イズミル在住の日本人お友達・末冨敦子さんから「ILKBAHAR DINLETISI(春の演奏会)」への招待状が届きました。敦子さんはキリスト教徒でお琴の演奏家、昨年新しくイズミル在住日本人の仲間入りをなさいました。
開演前にコーヒーで談笑中。
今回の演奏会はBUCA(ブジャ)にある「イズミル・バプテスト教会」で行われました。BUCAにはバルカン方面からの移民の子孫が多く住んでいるらしく街を歩くと金髪で青い目の人を見かけることも珍しくありません。そのせいか古い教会がいくつかあるということをどこかで読んだことはあるのですが、訪れる機会もなかったので今回演奏会があるということを聞いて喜んで出かけました。
今回はお琴の末冨敦子さんとメゾソプラノのSERPIL SOLMAZ(セルピルソルマズ)さんによる日本音楽とトルコ音楽のコラボレーションです。演奏会の前には教会のお庭でスタバのトルコ版「KAHVE DUNYASI(コーヒー世界)」が、温かいコーヒーのサービスをしてくれました。
イズミルにこんなにかわいらしくも立派な教会があることにびっくりしましたが、150席ほどの会場はすでに満員状態、一番後ろの方の席に座ったために肝心の敦子さんのお姿はほとんど見ることができず…。それでもトルコの人々が「キリスト教会」で「お琴の演奏」を楽しんでいるその姿はとても不思議な雰囲気でした。
SERPIL SORMAZさん。
フィナーレ(?)での敦子さん。
この教会は1838年にBUCAに住むイギリス人により作られました。その後1961年にBUCA市に委譲され結婚式場や市議会場、役所などとして利用された後2001年に再び教会に生まれ変わったそうです。
以上3枚の写真はhttp://wowturkey.comから拝借しました。
暗くて写真が写せなかったのですが、庭には何本もの杉の木がすくっと並びBUCAの雑踏の中で別世界の様です。教会の中には素敵なパイプオルガンもあり、昼間の静かな時間にまたゆっくりと訪れてみたい空間でした。
3月28日よりサマータイム!日曜日の午前3時に時計の針が1時間進みます。
日本とトルコの時差は6時間に。
☆現在のイズミル☆
私が知ってる教会とはちょっと違う雰囲気です。
でも私は、立派な教会も良いけどこんな感じの親しみのある教会の方が好きです。
教会に琴の音が響いた感じって素敵でしょうね。
トルコは東洋と西洋が混ざっているとよく聞きます。たくさんきれいな建物がっていいですね
教会の写真の1枚はパイプオルガンですか?
私はあの音色が大好きです~
お琴は姉が高校の時に筝曲部でよく家で聞いていました。お琴もいい音色ですよね~
イギリスも夏時間になりました。でも、気温も夏なみのイズミルとはうらはらに、まだ冬です(涙)。
イズミルに住んでいたらお供して一緒に見に行きたかったなー・・・
観客が多すぎてかなり雑音が多かったのです。今度はもう少し少ない人数で聞きたいと思いました。琴の音って外国にも似合うんだなあと新鮮でしたよ。
パイプオルガン、今も現役らしいですよ。私も好きです。荘厳な気持ちになりますよね。
へえ、お姉さん筝曲部ですか。今でも弾かれるのかしら。
「さくら」「荒城の月」とトルコの歌でした。お琴の楽譜ってどんなのかなあ。敦子さんがトルコの曲をどんな風に楽譜にしたのかが気になるのです。今度聞いてみよう。
こちらもサマータイム1日目は雨が降ったり雷がなったりの荒れ模様でしたよ。
tavsanchan家がいつかトルコにお住みになる予定はあるのかな?
ホントですねえ。想像するだけで頭の中がでんぐり返る気がします。