こんばんは。
王子です。
おれ8オウジです。
何から話しましょう。
よし、まずは相棒シリーズ!
今回はiRCから本日発表されたシクロクロス用タイヤインサート

何を隠そう、実は昨年末に行われたiRCカップで男前な優勝を決めたオウジはこれを使用していました!!
前日の試走からテストを開始していて、根っこが多くある雑木林区間で相当なアドバンテージがあることを確認していました。
言いたかったのですが、発表前だったんですよ。
まず、タイヤインサートとは。
チューブレスやチューブレスレディのタイヤの内側に入れるもので、障害物によってタイヤが潰れた際にリムとタイヤの間でクッションになることによってパンクのリスクを大きく軽減する効果が期待できます。
公式には公開されていませんが、別の理由でパンクをしてしまったとしてもタイヤが最低限の形をキープしてピットまでの走行が可能になりやすいですし、サイクリングでも一瞬のパンクで大事故になる前に少しだけ耐えてくれる可能性も高まります。
とにかく「転ばぬ先の杖」感が強いですが、8オウジレベルの特にオフロードテクニックの無い選手にとってはもはや違う使い方があります。
「もうこのインサートにリム打ちは任せてぶつけていこう作戦」
多分本当はダメなんですよ。
根っこを乗り越えるときにしっかり抜重してタイヤを労らなければならないのですが、直線番長のオレ8オウジは空気圧フロント1.6リア1.7の超低圧なのに根っこを根こそぎ踏ちぎって爆走したのですw
ガンガン当たっていました。でもリムについてる感じは皆無なんですよ。
インサートさんには相当な仕事をしてもらいました。。
結果、全くタイヤに不安なく優勝です。
本当にINNER SAVER様さま。
重量は40グラムなんですが、iRCのシクロクロスタイヤの定番「シラク」と耐パンク性能を向上させた「シラクX-GUARD」との重量差が50−60グラム程度なので、セッティングの幅がまた出てきましたね。
パンクを恐れてX-GUARDにしていたけど、シクロクロスで一番多いリム打ち対策で
INNER SAVER様を入れて、しなやかなノーマルのシラクを使う方向で今後は行きたいと思います。最高の相棒を手に入れました!
注意もあります。

専用のバルブを使用してください。
性質上、これまでのバルブでも空気は入るのですが、抜けなくなります!
インサートが入っていても空気を抜ける専用のバルブです。
あとは取り付け、取り外しですね。
先ほどお伝えしたアドバンテージとのトレードオフになります。
パンクしても耐えてくれる性質は安全に大きく貢献しますが、その分取り外しは少しコツが入ります。
取り付けも最初は苦戦しました!
慣れが必要ですね。
取り付けに少し苦戦しようが、オウジをパンクせずにゴールに運んでくれたINNER SAVER様は皆様にも選択肢の一つになるのではないでしょうか?
さて、そんなオウジ。
明日の全日本シクロクロスでは、上位を…
狙いません!
違う、出れません!!
ほれ、あれですよ、参加資格に達してないやつですw
笑えないですね。
何せ参加資格獲得大会はロードのシーズン終わる前に始まってるし、一回だけ出れる大会はあったけど、別イベントで出走できず。
唯一のチャンスは琵琶湖でのUCIポイントゲットすることだったけど、あと4人抜かせず。調子悪かったなぁ。
結構ギリギリまで参加資格の意味も理解できず。。。
いや、なんか書いてあることはわかるんですけど「ん、これ無理ゲーじゃね?」って感じでして。。
まぁ優勝を狙う立場でもないですし、特に誰にも気が付かれずにとにかくDNS。
そっとシクロクロスバイクをしまいました。。
しかーし、なんともう一回出れる大会がありそうです!
また報告しますね。
それにしても明日のシクロクロス全日本選手権楽しみですね!