HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

スミレのように。

2008年02月15日 |  思いのまま

今年度最後の参観がある。
小学校にお世話になるのも、あと少し。
長女から数えてみると、もう10年になるのだな。

思えば、たくさんの嬉しいことや悲しいこと、憤ったことなどがあった。

子育てにしてもそうだ。

まだ就学前の子供たちを抱えて、毎日が本当に大変だった。
誰も頼れる人がなく、愚痴を聞いてくれる人もなく、孤独だった。
検診で親しい人が出来ても、祖母からの嫌味攻撃で辟易した。
でも、歯を食いしばって頑張った。

ちゃんと、見ていてくれる人がいることが分かったから。
ワタシと同じ年頃の娘を持つ人が、言った。
「ひとりで3人の子育てをして、偉いね。ご実家も遠いみたいだし
 ここのおばあちゃんもお手伝いしてないし。
 うちの娘なんか、毎日のように帰ってくるよ(苦笑)」

とても、力付けられた。
そして、道端に咲くスミレのように、雑草のように強くなりたいと、思った。


幼稚園に入り、少しだけ楽になった。
でも、まだまだ親の関わる行事は多く、幼子を連れての参加も多々あった。
それでも、わが子の成長は嬉しかった。

次々、入園。
卒園し、入学。
たくさんの、先輩お母さん方を見た。
しっかりしていて活動的。
PTA活動も積極的で、別の育児サークルに参加もしていたお母さん。
正直、尊敬していた。
でも、その人の子供がいじめの首謀者だった。

自分の子供を守るため、学校に掛け合った。
学校側はいじめの事実を、認めなかった。
ワタシが強硬手段に出て、担任が動いてくれた。

そのうち、いじめ現場を見て、注意した。

そうしたら、首謀者の親が逆ギレして怒鳴り込んできた。
まるで、オッサンのようだった。女性なのに(苦笑)
わけの分からない主張をし、「うちの子に何をした!」と、ワタシを責めた。
尊敬も何も、吹っ飛んでしまった(笑)
そのひとが、かわいそうに思えた。
そして、同じように”わが子を守ろうと”してるんだと思った。

それ以来、ワタシは学校や親とのつながりは持たないようにしていた。

時は流れ、親も教師も職員も、変わった。
ワタシの気持ちも少しずつ解け、変わってきている。
そうだね。
子育てで大変な時間って、本当にあっという間。
これからの自分の人生のほうが、長い。
振り返ってみれば、そんなものだ(苦笑)

もう少しだから、恩返しの意味もかねて少しだけ、色んなことに参加しよう。
思い出の中に、苦かったことも仕舞って。
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