その時、ゆうやの体温はほぼ39度にまで上がっていました。
そして頭痛を訴えていました。

ドクターは、インフルエンザの検査もしてくださったのですが、反応は出ませんでした。
食欲もあり、咳も鼻水も喉の痛みもありません。

そして、昨日、朝食中に「とても頭が痛い。」と言って、ごはんを食べるのを途中で止めました。
こんなことは今までなかったことです。
ご飯を残すなんて考えられません。

「早く病院へ行きたい。」と言うので、午前中に雨の中、電車で病院へ行きました。

診察中にゆうやは「気分が悪いです。」と言いました。
ゆうやの額にはびっしり汗粒が並んでいました。
顔面蒼白でした。

ドクターは念のため、大きな病院で検査を受けることを勧めてくださいました。
そして、救急車を呼んでくださいました。

救急車が到着した際、ゆうやが吐き気を訴えていたので車椅子のまま乗ることを希望したのですが、残念ながら構造上できないとのことでした。
そこで、ゆうやはストレッチャーに乗せて頂き、背中の部分を少し起こして頂きました。
「なかなか出発しないね。」と、ゆうやがつぶやきました。
血圧、脈拍などを測定し、搬送先の病院と電話が繋がってから出発するのだそうです。

その後、サイレンを鳴らしながら街を駆け抜けました。
「けっこう揺れるね。」
ゆうやはキョロキョロ見回し、好奇心の御蔭で吐き気はおさまったようです。

病院に到着すると、ゆうやはすぐに救急処置室へ入り、長い間様々な検査を受けました。
原因が分からない場合、入院も考えられると言われましたが、最終、CT検査を受けて原因が判明しました。

ゆうやは副鼻腔炎でした。

薬の内服だけで良いとのことでしたので、点滴を受けてから帰宅することができました。
入院せずにすんで、ゆうやはとても喜んでいました。

救急車に乗ったり、たくさんの検査をしたり、とても忙しい一日でした。


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開いたり閉まったり。

2011-05-28 00:36:49 | 日記
ゆうやは小さい頃から「開いたり閉まったり」が大好きです。

電車のドアの開閉。
緞帳や幕の開閉。
引き出しの開閉。

開いたり閉まったりするものは、何でもOKです。

ノートパソコンを開けたり、閉めたり何度もしているうちに、壊れてしまいました。
テレビのリモコンを持っては、電源をつけたり消したり何度も繰り返して遊んでいました。
そして、とうとうテレビは壊れてしまいました。

今でも、ドアの開閉を見るために電車に乗りに出かけています。

どうしてそんなに「開いたり閉まったり」が大好きなのでしょうか。

ゆうやは自分で動くことができませんが、やはり思い通りに動きたいという気持ちはあると思います。
その気持ちを満たすために、ドアの開閉を見たり、自分で開けたり閉めたりするのではないかと考えられます。

誰でも、自由に動きたいという思いは持っていると思います。
それを代替実現させるために、ゆうやは引き出しを開けたり閉めたりしているのではないでしょうか。

私は、ゆうやが思う存分開けたり閉めたりできるように、いくつかおもちゃを買ってみました。
ところが、おもちゃは2~3回遊んだら見向きもしなくなりました。

エアコンやテレビ、照明などのリモコンでON、OFF、ON、OFFとひたすら遊んでいました。
あげくの果ては車庫のシャッターを開けたり閉めたりして遊びました。

本物には、おもちゃをはるかに超える魅力があるのでしょう。

動きたい、でも、動けない。
引き出しを開けたり閉めたりし続ける幼いゆうやの後ろ姿に、当時私はいたたまれない思いでいました。

昨夜もYouTubeで、緞帳が開く映像を見ていました。
ゆうやは「開いたり閉まったり」をとても楽しんでいるようです。
最近は、私も一緒に楽しめるようになってきました。

「開いたね~♪」
「今度は閉まったね~♪」

延々と続くのでした。


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あっ!エレベーター点検、、、。

2011-05-27 00:09:56 | 日記
私達が住んでいるマンションでは毎月エレベーターの点検が行われています。
通常、点検の日程は数日前からエレベーター前に掲示されています。

ところが、その掲示物をうっかり見逃すことが多いのが現状です。

昨日、ゆうやと外出してマンションの玄関に入ると、住人の方から声をかけられました。
「今、エレベーターの点検をしていますよ。」
「え~?!」

私達は非常に困りました。
車椅子では階段を昇ることができません。
どうしたものかと玄関で思案していると、管理人さんが出て来られました。
「うわ~。今、エレベーター点検中なんです。すみません~。」
「何時に終わりますか?」
「2時には終わります。」
「わかりました。では、その辺をうろうろしてきます。」

ゆうやと近所のヤクルトへ行き、ヨーグルトを買いました。
マンションに戻って玄関の椅子に座り、ヨーグルトを食べることにしました。
急遽、ヨーグルトタイム♪です。

ゆうやも、意外な展開に驚きつつも楽しんでいました。

そこへ管理人さんが息を切らせて現れました。
「今、エレベーター動きますから。」
「点検中では?」
「作業員の方を見つけて、エレベーターを動かしてもらうようにお願いしたんです。」

管理人さんは作業員の方を見つける為に、階段で15階まで昇られたのでした。
しばらくすると、エレベーターが1階に到着しました。

ドアが開くと、エレベーターには作業員の方が乗っておられました。
御蔭で、私達は無事帰宅することができました。

肩で息をされていた管理人さんの笑顔が、とても印象的でした。
管理人さんの思いやりを頂いて、私は胸がほんわか温かくなりました。


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