昨夜、熊本城のライトアップが再開されたというニュースを見た。
4月14日木曜日、21:26、熊本地方は震度7の激震に襲われた。あのとき、熊本城の天守閣が身震いし、
白い煙が天守を包む光景を私は呆然と眺め、急いでテレビ画面を写真に撮った。
あの白い煙は、後でわかるのだが、天守閣の瓦が激震で崩れ落ちるときの砂煙であった。
天守閣の一番上に座っていたしゃちほこ(鯱)もあの夜、姿を消した。
画面は激震の瞬間ではなく、数十分後のニュース。M6.4は気象庁がM7と修正する以前のもの。
あのしゃちほこは姿を消したが、昨夜、天守閣を照らすスポットライトが灯された。
「通り町筋」から見た熊本城、熊本の人たちがスポットライトに浮かぶお城を見て喜びの声を上げるのを聞いて
私も熱いものがこみ上げる。
鯱のない天守、照明が当てられていない小天守がないとちょっとバランスに欠けるが、熊本の
みなさんには元気をわかす象徴なんだ。
昨夜のNHKニュースの画面をデジカメで撮ったもの。