ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

ゆうやの生い立ち 赤ちゃん編 1

2010-12-25 12:00:44 | ゆうやの生い立ち
私のお腹の中にゆうやが入っていたとき、予定では年末に誕生すると皆思っていました。
それが、妊娠6ヶ月のとき、切迫流産の可能性が高まったため、私は1ヶ月絶対安静となり入院しました。
24時間点滴を受け続けました。
どこへ行くのも点滴と一緒です。
時々、針を差し替えるのですが、腕はあちらこちら青くなっていました。

1ヶ月もじっと寝て安静にしていると、体がむくみ、顔も膨らんでしまいました。
そして何よりも足の筋肉が落ちて足取りがふらふらしてきました。

早く家に帰りたいー
そう願っていたある日、病院から退院許可が下りました。
喜んで帰宅したのですが、まもなく激しい腹痛に襲われました。
その時は、まさか陣痛が始まったなどとは夢にも思いませんでした。

痛いお腹をさすりながら、「何か悪いものでも食べたのかな」と思っていました。
翌朝になっても痛みがとれず、今度は腰まで痛くなってきました。
様子を見に来てくれた実家の母にお腹が痛いことを伝えました。
でも、私の悪い癖で、痛みを自分の中で我慢してしまい、あまり訴えなかったのです。
母も陣痛とは気づきませんでした。

そのうち、痛みが強くなったときには、全く動けなくなってきました。
とうとう、母に「とても痛い。もしかしたら、陣痛かもしれない。」と告げると、母は慌ててゆうやパパに連絡をしてくれました。
運良くゆうやパパは会社にいたので、連絡がつき、すぐに飛んできてくれました。

もうすぐ生まれる予感がしてきて、これは、走らないと間に合わないと思い、私は、その当時住んでいたマンモス団地の廊下を走りました。
でも、痛みが強くなると、まったく動けなくなり、うずくまってしまいました。
ゆうやパパは、重い私を抱き上げて再び廊下を走りました。
陣痛が弱くなると、私は、再び自分の足で走りました。
こんなに走るのは数ヶ月ぶりです。
なんて長い廊下なのでしょう。

そして母とゆうやパパと一緒にタクシーに飛び乗りました。
とうとう、タクシーの中で破水してしまいました。

病院に到着し、看護士さんに「生まれそうです。」と伝えたのですが、まさかそこまで切迫しているとは思われなかったようで、ゆっくり対処されました。
でも、ゆうやが誕生し始めていたので、驚いて先生を呼びに行かれました。
病院到着後15分ほど経過した頃に、ゆうやは誕生しました。
(これは 安産 というのでしょうか、、、)

1306グラムの 小さな 赤ちゃんでした。
そして、その日から小さな命の育みが始まったのです。


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