昨日の続きです。
都立野川公園は昨日も書きましたように、昭和55年開園までは国際基督教大学のゴルフ場だったそうです。
私たちは自然観察園だけの散策でしたが、公園自体はとっても広いのです。
公園は調布、小金井、三鷹の3市にまたがり、大芝生、少年キャンプ場、わんぱく広場、バーベキュー広場などがあり、
都民、市民の憩いの場となっているようですね。環境は多摩川近郊と似ていますが、さすが武蔵野、緑の量が違います
私たちが訪れた自然観察園は北側のごく一部。
出入り口にパンフレットが置いてありましたが、出るときに気づき、”しまった””と思いました。
そこにはどのあたりにどんな植物や樹木はあるか、地図に示されていました。
再度巡るには時間がなく、諦めましたが、行かれる方はその地図を必ず片手に歩いてね。
それではわかる範囲でお花の画像を載せます。間違いがありましたら遠慮なくご指摘ください。
ハンショウヅル(半鐘蔓)下向きに咲く花の形を半鐘ににたとえて和名がつけられました。
キンポウゲ科センニンソウ属つる性低木
最後まで何の花か分からず、いろいろ調べました。
オドリコソウ(踊子草)踊り子の姿に見えますか?
ムサシノキスゲ ニッコウキスゲそっくり!
サギゴケ(鷺苔)花は紫と白があるらしい。今まであまり見かけない花だった。
なんと美しい!チョウジソウ(丁字草)
そばで草の手入れをしていたおじさん(多分公園のスタッフ)がこの花は絶滅危惧種だと仰っていた。
それにしてはよく見かける山野草だ。ここでも見事に群生していた。
スイカズラ(吸い葛)つる性低木
別名ニンドウ(忍冬)というのだそうだ。冬場を耐え忍ぶことからこの名がつけられている。
おなじみのシラン
オオジシバリ(大地縛り)和名にするとちょっぴり不気味。
地面を縛るように映えることから地縛の名がついたそう。
タンポポにも似た鮮やかな黄色でとてもよく目立つ花。眺めていると自ずと元気が出るるる。まさにビタミンカラー!
おなじみクリンソウ(九輪草)花は茎にを中心に円状についてだる。
それが数段に重なる姿が仏閣の屋根の「九輪」に似ていることからその名がつけられたそうだ。
私はお花の名前はできるだけ和名で覚えるようにしています。
和名からの方が花の形を覚えやすく、何故その名がつけられたかを考えるととても楽しい。
いつも「なるほど」と」命名者に感心致します。
武蔵小金井駅~野川公園~深大寺~吉祥寺駅まで随分歩かれましたね。
私は独身時代に深大寺に行ったことがあるくらいですが、
東京近郊にもまだこんなにのどかな場所があったのかとびっくりしています。
お蕎麦も美味しそう。もう一度、植物園に行ってみたいと
思いながら、50年近く経ってしまいました。
都立野川公園は国際基督教大学のゴルフ場だったのですね。
夫の父親が務めていた会社の跡地が国際基督教大学になったとは
聞いたことがありますが、いろいろ変わるのですね。
夫も小学生までその会社の三鷹の社宅に住んでいたと聞いています。
もしかしたらこの辺のことはよく知っているかもしれないの聞いてみますね。
野川自然観察園の植物も昔から武蔵野の山地に生えていた植物なのでしょうね。
小鳥のさえずりがきこえてきそうです。
五頭連山で行方不明の親子。是非無事で発見されることを願っています。
何故か好きで1年に1回は訪れます。
6月には温室でベゴニア展が開かれ、ベゴニアの会に所属している友から毎年お誘いがあります。
行ったり行かなかったりですが
>都立野川公園は国際基督教大学のゴルフ場だったのですね。
その広さに元ゴルフ場というのは納得がいきましたが、
大学がゴルフ場を持っていること自体に驚きました。
ご主人は子供の頃三鷹にお住まいでしたら、この辺りは遊びのフィールドではなかったでしょうか。
とってものどかでここが東京?と思えるところでしたよ。
hiroさんのお宅からはさらに我が家からよりも遠くなるかしら。
でもとても良い所でした。お時間のある時に是非お訪ねになることをお勧めします。