浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

イテテ・・・

2016年06月05日 | 日記

きのう、北九州を歩いたときのこと。

あいにくの雨、悪いことにつれあいは足が痛いという。
左腕をつれに貸し、ゆっくり歩いた。つれあいは腕に体重をかけて歩く!

突如、左腕に激痛!「イテテテテ・・」
つれは腕を離した次の瞬間、私の上着の袖をつかんだ。つかんだのは上着といっしょに私の腕の皮を掴んでいた。
「痛いヨー」
つれ、キョトン。

私の腕はいつの間にか、筋肉が落ち、皮膚がたるんできていた。体重を減らした結果、腕の筋肉も減った。
上着の袖を掴んだ拍子に、つれは私の上腕の皮膚もいっしょに握りしめたのだ。

いよいよ私のブログの話題が高齢者モードになってきたことを実感。

実は、こんなことを書く少し前、孔子の言葉を読んだからだ。
孔子は亡くなるまぎわ、70を越えたころに「甚だしい(はなはだしい)かな わが衰えたるや」と
ああ、自分も年をとった。もうすっかり気力が衰えてしまった・・・と嘆声を発したという。
宮崎市定著『論語の新しい読み方』岩波現代文庫刊

かつての私の筋肉隆々としたボディーがいまや、やわになったことは目で見えるようになった。

さいわい、きょう、つれの足の痛みは少し引いたという。