DEVLET OPERA VE BALESI(国立オペラ・バレエ エルハムラ劇場)
「トルコにおける日本年」の催物が続きますが、今回は影絵「竹取物語」。「影法師」と言う劇団による影絵の上演がイズミルの「DEVLET OPERA VE BALESI=国立オペラ・バレエ エルハムラ劇場」でありました。
私達はJIKAD(日本イズミル文化交流協会)の伝で招待状をもらっていたのですが、一般のチケットも1週間前にはほぼ完売と言う人気、当日が楽しみでした。
劇場内部(写真はDEVLET OPERA VE BALESIのHPより拝借しました)。
国立バレエ・オペラ劇場も前を通ったことはありましたが、中に入るのは初めてです。赤い壁が華やかで、気分が高揚します。会場はそれほど大きくはありませんが1912年に「EL HAMRA(エルハムラ)シネマ」として建てられた建物を1980年から国立バレエ・オペラが使用するようになったそうで、モダンな当時の映画館を髣髴とさせる建物です。
真っ暗な会場に突然聞こえてきたのは日本の懐かしのメロディー「アカシヤの雨がやむとき」、しかも会場後方から琵琶を手に歌いながらステージに歩いていくのはトルコで大活躍の日本人女優「高野あゆみ」さんでした。日本にいる時から「あゆさん」のご活躍はいつも注目していましたし、トルコ人の中で孤軍奮闘、懸命に自分を磨いている姿や仕事に対する姿勢は、日本人としてトルコ人に自慢し、いつも誇りに思っていました。その生「あゆさん」を間近で見ることが出来て、もうそれだけで大興奮でした。
黒子としてのあゆみさんとトルコ人でイスタンブル国立劇団の男優アッティラシェンディルさんが裃を着、トルコの伝統的影絵「カラギョズ」の主人公の人形を手に腹話術をしながら「竹取物語」を案内する形で影絵が始まりました。伝統的な影絵の方法だけではなく俳優さんの演技も取り混ぜた楽しいお芝居でした。演じるのは日本人、そしてセリフはトルコ人俳優がしゃべるのででこの物語を知らないトルコの観客も飽きずに楽しんでいたようです。
フィナーレとともに席を立ちメトロ(地下鉄)を待っているとホームにいた女性が「一緒に観劇しましたよね?本当にすばらしかったですねえ」と話しかけてくれました。自分が褒められたように嬉しい一言でした。
JIKADのメンバーはあゆみさんと記念撮影をしたそう。いいなー、私も写りたかった。
高野あゆみさん公式ブログ→http://www.ayumitakano.com/
劇場内の照明。トルコ国旗の月と星がモチーフに使われています。
☆現在のイズミル☆
素敵な舞台ですね。
竹取物語は、トルコ人にはどういう感じで受け取られたのでしょうか??
文化的な催しが続いているIzmirですね。
私も今年はちょっと文化的なことをしたいな~って思いました。
「アカシアの雨がやむとき」が竹取物語の導入になった? それに、あゆさんが弾いているのはトルコの楽器のようですね。このミステリーをといてください。
竹取物語はちょっとコメディーみたいな演出だったのでトルコ人にもとっつきやすかったのだと思います。
文化的催し、イズミルの人も日本のことを知るきっかけになってくれるといいなあと思っています。kayakatsuraさんの文化的なことは何かな。
竹取物語のストーリーとしてはトルコ人はそんなことあるかいなと思っているんじゃないかなあ。でも婿候補達がかぐや姫の難題に挑戦する姿がコメディー仕立てになっていてそれが面白かったようです。
「アカシア」を歌いながらあゆさんが登場したのです。竹取物語との関連はないと思います。あゆさんが弾いているのは日本の琵琶です。
yukacanさん、日本を外から見ていると、どんな感じですか?色々とプロデュースしたい気持ちになりますか?
面白そぉな出し物でしたね、いっぱい染み込んだでしょうに、^^
こちらは日本が近いから薄いって感じかなぁ、
今朝、息子はトルコを発って、二日半かかってNZへ帰ります。また、家がトルコに出来たらしいですよ、大事にされたみたいです。「ありがとう、トルコ」感謝の気持ちでいっぱいです。^^
影絵そちらでこんなに人気があるとは!
それに日本人も海外でたくさんの方が頑張ってる姿を見るのは嬉しいです。
ありがとうございます!
私もノル人がカタカナ日本語で日本の歌を歌ってくれた時は
ちょっとじーんとしましたw
劇場の照明、かわいい!!
劇場内もシャレてますねー。好みかも。
4月1日から19日までそちらにいます。
美味しい誘惑に負けること必至!
日本をもう見ていないと言う感じでしょうか。トルコの政治家も色々いるけれど、日本の政治家に比べたらいいかなと思います。日本年のオープニングに合わせて外相が来ていましたが、記者会見の受け答えは見ているほうが恥ずかしかったです。トルコの外交はなかなかしたたかですよ。そうでなければこんなところで生き残れないのかもしれませんね。
息子さんもう帰っちゃったの?あっという間でしたね。トルコ日記など書いていらっしゃったのかしら。トルコに帰る家が出来てよかったですね。