瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその～。
すっかり暖かくなって、気持ちの良い朝を迎えることができるようになりました。
「朝ですよ〜。」
ゆうやを起こしても、ゆうやはなかなか目覚めません。
これが休日となると、パチッと自分から目が覚めるのですが、、、。
作業所に行く朝は、とにかくグズグズします。
春は利用者の皆さんが不安定になりやすく、作業所では「キャー」とか「ワ〜！」とか意味不明な叫び声が飛びやすくなります。
そうしますと、聴覚過敏のゆうやにとっては辛い日々となります。
３月下旬から体調も崩しているゆうやは、気分が暗くなっていて春の波乱を乗り越えられそうにありませんでした。
「作業所を休みたい。行きたくない。」
そこで、私は主治医に相談しました。
「少し、薬を服用するのはどうでしょう。」
元々、筋肉の緊張が強く、緊張を緩める薬の服用も検討する時期に入っていました。
整形外科のドクターからも勧められていたこともあり、心身の緊張を緩める薬を出して頂くことになりました。
また、胃薬としても使われていますが、気持ちが安定する薬も出して頂くことになりました。
「これで少しは楽になると思うよ。」
今週の月曜日から、少量の服薬で様子を見ています。
体調も良くありませんので、回復すれば気持ちも明るくなれるかもしれません。
早く元気になってほしいなと思います。
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今日、ゆうやは歯医者さんに行きました。
頸椎損傷をした際に痛めた前歯の歯根治療の為です。
ヘルパーさんにゆうやをお願いし、先に出発してもらいました。
私は家の用事を済ませて、後から追いかけました。
ゆうやの順番が来て、ヘルパーさんがゆうやを診察台に乗せてくださいました。
治療の際にビックリして手が跳ね上がることがありますので、ヘルパーさんがゆうやの手を押さえてくださいました。
私はゆうやの足元に座り、ゆうやの足を押さえました。
歯茎から何か白いものが出てきそうになっている部分があり、私は中腰の姿勢で先生に説明しました。
前歯の痛みも歯茎と連動しているかもしれません。
先生に一生懸命説明している時に、ふと気付くと、私はゆうやの身体を押さえていたつもりが、いつの間にかゆうやの手を押さえてくださっているヘルパーさんの手を押さえていました。
「あら、ごめんなさい〜。」
ヘルパーさんも私に手を押さえられて、どうしたものか困っておられたと思います。
皆で大笑いしました。
先生は、笑いながら前歯や歯茎をみてくださいました。
チェックして頂いたところ、痛みが軽減していることが分かりましたのでしばらく様子を見ることにしました。
先生は、ゆうやの歯を隅から隅まで点検してくださり、色素沈着したところを研磨してくださいました。
最後にお決まりのフッ素塗布です。
「いちご味にします。」
ゆうやは喜んでフッ素を塗ってもらいました。
ゆうやのママがドジなことをしてしまいましたが、今日も無事に歯科受診が終わりました。
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ゆうやは先週、風邪をひきました。
木曜日にはなんとか作業所の車に乗りましたが、不機嫌な顔をして帰ってきました。
「どうして作業所に行くことになったの？」
木曜日の夜は、やはり作業所に行きたくない病が始まりました。
この日はいつもにも増して、イヤイヤ度が高く、家族は大変な思いをしました。
何がそんなに嫌なのか、よく分かりませんでしたが、金曜日の朝、ようやく原因を聞き出すことができました。
ゆうやはストレスを感じた時に、胸の奥に溜め込んでしまう癖があるようです。
その原因とは、やっぱりゆうやの勘違いから来るものでした。
職員さんのちょっとした一言を勘違いし、強く叱られたと思ったのでした。
「作業所に行って怒られるのは嫌。きっと行ったら叱られる！」
ゆうやはそう言って、グズグズ言いました。
あまりに思い込みが強く、いくら言っても気持ちが変わりません。
その職員さんと話をしたかったのですが、金曜日はお休みされていて解決できませんでした。
そして、今日、朝から病院へ行って薬を頂いてから、作業所へ私も一緒に行きました。
職員さんとゆうやと私とで、ゆっくり話し合いの時間を持ちました。
１時間近く話しをしていると、ゆうやはだんだん落ち着いてきました。
そして自分が勘違いしていたことを理解することができました。
その後は遅い昼食を食べ、作業所で作業を頑張ると言っていました。
イヤイヤ病が治るまで数日かかりましたが、ようやく笑顔が戻って良かったです。
今夜は少しは眠れるかしら〜。
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ゆうやは、週末に元気よくお出かけしていました。
神戸まで行って福祉車両の試乗をしたり、電車を楽しんでいました。
ところが、月曜日の朝、ちょっと喉が痛いと言っていました。
月曜日の夜、微熱が出てきて夜中にはぐんぐん熱が上がりました。
氷枕を用意したり、水分補給をして熱対応をしました。
火曜日はお昼過ぎまで寝て、遅い朝ご飯を食べ、また寝ました。
３時頃、遅いお昼ご飯を食べ、ゆうやはまた横になりました。
いつも昼間は寝ないゆうやですが、よほど身体が辛かったのでしょう。
１日中寝ていました。
そうしましたら、夕方には熱が下がり、夜には平熱になりました。
ホッとしていたのも束の間、水曜日の朝、血便が出ました。
なんなんでしょう、この病気のデパート状態は、、、。
頭痛に始まり、慢性前立腺炎、発熱、血便と病気のオンパレードです。
水曜日に病院に連れて行ったのですが、血便は様子を見ることになりました。
ゆうやはどちらかというと、作業所を休めるので病院へ行くことは嬉しいようです。
昨夜は随分回復し、作業所に行ける体力も戻りましたが、ゆうやは休む気満々でした。
「お母さん、明日、作業所休みたい。」と言って２時過ぎまでぐずぐず言っていました。
「ああ、吐き気がする〜。」と騒いでいましたが、これは演技だったと思います。
作業所を休むかもしれないという話になると、満面の笑みになったからです。
サボり癖がついてはいけないと思い、今朝は足こぎ車椅子に乗ってから作業所の車に乗りました。
ゆうやはとても不服そうな顔をしていましたが、、、。
ヤクルトやR-1ヨーグルトなどを飲んで、免疫アップを目指したいと思います。
さあ、風邪を吹き飛ばしましょう！
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先日、ゆうやはショートステイを利用しました。
３月下旬からゆうやをあちこち病院に連れて行ったり、夜間の痛みに対応したり、心配したり、、、と、私も疲れがたまっていました。
頭痛や陰部の痛みがあっても、ショートステイ先が病院ですので安心です。
ゆうやがショートステイ中、私はゆっくりすることができました。
病院は、４月から院長先生も交代されて新体制となりました。
これからどんどん体制が変わっていくそうです。
入浴日も週に２日だけになり、ゆうやがショートステイ中は浴室は締められることになりました。
入浴できないなら身体を拭いてあげてほしいなあと思っていたのですが、今回、看護師さんたちで相談してくださってゆうやをお風呂に入れてくださいました。
ゆうやはカラオケも楽しみ、カラオケタイム中の工作も挑戦しました。
春らしい蝶々の飾りが出来上がっていました。
なんとも春らしい色遣いで、心が和みます。
ゆうやは職員さんに手を持って頂いて、色塗りをしたそうです。
ゆうやを迎えに行くと、看護師長さんが部屋に来てくださっていました。
「ちょうど時間が空いたので、ゆうやくんとお話をしていたんですよ。」
今回のショートステイも、ゆうやは楽しく過ごせたようです。
私も休養できましたし、本当に有り難いショートステイでした。
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