こんばんは!
王子です。オレ8オウジです。
優勝しました!!!
フォトby Midori Shimizu
JCL コーユーレンティア オートポリスロードレースを独走勝利することができました!!
長かったぁ。
公式戦の勝利は2017年の全日本選手権以来。
2017年以前は年に複数回、年によっては5−6レースは勝っていて、正直、勝つことに慣れていました。
2017年後半も調子が良く、ツールド沖縄も表彰台でしたし、アジアツアーもよかったです。
その後、自分では理由が分からないけど、勝てなくなりました。
19年と20年は特に苦しみました。
21年。起死回生の年と決めて現チームのGMに相談させていただき、チャンスをいただきました。
チームと合流後、本当に強いチームメイト達と過ごすなか、自分の経験をチームに活かすような活動もしつつ、逆に彼らから新しいものを得てやろうと考え、準備してきました。
前回の広島のレースでもかなりうまく身体が動き、今回のレースはタイミングによっては狙えると考えていました。
前日のミーティング。
調子は良いことを伝えるが、それ以前に相変わらずチームメイトはもっと強いし調子も良さそうなのでレース展開によって動きを変えていくことにする。
サーキットコース特有の難しい展開でレースは始まり、どうなるかと思っていると、予報通り激しい雨が降ってきました。
一気にレースの難易度が上がり、アタックと吸収を繰り返すにつれて集団の人数はかなり絞られてきました。
20名くらいに絞られた時にキナンは6人全員いる時もありました。
ここから例によって山本兄弟の爆走が始まる。勝負するメンバーへの絞り込みだ。
ここでオレ8自身が絞られてしまってはまずいので耐える。トマの攻撃も始まり、本当にキツい。
レース後半の勝負所で気がつくと集団は10 名。キナン5名。
かなり有利だけど、山本兄弟やトマの攻撃を防いできた精鋭のライバル達なのでこのままラストを迎えるのは得策ではない。しかも山本兄弟はかなり力を使っているし、リーダージャージを着る雄大も増田選手へのマークで力を使っていたりでレースを決めるのはオレ8に託されつつある状態になっていました。
それでも止まないキナンの攻撃にライバル達の疲労が見えてきた瞬間、身体が自然と動きました。
意外と独走も得意なんです。
無線から聞こえる監督と仲間の声。
後ろは完全に固めてもらっている。あとは全力で走るのみ。約15キロ。
2017年の全日本と全く同じでした。
山本大喜が3位に入り1位と3位ゲット!
強くて尊敬できるチームメイト達と過ごし身体を鍛え、レースでも最後まで守ってもらい優勝。
キナンの会社の方々にもいつもものすごく応援して頂いていますし、スタッフも全員プロ意識が強く、いつも完璧な状態でスタートラインに立たせてもらっています。
最高のチームです。
家族にも本当に無理を言って自転車レース中心の生活しています。
感謝しています。
さぁ、この感謝の気持ちを…
…
次戦以降でもさらに爆発させていきましょう!!
もちろん優勝は一つの目標でした。
しかーし、わたしは相当貪欲に生きています。
一回じゃダメですw
個人で勝つかはタイミング次第ですが、チームとしてこの勢いのまま後半にギュッと詰まったレースでもっともっと勝ちを量産させていきたいと思います!
あっ、中島キャプテンが合流する前に写真取っとるやん!↑
って事でこれ。
キャプテン、色々ありがとうございますw
これからも色々お願いしますw
長らく応援してくれていた方、レース動画等にお祝いコメントをくれた方、現地で応援してくれた方。みなさん本当にありがとうございました。