趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」

2009年07月21日 | 映画
海の日の連休となった20日、多くの家族連れでにぎわう映画館でした。
夏休みに向け続々こども達に向けた映画が公開されています。
お陰で比較的幅の広い10代たちの姿が目に付きました。

そんな中、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を観てきました~
もう付き添う子供もいないのですが、
こども達と共に原作を読み、映画を観てきたので
やはり最後まで見届けなくては、と思っています。

映画を観ながら思ったことは
原作を読んでいないとよく分からないのでは、ということでした。
盛りだくさんなエピソードをよく映像化しているとは思いました。
ですが、作品が進むにつれ、その内容も濃く、複雑になってきます。
前作から間が空いているので
記憶も怪しく、なおさら不明瞭な点が出てくるのです。

でも、なんといっても見所は、
ハリー、ロン、ハーマイオニーの成長ぶりでしょう。
主人公の3人だけでなく、登場する多くの人たちが同じ俳優なので
成長ぶりだけでなく、老いた感じも年月を感じさせてくれます。
物語でもお年頃な面々の恋話が盛り上がり、
まるで保護者気分でみてしまうのが可笑しいです。

この第6作目は、最終章の手前なので物語は佳境です。
‘半純血のプリンス’が誰なのか
何ゆえ登場してくるのか
そしてとても重要な‘分霊箱’というもの。

今回は物語の最後を知って観る映画となりました。
そういう意味では
原作ファンのための映画のような感じがします。
世界中でコアなファンがいるのですから
それも当たり前な話なのかもしれませんね。。