秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

呉の街。やまとミュージアム。

2007年09月23日 20時36分50秒 | 旅ゆけば
呉の街を以前訪れたのは、もう5~6年程前でしょうか。
その時も仕事でしたから、観光した記憶は無いですね。

唯一記憶に残ってるのが、喫茶店のトイレで用をたし、財布をそのまま個室に忘れ
て、慌ててとりに戻った事。(呉とまったく関わりありまへんがな・・。)

当然、その頃はこのミュージアムも無かったわけですね。
↓実際の潜水艦の中が見学できます。(後で知ったんですけどね。モニュメントだと思ってた。)
艦内の居住空間はかなり狭い。(らしい。)
この広場にポセイドンの銅像が建てられていましたが、「ネプチューン」と
「ポセイドン」が読み方が違う(ギリシャ語読み)だけで同じとは知らなかった。

一つ賢くなりました・・・・。

   

  

やはり、ゼロ戦とか大和に心ときめかすのは、昭和生まれの男子がほとんどでしょうね。

一番向こうが人間魚雷回天。→

この他、「船をつくる技術」展示室、「未来へ」展示室などの部屋もあります。

大和から引き上げられた遺品や、遺書も展示、ボランティアガイドの方々が
戦争の悲惨さや平和の大切さを訴える説明をされておられました。

さすがに女性連れは少なかったけど、一組の老夫婦が遺品の前で、じっと佇んで
おられた姿が印象的でした。

JR呉駅から徒歩5分。休館日火曜。一般入場料500円。9時開館です。

隣にあるマリンポートピア呉。
ここは競艇の船券売り場。大勢のオジサンたちがモニターのオッズを食い入るように見つめてましたね。
彼らのほとんどは戦死?、舟券は海の藻屑と消えいくのでありましょう。


呉の街。

2007年09月23日 13時29分59秒 | 旅ゆけば
20日午後一時半過ぎに呉駅に到着。とりあえず荷物をホテルに預けて、遅めの
昼食を兼ねた市中散策へ出かけました。
↓ホテルはこのレンガ色のビルの向こう側です。
   
この遊歩道を歩いて「レンガ通りへ」。暑かった~。倒れそうになったもんね。↑

「海軍さんの珈琲」、「海軍さんのカレー」、「海軍さんの麦酒」etc・・・。
   
                      現在の海軍さん、海上自衛隊。↑

ようやくレンガ通りに到着。→

この通り、車の道路と至る所で交差しているので、ボンヤリ歩くのは危険です。
整体(マッサージ)の店で「健康泥棒」、というのを見つけたけど、なんだか
なぁ。健康プレゼントされるならイインだけど、「泥棒」はちょっとヤダ・・・。

ここから再び駅方面へユーターン。脱水症状気味の体を引きずりつつ、
「やまとミュージアム」に向かう爺でありました。

後は後編で・・。もったいつけるホドの話ではないんですけど、ちょいとヤボ用
ができたもんで、また夜にお会いしましょう。

やっちまったナ・・・。

2007年09月23日 10時09分14秒 | 旅ゆけば
西国からの短い旅を終え、京にもどると、都の宵は秋風が・・・。
なんて事はまったく無く、まだまだムシムシの夜でした。

今年の夏は往生際が悪いゾ!

↓昨日、一人、ポツンと取り残された「安浦駅」・・・。


ここはドコ?。 

呉駅発車の時間が広島行きと安浦行きが、同じ5時35分、てのが間違いの始まりなんだな。

まだこの時点ではビールも我慢してたのに・・・。

車中で重松清の「いとしのヒナゴン」下巻の終盤近くを読んでたのも気づか無かった要因の一つ。

この話、むかぁし広島のある地方で起きた「ヒバゴン」をモチーフに書かれた
作品ですが、著者の出身県にも近いのか、広島弁のやり取りが面白く、つい読み
耽ってたんですよね。(広島に居たことだし。)

電車が折り返す時間まで、ボンヤリ煙草を吸いながら、「まぁ、いいかぁ。こんな
事でも無いと、一生この駅に降りる事も無かったろうし。」と自身を慰める。

京都駅に同じくらいに到着する予定だった飲み友達に、こんな事情で今夜は無理
だよ~、と、メール。

返事のタイトルが「やっちまったナ」

「おう、やっちまったぜぃ」、と返信。

このポジティブで間抜けな性格は、もう直しようがアリマセン・・・・。