創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価学会の池田大作打倒-1

2018-11-12 09:57:49 | Weblog

 <教団を歪め私物化する池田大作の悪業を糾弾する!!>
創価学会・池田大作打倒の反乱  1989/2  段 勲  青年書館  (1,250-)
                         
    ------(P.3)---(以下、本文)-------
はじめに
 二年ぶり、突然、友人のA氏から電話をもらった。
 十余年前、知人に紹介された彼とは、なぜかうまが合い、月並みな言い回しだが、兄弟同然のつき合いを続けてきた。ただ、この二年間ほど彼の勤務地の関係で、ちょっと疎遠になっていたのである。
 披露宴の花婿紹介ではないが、性格は良好。しかも、彼は一流大学を優秀な成績で卒業した。
 本来なら、有名企業に難無く就職し、エリートビジネスマンとなり、ほどなく美人女性と結婚、やがて三十代半ばにしてマイホームの建設という所定の人生を歩めたはずだ。だが彼は、あえて目前に敷かれたレールに背を向け、自らドラマチックな生き方を求めていく。
 さて、彼の素性をこれ以上語ると、本人からお叱りを受けそうなのでやめにするが、本稿の始めから友人を紹介したのはほかでもない。 実は彼は、熱狂的な創価学会員であった。
 母親の勧めで、同会に入会したのが髙校時代。以来、高校、大学、社会人になってからも創価学会活動に没頭し、幹部という組織の要職についていた。
 彼とは大学の卒業直後あたりに知り合ったが、筆者と会うたびに彼は、「創価学会における信仰の素晴らしさ、池田大作会長(当時)の偉大さ」を熱っぽく説いた。とくに“池田先生”のためなら命も惜しまず、といった決意のほども、彼の口から何度も聞かされた。
 なにぶん、大学の勉学も、社会に出て働く目的も、これすベて「広宣流布のため」「池田先生のため」というのが、彼の人生観だったのである。
 いまでも想い出されるが、場末の居酒屋で、コップ酒片手に“池田先生”を連発するときの彼の目は,それこそ池田氏が好んで用いる「夜空に輝く星のように」キラキラと光っていたものだ。
 それが……、「創価学会? 池田大作? もう勘弁してほしいな」……二年ぶりに聞く彼の最初の言葉がこれであった。あれほど創価学会の信仰に心酔し、池田大作氏を永遠の師と仰いでいた彼に、いったい、どんな心境の変化が起こったのか。

 わが国最大のマンモス教団といわれる創価学会。公称信者数、千七百三十五万人(「宗教年鑑」昭和六十二年版=文化庁編)を擁し、東京・信濃町の本部を総司令部に、全国に所有する会館・研修道場数はおよそ五百力所……。
 規模の大きさは、会員数や建物の多さにとどまらない。周知の通り、衆参議員以下、地方を含めて四千人に迫る公明党議員を抱え、ほか、外郭事業の進出にも目を見張るものがある。
 教育界においては、幼稚園から大学に至るまで幅広く運営し、文化面では民主音楽協会、東京と静岡に美術館、出版、哲学研究所。また、墓地が文化に属するかどうか定かではないが、一力所当たり三万基、五万基といった巨大墓地を、造成中も含めて全国に七力所所有している。
 さらに特筆すべきは、会員たちが“池田先生のお手紙”と呼称する同会の機関紙「聖教新聞」の存在だ。公称、四百五十万部の発行部数を誇る同紙は日刊の発行で、しかも教団の私的機関紙としては異例ともいうべき、一流企業の広告がズラリと並ぶ、このあたりが、宗教法人税法上、とかく問題視されているところだが、それはともかく、一教団の機関紙として、これほどのパワーを持つ新聞は、わが国はもとより、おそらく世界にも類例がないであろう。

 世界に例がないといえばもうひとつ、組織の結束力である。たとえば毎年七月の後半の日曜日、たった一日で、会員たちから千五百億円もの巨額を集め切る集金の素早さは、鉄の組織を誇示する創価学会ならではのお家芸だ。それこそ“神ワザ”といってよい。
 こうした集金に見られる一枚岩の組織体制、さらには千万単位の会員数で、公明党という政治権力を持ち、はては、教育、文化事業から墓苑経営まで触手を伸ばしてきた創価学会、その頂点に立つのがご存知、池田大作名誉会長である。
 昭和五十四年四月、十九年間に及ぶ会長職から名誉会長に勇退(?)したはずの池田大作氏が、創価学会はもとより、政教分離のはずの公明党をも独裁支配し、依然として権力を握り続け、現在に至っている。

 その池田・創価学会は、平成二年に創立六十周年を迎えようとしているが、ここにきて、公明党現職代議士の池田批判が端緒になって、さしもの巨大組織もグラリグラリと揺れ動いている。
 冒頭に紹介した友人は、こうした揺れ動く創価学会に三下り半を突きつけたケースだが、現在、このような学会員、幹部らによる造反の嵐が、全国で吹き荒れている。
 その池田大作批判の要旨とは、
 ① 宗門・日蓮正宗を軽視した池田大作の信仰上の過ち、
 ② 宗門からの独立を謀り、創価学会を私物化している、
 ③ 政教分離であるはずの公明党を完全支配、
 ④ カネのかからない宗教といいながら、学会員から巨億の浄財を集め、資産づくりに躍起……などである。
 金と権力を掌中にし、専横極まりない池田大作氏が、創価学会と公明党を独裁支配し、君臨する限り、本来の純粋なる信仰組織である創価学会を救うことができないとして、反池田グループが、「打倒! 池田大作」を叫び、改革運動を展開しているのだ。

 本書は、創価学会の誕生から隆盛期を経て、今日の歪んだ状態までの全貌をとらえながら、宗門・日蓮正宗との対立関係、スキャンダルが渦巻く学会内部、その諸悪の元凶である池田大作名誉会長の虚像と実像。さらに、「もう我慢ならぬ」と池田大作氏に反旗をひるがえした内部学会員たちの凄絶な反乱の実態を取材し、創価学会が今日抱える問題点、池田大作氏が金と権力を武器に、公明党掌握のもとに天下取りに執着したらどういう事態を招くことになるか--巨大組織ゆえに一般社会に与える悪影響の数々を徹底的に追及した。
 はたして、揺れ動く創価学会は、今後どのように変貌していくか……。
                                 段 勲
  -----(6P)----つづく--

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする