HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

情報収集

2010年08月27日 | 病院物語『炭酸ストライプ』

ここしばらく、PCを立ち上げるとブログの更新より、子宮頸がん関連の情報を集めてしまいます。
その情報の多くはブログで、自分の経験をあるがまま書いていらっしゃる方が多いです。
私が以前から欲しかった、本当の情報はまさにソレで、身をもって経験した事細かなことなのでした。
私も同じように書こうとしています。
でも、時折、精神的な面も書いていきたいと思います。

そんな情報の中、Twitterで子宮頸がん関連の情報を流してくれるところがあって、
(@hpvvaccination)そちらからの情報も紹介したいと思います。
自分はすでに前がん状態なので打てませんが、子宮頸がん予防ワクチンが今年になって承認されました。
予防できるなら、予防した方がいいと思うのですが、これについては助成がなく、
高額になるため打ちたくても打てない人が多く出てしまうのです。
国に助成を訴えても、今の国には予算がなく、助成については足踏み状態。
それならば、と、地方自治体が動きました。
地方自治体も、そんなにお金があるわけではありません。
だけど、なんとかカバーできる範囲内なのでしょう。
でも、そうすると、地域によって医療格差が出来てしまいます。
これもまた、問題です。

そして、同じ女性の中でも、冷静に考えておられる方もいて、その人は次のように書いていました。
●子宮頸がんになる女性は、0.15% 年間15,000人が罹患
●子宮頸がん罹患率は、100万人あたり140人。人数としては少ない。
●ワクチンが有効なのは、100種あるHPVのうち、16・18型の2種
 (4価ワクチンは承認待ち)
●ワクチンの有効期間が定かではない。
以上のような理由から、今のこの時点で多くの税金を投入してまで接種する必要はないのではないか、ということでした。

確かに、そうかもしれません。
でも、そのたった0.15%の中に入ってしまった人間には、
「ワクチンを打っておけば・・・」という気持ちがあるのも事実です。

ウィルスとワクチンは、いたちごっこです。
でも、それでも戦い続けることになるのです。
それならば、今からでも、出来ることがあるはず。
助成が無理ならば(その間にも死者は増えるかもしれないけど)検診に来た人から採取した検体のウィルス型を特定する(個人でする場合21,000円かかったと書いている人もいましたし、HPV51型による発症もありました:16・18・31・33・52が高リスク型)
データを取り、ワクチンを開発する。
ワクチンの有効期間が短かったならば、長くする、もしくは、定期接種するといった方法に変える。

素人考えですが、予防できる病気ならば、より確実に予防できるようになって欲しいと思うのです。

参考HP 医療ガバナンスメールマガジン

コメント
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