瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
昨日、ゆうやは作業所から帰ってきて、苦しそうな様子でした。
「お母さん、気分が悪いです。」
すぐに体温を測定しましたが、発熱していませんでした。
水分補給したり、アイスを食べたりしましたが、気分はあまり良くならないようでした。
また軽い熱中症かなと思いましたが、もしかしたら、、、。
先週から始まった排尿コントロールの薬の副作用かもしれないと思いました。
気分が悪くなったり、お腹が痛くなっなり、脈がおそくなったりといった副作用があるのだそうです。
念のため、ゆうやの脈拍を測定してみると、なんといつもより20〜30も低いではありませんか。
「お母さん、お腹が痛いよー。」と、腹痛も訴えています。
これはかなり薬の副作用の可能性が高いと思いました。
病院の電話が繋がりませんので薬局に電話してみると、「多分副作用と思われるので医師に確認してください。」とのことでした。
水分補給をして排尿を促し、早く休むことにしました。
昨夜は、比較的よく眠れたようでした。
今朝、まだ少し気分が悪いと言いますので、作業所の車には乗らず、後で電車で送って行くことにしました。
朝食を済ませてから、ラジオを聴いたり音楽を聴いて楽しんでいるうちにだんだん元気になってきました。
「お母さん、今日はカレンダー作り頑張るね。」と、笑顔になりました。
元気になって、ほっとしました。
薬は合わないと、副作用がこわいですね。
この度は、早めに訴えてくれて良かったです。
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昨日、ゆうやの気分はちょっと沈んでいました。
日曜日のお昼過ぎ、気温が上がったためか、ゆうやは少しぐったりしていました。
家の中が冷えていなかったこともあり、ゆうやは家の中で軽い熱中症になってしまいました。
ヘルパーさんが来てくださって電車に出かけたあとは、だんだん回復してきたようで、安心しました。
夕方帰宅した際には、すっかり体調が戻っていました。
けれど、月曜日から作業所に行かなければならないと思うと、気分が沈んできました。
「あ〜、明日は作業所だね。」
気分が沈むと、悪循環が始まります。
作業所で他の利用者さんの声が大き過ぎてビックリする〜。
ヘルパーさんの声が急に低くなることがあってビックリする〜。
もう作業所へ行きたくないよ〜。
ヘルパーさんにも来てもらいたくないよ〜。
ゆうやの不平不満は、どんどんエスカレートしていきました。
注意しても全く止まりませんので、私は本腰入れてゆうやを叱ることにしました。
「ゆうや!さっきから文句ばかり言って!」
「不平不満じゃなくて感謝しないと!」
私はゆうやが視線を外さないように、ゆうやの顔を両手で挟み、ちょっと大きめの声で言いました。
ゆうやは視線を外したくてたまらないのですが、「こっちを向いて!」と私が何度も言うものですから、目と目を合わすことになり、やっと不平が止まりました。
ゆうやが静かになり、ほっとしていると、ゆうやが言いました。
「お母さんの怒り方がひどい!」
まあ!失礼ね。
ひどいのはどっち?
ゆうやの心を育てるのは、一苦労です。
でも、こうして親子で育っていくのかもしれないですね。
夜には反省して、ゆうやはひたすら謝っていたのでした〜。
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先日、ゆうやは初めて泌尿器科を受診しました。
前もって検尿キットを頂いておりましたので、受診当日の朝、家で再尿を試みました。
ゆうやのパパと3人で協力して、なんとか再尿することができました。
朝一番に病院へ行き、受付を済ませました。
持参した尿を看護師さんにお渡しし、診察を待ちました。
すぐに名前が呼ばれ、診察室に入りました。
まずはお腹を診て頂きました。
「いつ排尿しましたか?」
先生は、エコー検査の為のジェルをゆうやのお腹に塗りながら尋ねてくださいました。
「たった今、したところです。」
「そうですか〜。でも、膀胱には尿が沢山残っていますよ。」
ゆうやが尿意を感じてから排尿までの時間が短いのは、膀胱に尿が沢山残っているからではないかと言われました。
そこで、排尿をスムーズにするための薬を2種類処方して頂くことになりました。
毎朝、1錠ずつ摂取するそうです。
ゆうやは錠剤をそのまま飲み込めず、噛んでしまうのですが、それでもよいと言って頂きました。
ただ、1つ心配なことがあります。
それは薬のうちの1つは膀胱の筋肉の働きを強める作用があるそうなのですが、膀胱だけでなく全身の筋肉を強めてしまうことです。
ゆうやはどちらかというと筋肉の働きを弱めないといけませんから、真逆の方へ進むことになります。
しばらく摂取して様子を見ようと思います。
薬で全身をうまくコントロールできるといいなと思います。
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休日、ゆうやはパソコンをして楽しんでいます。
ゆうやは長らくAppleを使用していたのですが、学校でWindowsを使用していた為、現在はWindows7のノートパソコンを使っています。
先日もパソコンをしていたのですが、ゆうやが驚いた様子で言いました。
「お母さん、何かインストールが始まった!」
え?
私は洗濯物を干していたのですが、慌ててゆうやの側に行きました。
パソコンの画面を見ると、ゆうやの言うとおり、本当に何かインストールが始まっています。
もうどんどんインストールが進んでいて、後戻りできないところまで行っていました。
「ゆうや、勝手にインストールしたらダメじゃない。」
「ボク、何もしていないよ。」
「何もしていないのに、インストールが始まらないでしょ?」
「本当にボク、何もしていないんだよ。」
ゆうやのパソコンをよく見ると、なんとOSがアップデートされているではありませんか。
これは長く時間がかかりそうです。
ゆうやが言うには、「アップデートしますか?」という画面が出てきたので、クローズしただけなのだそうです。
今までもゆうやは勝手に何かをインストールしたことがありませんし、必ず私に確認していました。
ネットで調べてみると、これがマイクロソフト社が行っている「10」へのアップグレード強制方法だということが分かりました。
このやり方には、多くの人が反発していました。
我家に来てくださっているヘルパーさんは、勝手にインストールされてしまったので、元に戻されたそうです。
私も迷ったのですが、このまま「10」にしておこうと思いました。
ゆうやには新しいものをどんどん覚えてほしいので、脳の刺激になって良いかもしれません。
最近になって、ゆうやも「10」の終了の仕方を覚えました。
なぜか「10」になってから、スタートボタンを押さなくても、ノートパソコンを開けただけで起動するようになりました。
起動するたびに、ゆうやも「あれ?」と不思議そうにしています。
意図せずアップグレードされましたが、「10」を使っていくことにしましょうか〜。
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時々、ゆうやの将来について考えることがあります。
先日もゆうやが通っているリハビリ病院の院長先生に相談しました。
「こちらの病院では、ゆうやが入れそうな施設がありますか?」
院長先生は、「作らないといけないと思っているんですがね。まだないんですよ。」とおっしゃいました。
患者さんの中には、ゆうやと同じような障害を持った方が沢山おられます。
家族が高齢になった時や、家族が病気になった時など、たちまち困ることになります。
院長先生は、そのような患者さんには過去に施設を紹介してこられたそうです。
「ただ、満足のいくような施設はなかなかないですよ。」と付け加えられました。
ゆうやにとって生活しやすい施設。
ゆうやが安全に生活できる施設。
できれば、医療面で整っている施設。
と、家族としてはあれもこれもと思いますが、条件を満たしている施設はなかなかありませんし、もしあったとしても良い施設は満室になっています。
医療相談室の方とも話をしたのですが、高齢者用にはリハビリ病院のグループで施設を持っておられるとのことでした。
リハビリ病院に通っている患者さん達の多くは、行き場がなかなか見つからない人が多いそうです。
自分で何もできませんし、かといって寝たきりでもないという障害を持っている人達の多くが、将来に不安を抱えていることになります。
これからは将来のことも考えて、情報収集に努めていこうと思います。
どのこどもたちも、成長して親から巣立っていきます。
ゆうやもいつか巣立っていくと思うと、感慨深いものがあります。
今は、一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思います。
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