ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

今頃、録画DVDで鑑賞 「無頼 人斬り五郎」 小澤啓一監督 1968年

2020年08月18日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「無頼 人斬り五郎」 小澤啓一監督 1968年

無頼シリーズの4作目。調べてみると、1968年に5作公開されている。これはすごい。
2ヶ月に1本は撮影され編集して公開されているスケジュールになる。渡哲也は、ほぼ毎月この無頼シリーズの撮影してたんですね。この年1968年3月に「黒部の太陽」が公開されています。石原裕次郎、渡哲也それぞれの道を歩んでいた頃ですね。私は、田舎で何も考えずに中学生活を満喫していました(笑)

この作品から、主題歌のメロディーに、渡哲也の歌が入っています。いい感じです。カラオケで歌ってみたいです(笑) 肩で風切って映画館を出てきた頃を思い出したい・・・(汗)

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ヤクザの胸は何故に寂しい
流浪の果ての虫ケラに 心を許すダチもなく 黒ドスひとつ握りしめ
男が咲かす死に花は 花なら赤い彼岸花
俺しか知らぬ無頼の心
ドスで刻んだお前の名 虚ろな胸の片隅に 想いを今も抱きながら
夕陽の果てに燃えあがる 明日と呼べぬ日がいつかくる

新東宝ハンサムタワーの一人、高宮敬二が演じた、名振会の幹部・大羽が長身で目立っていました。調べると、1959年に新東宝でデビュー、1961年に松竹に移籍。1967年に東映に移籍となっています。で、1968年にこの日活映画に出演出来たいきさつはなぜだろう。そして1969年に東映で「緋牡丹博徒 二代目襲名」に出演している。5社協定が崩れ始めていたせいかもしれません。87歳で、まだ御存命のようです。