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ハマってしまいましたねぇ、東野圭吾氏に(苦笑)
2冊まとめ買いとかして、少しずつ読むはずだったんですが(^^;
不思議ですね~
読み始めたら、止まらなくって。
『これが伏線なんだろうか?』
『展開が速い。どうなるんだろう・・』
『犯人は・・・この人かなぁ?』
などど、考えながら読んでしまいます。
東野氏の本は、必ずこういう状態になってしまう(^^ゞ
主人公、俊介。
容姿の良い妻、そして小学6年生の息子がいる。
しかし、息子は妻の連れ子。
そう、俊介と息子とは血のつながりはない。
そんなこともあってか、俊介は同じ会社の女性を愛人にしていた。
受験を控えた夏の日、とある湖畔の別荘で缶詰授業が行われる。
そこには、同じ中学を受験する4組の親子が参加していた。
そこに、参加するとは思われていなかった俊介が現れる。
そして、「忘れ物を届けに来た」と、愛人までもが現れる。
4組の家族と愛人が接点を持ったとき、殺人は起きた。
犯人は・・・妻。
「私が殺したの」
そして、狂気の夏が始まった。
少し、こじ付けかな、と思う部分はあったけど、面白かった。
最後は、【親として】生きていかねばならないという感情が表れていた。
もし、自分がそういう立場だったら、狂気に駆り立てられるのだろうか?
【親】【人間】と同じでありながら、相反する立場に立たされてしまう出来事。
選んだ立場によって、進む道が変わってしまう・・という展開の一冊。
でも、中学受験を経験したワタシは、「そうはならない」という自信はある(笑)
当たり前だ、子供の出来が違う(爆)