瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。
昨日の朝もいつものように、ゆうやは足こぎ車椅子に乗りました。
ゆうやが足こぎ車椅子に乗っている間、私はゆうやの車椅子に座ってみました。
車椅子を作った時に確認したはずなのですが、昨日は座り心地が悪いなあと思いました。
荷物を沢山吊っていた為か、車椅子の背もたれのシートの張り感が以前と違うように思いました。
背もたれのシートに上体を預けてみると、背中が丸くなります。
ゆうやは体幹機能がありませんから、シートがきちんと背骨を支えてくれなかったら、姿勢を良くすることができません。
これではいけないと思いました。
どうしたものかー。
私は、ドライバーの皆さんが車を運転する時に使用されるような腰クッションを思いつきました。
腰まわりをサポートしてくれるクッションは、色々あります。
ゆうやは自分で体を支える機能がないので、背骨を支えるようなものの方がいいかもしれません。
お店であれこれ試してみましたが、ゆうやに適したものを見つけることができませんでした。
介護用品の方でも探してみようと思います。
姿勢が悪くなると、血流も悪くなります。
ゆうやはさらに、左側に傾きます。
「ほら、まっすぐ座って~。」と声をかけてはみますが、実際のところ、自力でまっすぐ座り直すのは難しいのでした。
ゆうやの背筋がシャンとなるようなグッズが見つかるといいなと思います。
ゆうやのママは、腰クッションを探し求めてこれからあちこち奔走しますよ~。
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ゆうやは週末、ジムに行きました。
ジムに到着すると、まず、車椅子のタイヤを雑巾で拭きます。
そして上着を脱ぎ、軽快な服装となります。
腕を上げたり下げたり、或は、腕を前に伸ばしたり引いたりと、マシンを2種こなします。
立ち上がったり座ったり、ゆうやにとっては負荷のかかるマシンにもトライします。
座ったまま、膝を広げたり閉じたりする練習の後、いつもマットに仰向けになります。
ポールの上に仰向けになりますので、自然と肩が後ろに落ちます。
普段、ゆうやは前肩になっていて、背中を丸めている姿勢が多いです。
体幹機能がありませんので、背筋を伸ばしてシャンとすることができません。
こういう風に胸を広げることができる機会が普段の生活で、あまりありません。
特別支援学校に通っていた頃は、先生方がゆうやの胸を広げるために、大きなボールの上にゆうやを乗せてくださっていました。
ジムでこうして胸を広げることができるのは、とても有り難いです。
前回までは、ポールを半分に割った形の半円柱を使用していました。
これだと非常に安定感があります。
今回は、普通の円柱形のポールを使用しました。
ゆうやは、あまりの不安定さに驚いていました。
私はポールが動かないように押さえていたのですが、それでもぐらぐら動きます。
さらには、肩の落ち方が違います。
ゆうやは落ち着かない様子で、キョロキョロし、腕も脚も緊張して硬くなっていました。
「前のは?前のポールは?」
ゆうやは前のポールを希望していましたが、インストラクターの先生が笑顔でおっしゃいました。
「ゆうやくん、だんだんと進化していかないとね。新しいことに挑戦だ!」
ゆうやは納得して、挑戦することを受け入れました。
しばらくすると、だんだんと慣れてきて手足の緊張が取れました。
この度は、少し段階を上げ、ゆうやも頑張ることができました。
このままジムで頑張っていこうと思います。
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ゆうやは車椅子で出かける時に、沢山の荷物を持って行きます。
カバンの中には、タオルや着替え、紙パンツと紙パッド数枚、おしりふき、トイレットペーパーなどに加え、上着やレインコート、ラジオなどを入れています。
そして除菌スプレーやお茶、ウエットティッシュなども必須です。
お茶を入れているカバンには、他に財布や切符、診察券、ストロー、マスク、スプーンなどを入れています。
S字フックを車椅子右グリップのあたりに引っ掛けて、お茶カバンを吊っています。
除菌スプレーや尿器は、S字フックを車椅子左グリップに引っ掛けて、吊っています。
ゆうやが出かける時には、1泊旅行ができるほどの荷物となります。
さて、先日、ヘルパーさんと一緒に私もゆうやと出かけました。
ある駅のエレベーターに乗ったのですが、奥行きもなく、とても狭いエレベーターでした。
ヘルパーさんはゆうやの車椅子の後ろに立つことができず、車椅子の左側に回り込みました。
私は階段で先にホームに降りることにしました。
エレベーターがホーム階に到着し、扉が開いたのですが、ゆうやはなかなか出てきません。
ヘルパーさんは、何かあせっている様子ですが、車椅子の左側に立ったままです。
しばらくすると、汗をかきかき、真っ赤な顔をしてヘルパーさんがエレベーターの外に出て来ました。
そして、ゆうやも無事にホームに降りることができました。
「どうしたの?何か時間がかかっていたようだけど。」
「あの~、いつの間にかS字フックがズボンのファスナーに引っかかっていたんです。」
ヘルパーさんはエレベーターから出ようとしたのですが、出ようとしたらズボンのファスナーが全開になり、さらに身動きできなかったそうです。
S字フックに捕らえられていたのですね。
私は笑ったらいけないと思いましたが、こらえきれませんでした。
(笑ってごめんなさい。)
S字フックを車椅子の両側に引っ掛けていますので、偶然、何が引っかかるか分かりませんね。
S字フックには十分注意したいと思います(笑)。
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昨日、ゆうやは午後から歯医者さんへ行きました。
今月は3日に1度は病院へ通っていて、今週などは火曜日水曜日木曜日と連続して行っています。
ああ、忙しいこと。
さて、歯医者さんでゆうやは、機嫌良く過ごしていました。
頸椎損傷をした際に打撲した前歯は、今でも痛むようですが、時々ビクッとしながら笑顔で診察を受けることができました。
虫歯がないか点検して頂き、最後にフッ素ジェルを塗布して頂きました。
今回も虫歯がなくて良かったです。
その後、車椅子の修理をして頂くことになりました。
グリップがスルスルと抜けてきていたので、しっかり留めて頂きました。
修理が上がるのを待っていると、廊下をもの凄い勢いで4~5歳の男の子が走っていきました。
「うわ~!ぎゃ~!」
大きな声で泣き叫びながら、走り去り、私はいったい何事が起こったのかと思いました。
しばらくすると、さきほどお世話になった歯科の衛生士さんが小走りで通り過ぎました。
衛生士さんは、男の子の後を追いかけているようです。
男の子は、ゆうやの次に呼ばれて診察台に上がったのですが、治療中に逃げ出したようです。
ぐるぐる走り回って、結局捕まえられ、男の子は再び診察台に乗せられました。
歯科からは「うぎゃ~!」という泣き叫ぶ声が聞こえてきました。
ゆうやは「あ~あ、泣いているね。」と言いました。
男の子が少し可哀想にも思いましたが、まわりの人は皆、微笑んで見守っていました。
そう。
歯医者さんは誰でも苦手だけど、逃げないで治療を受けないといけません。
男の子に「頑張ってね。」と思いながら、病院を後にしたのでした。
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ゆうやは以前、ショートステイを利用していたことがありました。
何かあったときの為にと、宿泊の練習をしました。
あの頃はまだ頸椎損傷をしていませんでしたので、ナースコールをベッド脇に置いておくだけも自分で取ることができました。
練習の後、私が短期で入院した時に利用しました。
ゆうやは数日間、ショートステイ先でお世話になりました。
その後も利用を続けたかったのですが、ゆうや自身が悪性リンパ腫になって入院しましたので、ショートステイを利用する機会がありませんでした。
無事に退院し、1年が経過しましたので、そろそろショートステイ利用を復活させたいと思っています。
今まで利用していたところは、2ヶ月前に申込をしなければなりません。
家族の入院など、緊急を要する時には相談することができますが、特例はあまり認められません。
少し体調が悪いとか風邪をひいたとか、そういう場合には利用できないのです。
そこで、私は他のショートステイを実施している所を探しました。
なんと、ゆうやが今、通っているリハビリ病院が、最近ショートステイを始めたと聞きました。
昨日は院長先生の診察を受けましたので、その際、尋ねてみました。
すぐに担当者との相談の手続きをしてくださり、リハビリや診察のあと、面談を受けることができました。
ゆうやも少し緊張気味でしたが、だいたいのシステムを聞くことができました。
こちらは、利用したい時に申し込めばいいようです。
まだ始まったばかりで、たいていはすぐに利用できるとのことでした。
早速、契約申込をしました。
ゆうやは「お泊まりの練習をするよ。」と納得していました。
これから新たなショートステイに向けて準備を進めていこうと思います。
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