20日友達3人が水を撒いて見送ってくれました。トルコでは旅立つ人に水を撒いて送り出す習慣があります。「水の様に早く行って、早く帰って来い」と言う気持ちがこもっているそうで、前日まで冗談で話していたのに、いざ本当にその様に見送ってもらうとなんだか嬉しいやら寂しいやらで目頭が熱くなりました。
順調にイズミル空港到着、ここからが汗かき道中の始まりでした。
先ず空港の入口のセキュリティチェックで。
係員「ああ、ちょっとそのスーツケースの中に筒のような物がありますねえ、見てみたいなあ。」見てみたいと言われても、厳重に仕舞いこんだスーツケースの中のお土産、まがい物の錫の水差しのような物を言っていると解ったので、私「あれ、お土産でプレゼント用に包装してあるんですけど、あけますか?」係員「そう・・・でも見たいんですよう。なんですよねえ、歴史的に価値のあるような物じゃないですよねえ」夫「ぜんぜんそんなもんじゃないんですよ、中国製で(中国製のお土産を持って行く私達)」
厳重パッキング済みのスーツケースを明け、ほじくりだして包装ひっちゃぶって見せてそれだけ。
次。
従来イスタンブル乗換えで日本へ行く場合もイズミルで出国審査をしていました。トルコ人の海外渡航者はそこで50ドルの出国税を買ってパスポートに
印紙を貼ってもらいパスポートコントロールでスタンプを押されます。私達は今までイスタンブルからしか出国をしたことがなかったので、イズミルで出国するなら今ここで印紙を買わなければと思い、夫はお金を支払い、パスポートに印紙を貼ってもらいました。
そして、いざパスポートコントロール窓口へ行こうとしたら、「イスタンブルでします」と。あれ。ここでは、この先何が起こるかも知らずに「早く買っておいてよかったね」とほほ笑む私達。
次。
飛行機に乗る前のセキュリティチェックで、再び係員「奥さん、このカバンのこの辺に四角い物が見えるんですよ、出してもらえますかねえ」私「ああ、ライターが(直前に貰った)あります。これプレゼント用に包装してあるんです。あけますか?」またパンパンのカバンの中からなんとかその包みを取り出すと、係員の人はその箱だけを機械に通して許してくれました。
次。
イスタンブル到着。早目にパスポートコントロールして久し振りに免税店で海外旅行気分を味わおうともくろんでいた私。でもトルコでの居住許可をとってからは初めての出国だったので少しドキドキ。でも何事も無くスイっと出国。ところが私よりもずっと先にブースに並んでいたはずの夫が待っても待っても出て来ません。総ての列を見ても順番待ちの人もいません。20分ほどして出てきた夫の頭からは怒りで湯気が出ていました。
なんと、イズミルで支払った出国税の印紙が【偽造】と言われたのです。道端で売ってるテレフォンカードや宝くじじゃないんです!空港内の職員が売って自ら貼った印紙です!
出国審査官に食って掛かって上官の別室まで行って談判したそうですが「出来ることはできません、この印紙では出国できません」と言われるのみで仕方なく再び印紙購入をし、燃えそうなくらい怒りまくって出てきたと言うわけ。おかげで免税店のお買い物もなく、夫の怒りが収まるまでお茶を飲んでいました。
・・・・つづく。
順調にイズミル空港到着、ここからが汗かき道中の始まりでした。
先ず空港の入口のセキュリティチェックで。
係員「ああ、ちょっとそのスーツケースの中に筒のような物がありますねえ、見てみたいなあ。」見てみたいと言われても、厳重に仕舞いこんだスーツケースの中のお土産、まがい物の錫の水差しのような物を言っていると解ったので、私「あれ、お土産でプレゼント用に包装してあるんですけど、あけますか?」係員「そう・・・でも見たいんですよう。なんですよねえ、歴史的に価値のあるような物じゃないですよねえ」夫「ぜんぜんそんなもんじゃないんですよ、中国製で(中国製のお土産を持って行く私達)」
厳重パッキング済みのスーツケースを明け、ほじくりだして包装ひっちゃぶって見せてそれだけ。
次。
従来イスタンブル乗換えで日本へ行く場合もイズミルで出国審査をしていました。トルコ人の海外渡航者はそこで50ドルの出国税を買ってパスポートに
印紙を貼ってもらいパスポートコントロールでスタンプを押されます。私達は今までイスタンブルからしか出国をしたことがなかったので、イズミルで出国するなら今ここで印紙を買わなければと思い、夫はお金を支払い、パスポートに印紙を貼ってもらいました。
そして、いざパスポートコントロール窓口へ行こうとしたら、「イスタンブルでします」と。あれ。ここでは、この先何が起こるかも知らずに「早く買っておいてよかったね」とほほ笑む私達。
次。
飛行機に乗る前のセキュリティチェックで、再び係員「奥さん、このカバンのこの辺に四角い物が見えるんですよ、出してもらえますかねえ」私「ああ、ライターが(直前に貰った)あります。これプレゼント用に包装してあるんです。あけますか?」またパンパンのカバンの中からなんとかその包みを取り出すと、係員の人はその箱だけを機械に通して許してくれました。
次。
イスタンブル到着。早目にパスポートコントロールして久し振りに免税店で海外旅行気分を味わおうともくろんでいた私。でもトルコでの居住許可をとってからは初めての出国だったので少しドキドキ。でも何事も無くスイっと出国。ところが私よりもずっと先にブースに並んでいたはずの夫が待っても待っても出て来ません。総ての列を見ても順番待ちの人もいません。20分ほどして出てきた夫の頭からは怒りで湯気が出ていました。
なんと、イズミルで支払った出国税の印紙が【偽造】と言われたのです。道端で売ってるテレフォンカードや宝くじじゃないんです!空港内の職員が売って自ら貼った印紙です!
出国審査官に食って掛かって上官の別室まで行って談判したそうですが「出来ることはできません、この印紙では出国できません」と言われるのみで仕方なく再び印紙購入をし、燃えそうなくらい怒りまくって出てきたと言うわけ。おかげで免税店のお買い物もなく、夫の怒りが収まるまでお茶を飲んでいました。
・・・・つづく。