HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

復活ワンコ。

2022年09月03日 |  思いのまま

こんにちは。
朝晩は過ごしやすい気温になってきました。
日中はまだまだ残暑が厳しく、エアコンが欠かせませんね。
・・・今年は値上げにより、使用量が少なくても、
昨年より支払いが高くなりました(泣)

さて、ワンコの余命宣告から、二週間余り。
現在のワンコはというと、見た感じでは弱る以前に近く、元気になっています。
前回の血液検査で、肝臓も腎臓も数値が高かったのですが
膵炎も起こしていて、食欲低下はそれが原因だったそうです。
5年前に登場したという、膵炎に効くブレンダという薬を注射してもらってから
驚くほど、回復しました。

本来であれば、3回、間を空けずに注射するのが良い、それか投薬を続けるか・・・
だったのですが、注射を一回だけしてもらい、様子を見ることにしたのです。
院長先生も、一回だけでもいいんじゃないかと言ってくれました。
これはやはり経験則によるもので、多くの動物たちを診てきた経験者ならではの
見立てなのだと、感じました。

ワンコも食欲はあるようで、自分の食べたいものは、食べるようになりました。
決して量は多くはないですが、日によって食べたいものが違うようで
昨日食べたのに今日は食べない!ってことは、しょっちゅうです(苦笑)
それでもなんとか維持できているのは、毎日の栄養剤と対症療法のお薬のおかげでしょうか。

先日も、再診してきましたが、担当医の若手獣医さんは
「院長と相談して、数値にとらわれることなく、診ていくことになりました」
と、検査をせずに現在のワンコの状態と、見ている家族の状況とを鑑みて
これからを決めていきましょうと、おっしゃりました。

毎日の栄養剤と投薬は変わらず、家での皮下補液は一日おきで量も減り
ワンコの食べたいもの(塩と油は注意)を食べさせる、という方針に。
最近、元気になったので皮下補液の時にあばれるんですよ
なので、一日おきっていうのは、助かります(苦笑)

いつの日か、弱ってしまう日が、来ると思います。
命に期限はありますが、決まった日が分かるわけではありません。
介護や介助は、毎日毎日続きます。
そういった中で、どこまで機嫌よく過ごさせてあげられるか・・・
それが、飼い主の責任であると、思っています。

余談ですが、妹から様々な患者さんの話を聞いてきました。
それは、動物想いから獣医になった彼女の、いわゆる愚痴という形で。
どんなに獣医が動物のことを思って診療にあたっても
飼い主が動かないことには、動物には反映されない、と。
毎度毎度同じことを注意しても、同じ結果を連れてやってくる、と。

そして、経験から先が分かっているため、飼い主の負担にならないように診療しても
それを望まず「元の健康な状態に戻してほしい」と過度の治療を望む飼い主や
ワタシと同じような考えの飼い主が、先のわかった治療を了承したとしても、
病院経営陣に叱られる、といった理不尽さも。
世の中、うまくいかないものですね(汗)

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