秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

雀のお宿。

2011年06月26日 10時22分44秒 | Weblog

 この前保護した雀の雛は、残念ながら相方の実家で昇天したよう
です。チュン太の冥福を祈ります。(チュン子かも知れないけど)

雛を拾う前からですけど、ウチのベランダに一羽の雀が毎日遊びに
来ております。相方は毎朝パンクズを置いてご接待しております。

ここ5日ほどは彼女は出張中なので、代わりに私がその役目をおおせ
つかっているんですけどね。

昨日は忙しくて忘れていたけど、まぁいいでしょ、雀が相方にチクル
こともないから・・・。あ、ブログに書いたらバレるか。

雀、と聞いてザルを連想した人はかなり年いってるんじゃないですかね。

庭先に米粒をまいておいて、ザルにつっかえ棒をしておきます。その棒
に紐を結んでおいて、片方の先は自分が持って身を隠しておくのです。

そうしておいて、雀がやって来て、米粒をつつきだし、やがてザルの下
にやって来たとき、瞬時に紐を引くと、見事に雀をゲット。

の、はずなんだけど、ワタクシ、成功したことは一度もありません。落語で
酒に浸した米を撒いておき、それを食って酔っ払った雀を捕獲、なんての
がありましたけど、それとあまり代わらない捕獲方法だったんでしょうかね。

ザルで見事に捕獲した人はワタクシに申告するように。(冗談ですけど・・)

もう一つ雀の思い出があるんですけどね。20代の頃、仕事で年配の男性
を乗せて伏見区を走行していたときの話です。(エライ昔の話です)

「この辺りに、雀のお宿があってなぁ、瓢箪がいっぱい吊るしてあって、そこ
に雀が何百羽も集まってきたんやでぇ」

ただ、それだけの話なんですけど、ミョーに頭の断片にひっかかっているん
ですよね。(昨日、というかついさっきのコトでも忘れるチカゴロですけど)

チュン太を拾ったり、ベランダを訪れる雀を見て、フト、そんな話を思いだし
たんでしょうか。そうなるとアレは事実だったのか?と疑問に思えてきました。

そこで「雀のお宿」で検索したら、ありましたね。詳しくは左の「雀のお宿」を
クリックしてください。(いつものごとく手抜きですんません)

でもこんな宿があった、ということはだんだん忘れられていくのでしょうね。

昔のままの建物が残されていたら、足を伸ばして「迷所案内」に登録した
いところですけど、残念ながら近年建替えられたそうだから、登録ならず。

「迷所案内」は世界遺産より審査が厳しいのです。(バカもここまできたら、
重要文化財並みですナ・・・・・)