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イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

YouTube

2007-03-08 08:59:41 | Weblog
YouTubeご存知ですよね。Wikipediaによると「YouTube(ユーチューブ)はアメリカ合衆国にある企業で、インターネットで動画共用サービスをおこなっている。」とあります。世界中の人が個人で写したビデオなどを公開しそれを世界中の人が共有できる使いようによっては素晴らしいサービスです。私も日本のCMや気に入った歌、そしてかわいい動物のビデオ、コミカルな映像等を暇な時に楽しむことがあります。昨日たまたまYouTubeを見ていた時にメインページに「今日最もアクセスの多かった映像」の一つとしてアタトュルク(トルコ共和国の初代大統領、トルコを亡国の危機から救ったとして今でもトルコ人のヒーローとして尊敬されています)の写真が掲載されていたのですが、私は特に開くこともせず他の映像を楽しんでいました。

今日YouTubeのアドレスwww.youtube.comを開こうとするとこのような表示が現れました。



「このサイトへのアクセスは裁判所の決定により禁止されました。」とあります。

トルコは国としてトルコからYouTubeへアクセスすることを禁じたのです。今の時代、どこの国でこんなことがなされるのでしょう。インターネットのニュース等を見る限りことの事実を報道するのみで、国がインターネットを規制するということに対しての反発や反論は見られません。

昨日のアタトュルクは3月3日にギリシャの狂信者の名前と見られるユーザーネームを使った何者かがアタトュルクが恥ずべき何事かを言っている33秒間の映像を公開したものだったそうです。これに対し24時間で12,000件のアクセスがありトルコ国民を侮辱したとしてYouTubeへ大変な数の抗議があったそう。事の発端はギリシャのパイロットがトルコの戦闘機が墜落すると言うビデオを公開、それに対して今度はトルコからギリシャをホモセクシャル、バイセクシュアルなどと表現しているビデオを公開と、元から仲が決していいとは言えない、トルコ・ギリシャ間のインターネット上での罵り合いがエスカレートした末のことだったようです。

もちろんトルコで生活する者として、トルコが好きな一人としてアタトュルクやトルコを侮辱されることは面白くありません。でも所詮は他愛ない原因の子供の喧嘩、そこへ国が出てきてアクセスを禁止することは普通のことでしょうか?それにアクセスがいくら禁止されても夫の様のPCオタク(古い?)はさっさと抜け道を見つけてアクセスしているのです。いくら隠したって見たい人は見るだろうし、根本的な問題の解決には少しもなっていないのではないでしょうか。トルコとギリシャ、どっちもどっち、でももちろんアタトュルクを侮辱されたことに対して国として正式に抗議をし、YouTubeにそのビデオの公開を差し止めることを請求すれば済むことだったのではないでしょうか。

この「裁判所決定により」という文字を見た時は目を疑いました。何だか情けなくなりました。皆さんはどうお思いですか。

アナドルアジャンスによる夕方のニュースによるとこのアクセス禁止決定はアタトュルクへの侮辱が含まれる映像がYouTubeから削除された場合に廃止されるとなっており、既に映像は削除されているようですが今この文章を書いている時点では普通の方法ではYouTubeへはアクセスができない状態です。






今日の夕方、イズミル港から出航していく豪華客船の明かり。ギリシャの島巡りかなあ。
トルコとギリシャの間にはこんなに美しい海があります。
  

        
  

ちょっとMOLA(モラ=休憩)

2007-02-25 08:07:02 | Weblog
咳が止まりません。去年のこの時期も同じようなことを言って同じような記事を書いたような気がするのですが、今年はこれで3回目。今回は特に長くてかれこれ1週間以上続いています。

喉も痛くないし、鼻水も出ないのに咳だけ。咳止めシロップを飲んでものど飴をなめても効き目なし。夜中にいったん発作がおきると(?)1時間は咳き込んで止まりません。苦しい。

夫がついに香辛料屋から色々な葉っぱを買い込んできました。


たとえば「IHLAMUR(ウフラムル=菩提樹)」

 


たとえば「AYVA YAPRAGI(アイヴァヤプラウ=花梨の葉)

 


たとえば「KUSBURNU(クシュブルヌ=ローズヒップ)」

 

これをやかんに入れて煮詰めます。ウフラムルは8回くらいは繰り返し煮ることが出来るそうです。
 
 

夫入魂の咳止めチャイはこちら~。

 

これは2煎目くらいなので少し色が薄くなってしまいましたが、最初はもっときれいなローズ色でした。ここでひらめいたのが先日の「AYVA TATLISI」の色。AYVAの葉っぱを入れればAYVAの美しいローズ色がでるかもしれません。いつか試してみます。きっと来年かな…。










 入魂中?  



レンジャーバトンだって。

2007-01-20 23:14:36 | Weblog

テンプレートと同じような写真ですが、我が家から見える今日のイズミル湾です。


朝起きると道路が濡れていました。夜のうちに雨が降ったようです。ヨーロッパの悪天候の影響でしょうか。雨上がりのイズミルは、一転夏のような日差しでバルコン(ベランダ)に出ると暑いくらいです。こんな青空と青い海を見たらやっぱり窓拭きをしなくちゃね、と言うトルコ人化が進んでいる私にカッパドキア在住「トルコ子育て生活」のmikiさんから「レンジャーバトン」が回ってきました。よくわかりませんがmikiさんのご指名を拒否するわけにはいかないのでお応えしましょう。

1.始まりの合図は?

よいしょっ。
最近あまりにもこの言葉を使うせいか夫が覚えて自分も使っています。

2.身長は?

162cm(縮んだかも。)

3.身長に比べ体重は?
  
トルコではみんなの前で堂々と体重を量って発表していますが、日本ではasla asla!!!(決して!)

4.体型は?
 
昔から変わっていないと自分だけは思っている。
10年以上着ている服がたくさんあるので。

5.髪質は?髪型は?
 
髪質は硬い。そのくせ変な癖がある。短い。
一日でいいからさらさらロングヘアーになってみたい。
最近生まれて初めて染めました。
トルコで一番恋しいものは日本で行っていた美容院。トルコの美容院嫌い。
  
 
6.目について

普通かな。視力は会社に勤めてから悪くなりました。

7.顔について

トルコに来て紫外線が強いせいか年のせいか放置しているせいか
しみが増えて鏡を見るとびっくりします。

8.誰に似てる?

両親。昔はテレサテンに似ていると言われた。知らない?

9.好きなものをたくさんあげてください!

日本、トルコ、旅行、本、本屋、モンブラン、ほたて、うに、豆腐、海、新緑、
レンコンのきんぴら、犬、クムル、音楽を聴くこと、映画を観ること、笑顔、
雨が降り始めた時の土のにおい、落ち葉を踏むこと、新雪を踏んだ時の音・・・。


10.嫌いなものをたくさんあげてください!!

牡蠣、ぎんなん、いちじく、泥棒、非常識な人、人のことを考えない人、
トルコのシステム(がないところ)・・・・。
 
11.自分の心に響いた言葉は? 
 
アッラーは、持ち上げられない重荷を課すことはない。

12.1日の中で1番好きな時間は?

夫を送り出して掃除を済ませた頃。家の中にお日様の光がふりそそいで幸せになります。   
目が覚めて、まだ起きる時間じゃなかった時。  

   
13.自分ってどんな人に見えると思う?

どう見えますか?コメントを書いてくださる方、一言書いてください!   
 
    
14.次にお願いしたいレンジャーの皆さんは?

えーと、これを今読んでいらっしゃる貴方!え?私?とか思わないでください。これを読んでくださった全ての「レインボーレンジャーさん!」お答えください。改めて考えてみると結構楽しめますよ。おつきあいありがとうございました。そしてバトンを回してくださったmikiさんにもありがとう!!!






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MUTLU YILLAR(幸せな年を)

2006-12-31 00:30:34 | Weblog
いよいよ今年もあと1日。この「イズミル便り」を始めて1年と4ケ月あまりが過ぎました。ブログを通して知り合った多くの大切なお友達、そしていつも変わらず遠くから見守ってくださる日本の皆様、今年一年どうもありがとうございました。2007年が皆様にとって健康でお幸せな年となります様お祈りいたします。ご家族と、また大切な方々と楽しいお正月をお過ごしください。
 

イズミルの年末風景です。
12月29日に、街を歩いた時の写真です。ショッピングセンターには大きなクリスマスツリー、トルコは新年を祝うために、クリスマスの飾り(?)が駆り出されます。



IZMIR FUARと言う見本市会場では、ちょうど贈答品見本市が開催中でした。やっぱり中国製品が幅を利かせています。

  

見本市会場で「OSMANLI MACUNU(オスマン帝国時代の飴のようなもの)」を売る人。



イズミルの旧市街と言った風情のBASMANE(バスマネ)地区。夕暮れが近づいていつもと違うイズミルの顔を見たような気がしました。



TCDD(トルコ共和国国鉄)の「バスマネ駅」。高速鉄道を走らせるためにイズミルでは線路補強や高架化等の工事が続いています。駅舎は一足早く化粧直しが終わったようです。



そしてちょっと恥ずかしいのですが我が家の窓も飾ってみました。








それでは良いお年を!→    

ARAC MUAYENESI (アラチ ムアイェネスィ=車両検査)

2006-12-28 06:56:33 | Weblog

我が家のKangoo号。アンカラナンバー06です。

私は日本でも運転免許を持っておらず車とは縁のない生活をしていたので車やそれにかかわることには全く知識がありません。もし間違ったことを書いていた場合はご容赦を。
そんな私でも「車検」と言う言葉は聞いたことがあります。日本では普通何日か整備工場へ持ち込んで点検、整備、車検を通してもらうのではないでしょうか。車検に結構な費用がかかることや税金を払う為にボーナスをはたいたと言う話も聞いたことがあります。



トルコでこれと同じシステムはあるのでしょうか?ARAC MUAYENESIというものが毎年あります。直訳すると「交通手段検査」とでもなるのでしょうか。うちは毎年12月に居住地管轄の「国道第2地域管理局車検ステーション」と言うところへ車を持ち込みます。さてこのARAC MUAYENESIなるもの、公道へ車が出て事故のないように車がちゃんと走る状態かどうか検査をするものだと思いませんか?車って目で見ただけで正常かどうかわかるものなのでしょうか。そりゃあ運転をする者として毎回乗る前や運転しながらチェックはするでしょう。交通ポリスが整備不良車には罰金を科すでしょう。だから車検ステーションではもうちょっと専門的な詳しい検査をするんじゃないの?と思っている皆さん、それはトルコでは間違いです。トルコのARAC MUAYENESIは例のHARACならぬHARCを国が合法的に徴収するためのもののような気がしてきました。


GWやお盆の日本の高速道路みたい。


ここで手数料を払ったら別の建物で認証印をもらいに走ります。忍耐の2時間。

さてこの日は9時半に車検ステーションへ到着、既に車は長蛇の列です。待つこと2時間でようやく車検の場所へ近づきました。車検を受ける前に車検手数料と言うものを出納で収めて、更に認証印を他の建物でもらってから車検に臨まなければなりません。ここで罰金や税金の未納分がないかどうかをチェックされます。ここも長蛇の列。でも車の列は遅々としながらでも進んでいるわけで車を動かし、更に支払いの列にも並ばなければ車検を受け付けてくれないのです。運転手のほかに私のような暇人同行者がいれば、その人が支払いの列に並べばすみますが、一人で来ている人は車がずりずりと動く時に車へ走り戻って数メートル前進させ、またまた順番を空けてもらっておいた支払いの列に走って戻る、と言う漫画のようなことを何度も繰り返していました。トルコのお役所仕事の典型です。案内板も指示もないので一般人は走り回り疲れ、担当者は動かずにその場で横柄な態度。わけのわからない一般人はお互いに八つ当たり、一般人同士であちこちでけんかが始まります。

2時間並んでめでたく我が家の車も車検場へ。担当官の発した言葉は「ブレーキ踏んでー」「方向指示器をつけてー」「左ー」「もっと強くー」以上でした。あとはボンネットや運転席を空けさせて改造車ではないか等チェック。ものの2分で終了です。一瞬の出来事で写真を撮るのも忘れました。

 
やっと順番が。でも2分で終わります。

我が家の車はルノー社のKangoo、トルコではKAMYONET(小型トラック)扱いになります。だから車検も年1回、普通の乗用車は2年に1回のようです。若干税金なども高くなります。ちなみに年間支払っている税金などは下記の通り。高いです。もちろんこの他に保険があります。しかもトルコは今や世界一ガソリンが高い国の一つです。夫は毎年「もう車売っぱらう!どこへ行くのもタクシーを使ったほうが安い!」と怒っています。

税金 2月333.61YTL、7月329YTL
車検手数料 年1回96.70YTL
排気ガス検査料  年1回14YTL
合計 773.31YTL(約65.000円)


※保険(kaskoとtrafikの2種類でうちは最近事故ってないので) 年間約500YTL。 






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DIL BALIGI(ディル バルウ=舌平目) 

2006-12-15 06:08:34 | Weblog

我が家ご用達(?)の魚屋さんの店頭。

日本にいる時はだいたい魚と肉が交互に夕飯の食卓に上っていましたがトルコでは野菜中心の食生活で、肉を使うときも野菜と一緒に料理することがほとんどです。海が見える生活をしているわりには日本にいた時よりは魚が食卓に上る回数が格段に少ない我が家、でもいざ「今日は魚!!!」となると妙に力が入ります。


何の魚かわかりますか?

「今日は魚買って来ようか?」と夫が言ったり「今日は魚を買ってきたから夕飯食べにこない?」と義妹からお誘いがかかったり、何となく魚を食べる日は「晴れの日」ウキウキになるのです。義妹の家ではいざ買うとなると3キロは太っ腹で旦那さんが買ってくるので、魚のみ!スープもピラフも無し!付け合せに玉ねぎを丸ごととロカ(ルッコラ)をどんと食卓に出してひたすら魚に食らいつくと言う感じになります。



先日、出かけた先からの帰り道、遅くなっちゃったけど夕飯何つくろうかなあと思っていると「魚買って帰る?」と言う天の声、じゃなくて夫の声。異論があるわけがありません。我が家ご用達の魚屋さんへ足取りも軽く向かいました。うちの近くには2軒の魚屋さんがありますが、1軒は愛想のないオジサンが煙草を片手に突っ立っていて入る気になりません。お客さんがいるところもあまり見たことはありません。


この夏改装をし、お客さんの目の前のシンクではらわた等の処理をしてくれます。

もう1軒の我が家ご用達魚屋はお父さん、お母さん、アスケル(兵役)から最近帰ってきたお兄さんと弟の一家4人が総出で一日中店に出ています。その日にとれた魚をお昼過ぎに店に並べ始めます。お客さんが絶えず、週末は張り切って魚を買いに来るおじさん達でいっぱいになります。笑顔の絶えない親子4人、水が冷たい冬の日でも店先で鰯のハラワタ抜きをしています。


魚屋さんで既にここまできれいにしてくれます。

この日は、何となくDIL BALIGI(舌平目)が食べたい気分。よく買う鰯は時間が遅かったせいもあって売り切れ、1キロ30YTL(約2.400円)のものを2尾買いました。(高~っ!)


Afiyet olsun......美味しかった~。

塩胡椒をして小麦粉をはたいて、ちょっとたっぷり目のバターでムニエルにしました。こんな時はやっぱりお箸の出番です。骨しか残らないくらいにきれいに身をとる私を見て「上手に箸使うね~」と夫。久しぶりにトルコ料理っぽくない味が嬉しく、お刺身にしてもいいくらい新鮮な舌平目でした。





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JAPON (ジャポン=日本人)

2006-12-11 08:21:54 | Weblog
ある日夫がPCに向かってこそこそメールを書いているのでのぞいてみると「イズミル眼鏡屋組合」宛、「KONAKでこういう看板を見かけた云々」と言う抗議のメールでした。こういう看板と言うのは

            

             

Japon musun?Miyop mu?(日本人ですか?近眼ですか?)と書いてあります。…関係ないけど珍しく雨で地面が濡れているイズミル。

どう思われますか?トルコ人って日本人が好きなのか馬鹿にしているのか何か珍しいものとか変わったものがあるとすぐにJAPONと言いたがるようです。例えば瞬間接着剤のことはJAPONだし、あるメーカーの爪楊枝やひまわりの種の名前はJAPONです。赤い金魚のこともJAPON魚、私も町を歩けば「JAPON」と囁かれ、注意を引くために「チンチャンチョン」と言われ、これが毎日のことになるともう外を歩くのがイヤになることもしばしば。

最近は一緒に歩いている友達まで「皆があなたを見る」「何でJAPONって言わないと気がすまないのかしら、失礼よね」「頭にくるわ~」と私よりも怒ってくれます。以前、夫の職場の近くを歩いていると不動産屋の親爺がじろじろと私を眺めながら隣にいた親爺に「JAPONかね?ふううむ、JAPONだな」と言ったのに腹を立ててすぐに夫に言いつけると夫もその親爺の知り合いに「失礼だ」と文句を言いに行ってくれました。するとその不動産の親爺、夫のところへわざわざやって来て「いやあ誤解だよ、あんたの奥さんが通った時にちょうど瞬間接着剤(JAPON)のことを話していたのさ」とのたまったなんてことも。


それにしても日本人のイメージこれですか~?


さてこの看板はKONAKと言うイズミルの一番の繁華街にある眼鏡屋さんの看板です。書いてあることは「日本人ですか?近眼ですか?」。夫が一人で歩いている時に見つけたのだそうです。私は不快に思うよりもまずどういうつもりで作ったのか聞いてみたいと思いました。夫の同僚がやはり見て「奥さんをKONAKに連れて行かないほうがいいよ」と忠告してくれたとか。と言うことはやっぱりトルコ人もこれは日本人には失礼じゃないの?と思うということでしょうか。眼鏡屋の広告なのだから眼鏡をかけようと言うことだと思うのですが、傘をさしている日本人風の女性、何を言いたいのかわかりませーん。この広告の意図するところを教えて~。

夫の抗議メールに対して「イズミル眼鏡屋組合」は「この広告主の住所を知らせてください、必要な処置を行います」と返事を送ってきたそうです。



後日談、眼鏡屋組合曰く、眼鏡屋組合にはこの眼鏡屋さんに対して「あの看板を取り下げろ」と言う権限がないので「イズミル健康組合」と「工業・商業省」へその旨メールを送付したとの返事があったそうです。そして食らいついたら離れないスッポンのような夫、後日近くに用事があったので看板がどうなったか見に行った時は看板は出ていなかったとのことでした。




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HARC MI ? HARAC MI ?

2006-11-17 06:31:56 | Weblog

9月9日にオープンしたばかりのイズミルADNAN MENDERES空港国際線到着フロア。

昨年の12月に夫と一緒に日本へ帰国した際、イズミルの空港で偽造印紙を買わされたことを覚えていてくださる方はいらっしゃるでしょうか?トルコ人が海外へ出国する為にはYURTDIŞI ÇIKIŞ HARCI(海外出国料)を支払う為に空港で70YTL分の印紙を購入しパスポートに添付された印紙にスタンプを押してもらってから出国することになります。このYURTDIŞI ÇIKIŞ HARCI、2001年に経済危機や地震被害救済の為の税源として設けられたものだそうです。海外へ行けるようなトルコ人にとって70YTLがなんだと言うトルコ人もいるようですが我が家にとってはやっぱり70YTLは決してぽいっと払える金額ではありません。


何にもありません、bomboş(からっぽ)です。

先日ラジオを聴いているとその金額が70YTから15YTLに値下がりすると言っていました。まずはMÜJDE(朗報)と言うことで喜びました。ところでこのYURTDIŞI ÇIKIŞ HARCIと言うトルコ語のHARCIという部分、(他の単語と組み合わさってHARCIとなっていますが元の単語はHARÇです。)私は今まで耳から聞いただけで勝手にHARACI(これも元の単語はHARAÇ)だと思っていました。そしてHARAÇを辞書で調べると「貢物、賦課、強奪金」などとあります。「なるほど政府が国民から無理やり集める強奪金だと認めているのか~」と苦笑していた私、値下がりのニュースを新聞で見ようと思ってインターネットを調べて初めて気がつきました。HARAÇではなくHARÇだということがわかり一人で大受け。HARÇは「料金、費用」だそうでなるほどいくらエスプリやフクラと言うとんち話の好きなトルコ人でもそこまでのブラックユーモアはありませんでしたね。他にも私と同じ勘違いしていた方いませんか~?



免除される人も結構いるんですね。トルコ語のわかる方どうぞ~。
http://www.gelirler.gov.tr/gelir2.nsf/284b5e7ad4d0e1c786256aa4002edc5d/2ec12c56aaa0722a86256aa900353e82?OpenDocument

Hürriyet誌より値下げの記事。
http://www.hurriyet.com.tr/ekonomi/5133527.asp?m=1





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RAMAZAN BAYRAMI (ラマザンバイラム)

2006-10-24 06:31:13 | Weblog


9月24日から始まったラマザン(断食)月が終わりました。今日(10月23日)から3日間はバイラムと言ってお休みになります。土日がお休みの人は5連休となり田舎へ帰ったり旅行へ行ったりトルコも日本のゴールデンウィークやお盆、年末年始のような大移動があります。お墓参りをしたり、家族や親戚を訪問して年配者の手に接吻をし、子供たちは大人たちからお小遣いをもらう、そして訪問者にはチョコレートや飴、バクラヴァなどの甘いものをふるまってラマザンが明けたことを祝いあうのです。ラマザンバイラムを別名シェケルバイラム(砂糖祭)と言うのはその為です。


    


私たちも今日は朝起きるとちょっといつもよりきれいな服を着てアンネ(義母)の家へ出かけました。義妹一家と一緒にまずはバイラムを祝いあい、朝食の食卓を囲みました。トルコには珍しく親戚の少ない我が家、イズミル郊外に住む叔母さん夫婦とイスタンブルの義弟一家と電話で「おめでとう」を言い合い全員の声を聞いて健康や幸福を確かめ合いました。義妹一家はその後旦那さんの実家のある村へ出かけていきました。29日間続いたラマザン、トルコに住み始めて4度目のラマザンを無事に終えることができてほっとしています。もう朝4時半に起きて食事を作ったり2度寝をしなくてもいいし、イフタルの時間に合わせて時計を気にしながら夕飯を準備をする必要もありません。でもイフタルの時間をじりじりしながら待って皆でいっせいに頂く食事はまた特別な美味しさがあったんですよね。

           

                    
 

写真は大好きな担任の先生にバイラムの電話をするビルテン。何を言うか一生懸命暗記してかけたのに先生がしゃべりまくって言いたいことの半分も言えませんでした。興奮と緊張で真っ赤になって汗をかいていました。


              
              97歳のアナアンネ(おばあちゃん)も元気です。





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進化バトン116代目

2006-10-04 06:11:20 | Weblog



『進化バトン』なるものが「ただ今トルコで子育て中」のウータンさんから回ってきました。初めて受け取ってしまったバトン・・・ドキドキしながら答えてみます。

まずこのバトンのルールは
①『○○代目』と記入してください。
②どの質問でもかまいません。
 3個の質問を削除→そして、質問を3個 新しく追加してください。

♡ 行ってみたい所は?
 
モロッコ、チュニジア、ハンガリー、チェコ、トルコのベイパザル。

やっぱりイスラム世界の風景や空気が肌に合うようです。
東欧はなんとなく憧れています。
ベイパザルはサフランボルのような古い町並みが残っているそうです。

♡ 好きな食べ物は?

モンブラン、梨、はまちのお刺身、レンコンのきんぴら、豆腐の白和え

他にもあげればキリがありませんが現在のベスト5です。

♡ 今までで一番感動した旅行先はどこ?

新潟県の入広瀬村。

学生時代、サークルの調査旅行で訪れました。いきなりの訪問にもかかわらず家に上がりこんで昼ごはんはご馳走になるわ、昼寝はさせてもらうわ、ヒッチハイクはするわ・・・と村人たちの素朴さとご馳走になったとれたての枝豆やトマトの味が忘れられません。

トルコのアニ遺跡。

カルスから45KMあまりの場所にあるかつてのアルメニアの首都。アルメニアとの国境を眺め、何の音もしない、ただ風の音だけが聞こえる廃墟に立ち尽くしていました。

♡ HNの由来を教えて

本名にcan(ジャンと読む、トルコ語で命の意味)をつけました。以前旅先で会ったクルド人の青年にクルド語では親しさを表す時に名前にcanをつけると聞いたので。

♡ 挑戦してみたいことは?

HAT(アラビア語のカリグラフィー、書道)

スルタンのトゥーラ(署名、日本の花押のようなもの)などのHATを見ることが好きで自分でも書いてみたいと思っています。

♡ 時間が戻れるとしたら、いつに戻りたい?

戻らなくても今のままでいい。でも敢えて戻れと言うなら北海道で過ごした中学時代。
タイムスリップができるならば大正時代に行ってみたい。日本人が生き生き生活していたような気がします。

♡ 好きな季節と嫌いな季節は?

日本では:好きな季節は冬。嫌いな季節は春。
トルコでは:好きな季節は冬から夏へ、夏から冬へ変わる暑くも寒くもない季節。嫌いな季節は真夏。

夏生まれですが、寒いのが好きです。

♡ 将来の夢は?

海が見える庭付きの家で犬を飼いたい。そして日本とトルコを半々で暮らしたい。

♡ 会ってみたい人はいますか?

向田邦子さん。

故人ですが、大好きな作家の一人です。話をしてみたかったなあと思います。きっぱりとした性格と文章が好きです。

♡ 許せないことは?

時間を守らないこと、言ったことを実行しないこと。

この二つが許せないにもかかわらずトルコで生活していくのはストレスたまります。いつも文句をぶつぶつ言っているとまるで自分がいやな性格になったような気がしてきます。


ふーーーーーーっ!!! おつきあいありがとうございました。
さて、このバトンを5人の方に回すということなのです。
もしお時間がありましたらバトンを受け取ってください!



☆「アンカラ小道」の  Asyaさん

☆「harikanekoのhitorigoto」の  harikaさん

☆「トルコ子育て生活」の  mikiさん

☆「Kaya!Kaya!!Kaya!!!」の  kopekkayaさん

☆「不思議な世界旅行 写真館」の  不思議な世界旅行さん

よろしくお願いいたします。でも気が進まない場合は無視してくださいね~。





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