秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「ごまだし」うどん。

2011年06月13日 10時09分18秒 | グルメなのか?

 大分県は佐伯の「ごまだし」の封印がついに解かれる日がやってきました。
そんな大げさなもんでもないか。

この「ごまだし」に使用される「エソ」という魚は、英名では「蛇魚」とか「とかげ魚」
と呼ばれているそうですが、名前だけ聞いたらちょいと食べる気が失せますナ。

淡白で美味い身だけど、小骨が多く、調理に手間がかかりすぎて一般の釣り人
には外道としてあつかわれています。

その身を細かくすり潰したのがこの「ごまだし」です。佐伯では茹で上げたウドン
の上に乗せて、その上から熱湯を掛けまわして食する、とあります。
(すり身に加える調味料は各家庭によってすこしづつ違うそうです。)

で、その説明書き通りにしていただくことにしました。この写真の分量では少なす
ぎたので、後から「ごまだし」を追加しましたけどね。

出汁がないから、相当量乗せないと、かなり薄味に感じてしまいます。ウチの場合、
これに麺ツユを少し加えました。(「ごまだし道」に外れた食べ方ですんません・・・)

これは明らかに、蕎麦、ではなくてウドン用ですナ。淡白な食材との相性がよろしい
ようです。冷奴にも乗せてみましたが、なかなかオツな味でしたョ。

素麺にもヨシ。(まだ試してないけど)パスタはどうだろう?ビミョーなトコですナ。

これも「農漁村の郷土料理百選」に 選ばれていますが、残り九八選(大分のだんご
汁は前に紹介)はどんな料理なんでしょうね。(上をクリックしたらすぐ分かるケド)

「モンドセレクション」よりは信用できるかも?(あ、こんなコトいうとモンドさんに叱ら
れるか。)