ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

今頃、録画DVDで鑑賞 「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動!」 2019年公開

2021年05月31日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動!」 2019年公開

タイトル通りの映画でした。あまり期待していませんでしたが、人間関係がわかれば、おもしろい。みんな悩みを持ちながら、それでも生きている。泣き叫びながら、それでもどっこい生きている。とてもいい映画でした。イタリアで150万人が見たそうです。

今頃、録画DVDで鑑賞 「リチャード・ジュエル」 C・イーストウッド監督 2019年公開

2021年05月28日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「リチャード・ジュエル」 C・イーストウッド監督 2019年公開

実際にあった事件で、マスコミの過剰報道で第1発見者が、犯人扱いにされてしまうという怖い映画でした。マスコミは間違えると、本当に怖い職業ですね。誤報道だと証明されるきっかけと展開が、本当は面白いはずなのに、アッサリと片付けてしまって、無実が証明される。誤報道を流したマスコミの責任も追及されず、あれっ、と肩すかし。

今頃、録画DVDで鑑賞「アマンダと僕」 2019年公開 フランス映画

2021年05月27日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞「アマンダと僕」 2019年公開 フランス映画

突然母親を亡くしたアマンダを、母親の弟が預かっていくストーリー。心の準備が出来ていない二人のふれあいに感動します。ウィンブルドンテニスがうまく組み込まれているのも、テニスファンとしては、最高でした。

今頃、録画DVDで鑑賞 「人生劇場青春篇 愛欲篇 残侠篇」加藤泰監督 1972年公開

2021年05月26日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「人生劇場青春篇 愛欲篇 残侠篇」加藤泰監督
1972年公開

青成瓢吉:竹脇無我 吉良常:田宮二郎 お袖:香山美子おとよ:倍賞美津子

学生の頃名画座のオールナイトで見た記憶があって、感動した記憶がありました。ヤクザ映画があまり好みではない私が、50年たって当時何を思ったのか、振り返りたくなりました。やはりとても面白く見ました。いや、すごく面白く見ました。特に、香山美子さん、倍賞美津子さんは素晴らしかった。女優陣は最高でした。こんな美しい倍賞さんは・・・ため息が出ます。出演者達に、気合が入っているのがはっきりとわかります。これが映画なんだと強く思いました。必見の映画だと思います。ぜひ!

今頃、録画DVDで鑑賞 「幸福なラザロ」 2019年公開 イタリア

2021年05月25日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「幸福なラザロ」 2019年公開 イタリア

これは素晴らしい映画でした。フェリーニの「道」や「カビリアの夜」を思い起こさせる映画でした。男版ジェルソミーナ。フェリーニ映画のように泣き叫びはしませんが、静かに感じさせてくれます。「音楽がついてくる」というセリフのラストシーンには、大感動。必見の映画です。

今頃、録画DVDで鑑賞 「天国でまた会おう」

2021年05月24日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「天国でまた会おう」2019年日本公開

第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマという解説もあったが、いやいやクライムドラマではなく親子の愛憎ドラマでした。それはそれは辛くて悲しかった。和解した後に待っている、お待ちかねのどんでん返し。カメラワークが素晴らしく、カメラ動き回りの、1カット長回しをどうやって撮影したのか聞いてみたい。

今頃、録画DVDで鑑賞「COLD WAR あの歌、2つの心」2019年日本公開

2021年05月19日 | そんなご舞台な2021年
今頃、録画DVDで鑑賞「COLD WAR あの歌、2つの心」2019年日本公開

モノクロームの美しい映画でした。感動しました。無駄なセリフがなく、素晴らしいです。ヒロインのヨアンナ・クリークという女優さんだけでなく、出演者全員かっこよかった。悪役の人もいたが、それすら品よく見えました。必見です!

今頃、録画DVDで鑑賞 「青の稲妻」 ジャジャン・クー監督 2003年公開

2021年05月18日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「青の稲妻」 ジャジャン・クー監督 2003年公開

貧しい中国の若者達の姿。たかだか20年前。ここから一気に中国は大成長を遂げる。しかし、現代の中国でもその成長の裏で、苦悩している若者達がきっといると思う。その姿が妨害なくちゃんと見られる時こそ、真の中国の成長の証だと思うが、そうなったらそうなったで、成長した中国が恐ろしくもある。

今頃、録画DVDで鑑賞 「蒲田行進曲」 深作欣二監督 1982年公開

2021年05月14日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「蒲田行進曲」 深作欣二監督 1982年公開

これも40年ほど前の映画。若い頃は、すげー面白いと思いながら何度も見ましたが、だんだんとこの映画の熱量の高さと、ベタベタ感がうっとおしく感じるようになって、しばらく離れていた時間がありました。やっと30年ぶりぐらいに見たのかな。やっぱりすごい!この編集のテンポの早さは尋常ではない。芝居の間というものを、すべてセリフで埋めていて、慌ただしいことこの上ない。しかし、このスピードが心地いい。つかこうへいが、あの頃若者達にすごい人気だった事がわかる。つかこうへい舞台を見て、俳優を志した有名人をたくさん知っている。そりゃ、このマジックにかかったら、若者はひとたまりもないだろう。描かれているような映画の世界の片隅で、ずっと生きてきた私ですが、いまや、もうこのような俳優はいないし、俳優とスタッフの関係もないし、映画人そのものがいなくなって、TVの世界で生きてきた強者達に、あえなく蹴散らされてしまった。その現実を今この目で見ている。

今頃、録画DVDで鑑賞 「僕たちは希望という名の列車に乗った」 ドイツ 2019年公開

2021年05月13日 | そんなご舞台な2021年
今頃、録画DVDで鑑賞 「僕たちは希望という名の列車に乗った」 ドイツ 2019年公開

タイトルがとても気になっていました。そんな映画はやっぱり、感動的な映画でした。ただ単純な社会主義=悪、資本主義=善という構図よりも、仲間を裏切る、守るのサスペンス青春映画ともいえます。カメラワーク、衣裳などとてもクオリティーの高さを感じました。この若者達が成長して、どうなったんだろう。気になります(^^) 必見です。

今頃、録画DVDで鑑賞「フタバから遠く離れて」 2012年公開

2021年05月12日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞「フタバから遠く離れて」 2012年公開

震災の後すぐに撮影に入っている事に、映画作家としての舩橋監督の、いてもたってもいられない心情がよくわかりました。被災者の方々も、転々と住まいを変えなければならない事、遺品を必死で探す様子が心痛い。もっと悲惨な映像があったかもしれませんが、それはもう見たくない。直接な被害がなかった私でも、そんな気持ちになっています。悲惨な映像を前面に押し出さなかったことも、この作品の良識が理解出来る。ただ、被災された方々に、我々日本人として、これから何が出来るという答えも、見つからないのも事実であって・・・一方で、原発のおかげで十分な税金の恩恵を受けてきた事に対する「けじめ」はどう考えるのか、その方向も見えないのも感じました。


今頃、録画DVDで鑑賞 「れいわ一揆」 2020年公開

2021年05月10日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「れいわ一揆」 2020年公開

馬を従えて選挙活動なんて、見た事も無く聞いた事も無い。それだけでもつかみはOKでした。疑問に思うところもあったのですが、それを含めての、このドキュメンタリーなんだと理解。落選した女性候補者が、明日から働くところがないという現実も、あったのですね。

今頃、録画DVDで鑑賞 「戒厳令の夜」 山下耕作監督 1980年公開

2021年05月06日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「戒厳令の夜」 山下耕作監督 1980年公開

40年も前の映画。こんな映画があったんですね。この映画が作られたいきさつはどうだったんでしょう? まだ若かった私は、ぼんやりとこの映画をやり過ごしてきました。私の少し上の世代が、熱い思いを持って作った映画のように感じました。その熱い感情を理解出来る世代は、もういないのかもしれませんね。花火のような幻の映画と言えるのでしょうか・・・鶴田浩二の迫力に圧倒されました。