秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

オタフクソース…。

2007年09月27日 20時15分45秒 | Weblog
商品説明を終えてホテルにチェックイン。 さて夕食を何にしようか、と西条駅近辺をウロウロ。 コレ、といった店も無いし結局スーパーで買い物して帰ってきました。 オツマミセットに付いてたのがこのソース。 広島県代表の「オタフクソース」。ドロソース系の辛味に馴染んだ関西貧乏人には甘いんですよね。 粉モン好きな爺が広島焼きを口にしない要因の一つがこのソースにあるんですね。 でもこの味に馴染んだ人にはコレで無いとダメなんだろな。 余り旅先で外食しなくなったのはこんなトコにも理由があるのかも?


今日の駅弁。

2007年09月27日 14時13分39秒 | Weblog
岡山までは「のぞみ」だったけど、その先はお気に入りの「こだま」に乗り換え。 「のぞみ」の狭い座席で隣の乗客と肘が当たらないよう気を使いながらでは駅弁の味も半減。 乗車率二割程度の「こだま」だと、ノ~ンビリ車窓を流れる風景を楽しみながら食事できますね。 で、本日の駅弁は「桃太郎の祭りずし」に決定! 安易過ぎる感じ?マァいいでしょ。牛肉弁当も美味そうだったけど、やっぱり岡山ならコレ。 ママカリやサワラ、コハダ、シャコetc。(写メ撮ったのに保存出来て無かった…。仕方無いんで食べ終わったパッケージで我慢。) この「まつりずし」江戸時代の始め、池田光政という殿様が派手な祭りを禁じたもんで、せめて寿司くらいは豪華にすべぇ、と作りだしたのが始まりなんですと。 しかし乗客が少な過ぎて、少し寒いナ…。


着付けのお稽古。

2007年09月27日 07時59分17秒 | 着物話
着付け、と言っても一般的な着物の着付けではありません。
反物を着物のような形にしていく作業です。

ピンワーク、とも呼ばれていますが、これは今みたいにピンチを使用しなくて
ピンで生地を留めていた時代の名残ではないか、と思います。
(確信は無いけど、爺が20代の頃習ったときは確かにピンを使ってましたね。)

                 これだけあればピンワークはOKです。↓
  
↑これがピンチ。洗濯ばさみで代用している店もありますが、プロはこれです。
催事会場では一時に何人もの着付けをしなくてはならないので、ADさんは自分
の物とひと目で分るよう色々工夫してます。(それでも紛失しているみたい。)

まずは衿を着けるわけ。ここを綺麗にしとかないとダミ~。当然、若い人(振袖)
、年配の方では衿の合わせ位置は変わってきます。
←前向き。

衿の抜き方にも年齢は関係アリ。→

まず、3~5cm折り曲げて、     

もう一度折り曲げて衿のできあがり。

  


上前を決めて、両袖をピンチで留めれば出来上がり。

ワタクシ自身としては、このような作業は基本的にADさんや、お店の方のお仕事で
作家がするコトでは無い、と思うんですけど・・・。

ただ、近頃では店催事にADさんに入ってもらう余裕が無くなってきてます。

お店によってはピンワークの出来る人が少ない場合もあるので、昔とった杵柄、
思い出しつつ練習しております。

厳しくなってきたなぁ・・・・。

今回はお店のスタッフは、皆着付けできるそうだし、ワタクシのウデの見せ所?
は無さそうです。

昼過ぎに京都を出発、3時から商品説明。今日の仕事はそれでおしまい。
PCは自宅で留守番ですから、また携帯からポチポチ投稿いたしまする。

※基本的に小紋も付け下げも同じやりかたでOKですが、順番等、人によって
多少の違いはあります。今回の写真は付け下げと小紋、両方使っています。
訪問着の場合は絵羽になってますから、もっと簡単。