秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

ラーメン「津津(しんしん)」

2012年02月11日 22時15分36秒 | グルメなのか?

 ここしばらく、毎日のように滋賀県で仕事をしています。雄琴を中心に大津、堅田
と走りまわっております。仕事の合間をぬっての昼食ですから、簡単に済ませたい。

と、なるとてっとり早いのがラーメン。「らーめん藤」や「天下一品」、「来来亭」もあり
ますが、それは京都でも食べられますからね。

そこで、目にとまったのがこの「津津」。滋賀以外にもあるそうですが、京都にはなかった
店です。入店してメニューをみたら、赤玉なるものを発見。辛口と書かれています。
   

迷うことなく、それをオーダー。この一週間、ずっと風邪ひき状態。以前なら市販の薬を
三日ほど飲めば完治していたのに・・・。体力が低下しております。

よおし、それなら風邪にはカプサイシンだ!ここで冷静に考えたら、カプサイシンは
ダイエットには効果があるけど、風邪にはどうなんだ?と思いつくはずなんですけどネ。

脳力も低下(退化)してます・・・。

ま、辛いモン食って発汗効果を促す、ってのもアリかも知れません。これが「赤玉」
    

一般市民なら見ただけで腰が引けそうな形態です。しかし、ワタクシはこのテの唐辛子は
さほど辛くないってコトは経験済み。(確かに辛いことは辛いですけどネ)

で、ラーメンの味はどうなんだ?と聞かれても答えようがない。こればっかりは好みがあり
ますからね。白玉にすれば判断もしやすかったと思うけど・・・。

味はともかく、一つ言えることは混雑時にオーダーを聞きに来たのがオジサンだったら、
かなり待たされたり、間違いがあることは覚悟しといたほうがよさそうですョ。

私が注文したのが来るまでに、間違いの2件のクレームと「まだかいな!」というお客さん
の声が耳に入ってきましたから。(私にも2度注文を聞き直しに来たけど・・・)

今回は2度目(前回は赤のさっぱり、今回はこってり)でしたが、あのオジサンは不在。
お客も少なかったけど、オーダーしてからさほど待つこともなく出てきました。

クビになってなきゃいいんだけど。中高年の再就職はキビシイもんナぁ。

 

 


滋賀県 堅田

2012年02月11日 08時13分33秒 | 旅ゆけば

 ここしばらく、堅田で仕事中。堅田といっても滋賀近辺の人以外には馴染みの無い
地名ですよね。琵琶湖大橋の西側です。(これも近畿圏以外の人には分からないか)

私も琵琶湖大橋を渡るときに通過するだけで、じっくり散策をしたことは無かったんで
すけどね。この浮御堂も写真で見たことはあったけど、実物を目にしたのは初めてです。
  

かつては漁港や物流の要の港として栄えた町ですが、大橋ができて以来、忘れられた
かのように、ひそやかな趣の町となった、って感があります。
 

急速に人口が増え、そして減少していった町は「衰退」、という言葉が当てはまりますが、数百年
(いや、もっと昔か)かけて、歴史とともに寂れゆく町は「枯れた町」という感じがします。

こんなコトいうと住んでる人に怒られるか。でも、アタシャ好きなんですよね。人通りの少ない街角
に佇んで、目を瞑れば、かつて大勢の人たちが行きかった気配を感じるんですよね。

         

  

        

↓生首の実物が展示されているのではありません。(当たり前ですけど)
  

浮御堂以外にも歴史的な建造物もけっこう残されています。
  

  

しかし、私が惹かれるのはこのテの町並みです。
  
いったい何時の時代から展示されているのだろう?↑ 

↑呉服店だけど、着物はもう商っていない様子です。今でも営業を続けられているのは
学校関係の体操服などを納入しているから、なんでしょうか?

初めて訪れた町なんですけど、ミョーに懐かしさを感じられる地でした。