HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

悪口を言うなら

2021年04月25日 | 結婚生活
ある日、子供たちを学校へと送り出したワタシは、
そのまま庭の手入れを始めた。
庭には塀があるので、しゃがんで作業していたワタシが見えなかったのだろう。
塀の外から、義祖母とその友人(近所に一人で住んでいる)の声がし始めた。
少々、タイミングを取ることに難のあるワタシは、
挨拶すべきタイミングを見計らっていた。
その時、なんとなく聞こえる話は、ワタシのことであると気付いた。

これは、出にくい。
どうしよう。

しばらく、そのまま草むしりをして、話が途切れた瞬間に、
ワタシは立ち上がった。

「あら、おはようございます!」

もちろん、笑顔で、聞こえていなかったとばかりに。

その時の義祖母は、表情一つ動かさずいたのだけれど
義祖母の友人はたじろいで、義祖母になにやら話しかけていた。
それを諫めている義祖母。
見ていて“やっぱりな”と思った。
確実に、ワタシの悪口を義祖母の友人は言っていた。

義祖母は、策士だ。
友人の悪口を聞いているだけで、一切発言はしていない。
そうやって、きちんとした【事実】を作る人なのだ。
そして、自分は悪いことはしていないと言い張る。

もちろん、その通りなのだ。
悪いのは、友人のみ。
義祖母の友人は、近所でも評判の表面的にうるさい人で、
今までも、近所のことでまくしたてて
かなりひんしゅくを買っている人だった。

そんな人だったから、ワタシは別に気にせずに済んだのだけど。


どっちみち、ワタシの人生には関係のない人たちだったので、
案外、気にしいのワタシでも、悪口を言われても平気だった。

義祖母の周りの連中は、義祖母の発言をまんま受け止めていたので
ワタシの評判は、悪かったと思われる。
ワタシに言わせれば、周りの連中こそが可哀そうだった。

それは、義祖母の残された日々を見れば、一目瞭然だった。

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