ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

今頃、録画DVDで鑑賞 「見えないほどの遠くの空に」 2011年公開

2022年01月20日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「見えないほどの遠くの空に」 2011年公開

撮影現場は、ほぼ大学の映画研究会の部室、公園、商店街、喫茶店、自分の部屋の5カ所。予算はほとんどかけられていない。最初よくある映研の話で、あまり期待できないなぁと見始めましたが、なかなかおもしろかった。予算はなくても、おもしろい映画作れる証明ですね。

今頃、録画DVDで鑑賞 「一枚のハガキ」 2011年

2022年01月18日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「一枚のハガキ」 2011年

赤紙がきて戦争へ行く話だと予想はつきましたが、それが、予想以上におもしろくて、ぐいぐい見てしまいました。「戦争」について、この切り口の映画は見た事がありませんでした。そこには、新藤兼人監督の実話から来ている、リアリティーがあるんです。さすがです。傑作です。

今頃、録画DVDで鑑賞 「モア」 1969年製作

2022年01月17日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「モア」 1969年製作

私が18才頃見た事があって、この映画が50年ぶりぐらいに日本で公開されると知って、見に行きました。麻薬がからんで暗い映画だった記憶があったのですが、その以上にまぶしいほどに美しいミムジー・ファーマーの裸体の、50年の時空を越えた美しさに感動。

今頃、録画DVDで鑑賞 「天井桟敷の人々」 1945年

2022年01月14日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「天井桟敷の人々」 1945年

昭和20年に公開された、超有名な映画、歴史的映画。やっとこの年になって初めて見た事を告白します(笑) なんでこの映画が映画史に残る映画なのか、わかった気がします。ストーリーは純愛ドラマで、そう簡単には成就しません。私はストーリーよりも、このエキストラの超絶に多いことに衝撃!ワンカットに1万人ぐらい出てるかもしれない。そのすべての人たちがその時代の衣装を着ている。これはすごい。いったい何時から準備したんだろう。その1万人が一斉に動き出す、ながーいながーい超絶なカットの数々。テスト繰り返して、「はい、もう一度やりまーす」と叫んでいる助監督が目に浮かぶ。1万人が、馬車や神輿なども、もとのスタートの地点まで戻る様子。ああ、こんな映画の助監督に付きたくないなぁ・・・・(笑)撮影は、第二次世界大戦中、2年かかったらしい。唖然とするよ。

今頃、録画DVDで鑑賞 「工作・黒金星と呼ばれた男」 2018年公開

2022年01月13日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「工作・黒金星と呼ばれた男」 2018年公開
いやー、時代と人間関係を理解するのがたいへんだった。深いエピソードが絡み合ったストーリー展開なんだろうけど、その事を感じはするものの、ほとんど理解できぬままだったのが実感。ロケや美術関係、音楽には、そうとうお金がかかっている事はわかった(笑) そして映画音楽が、大オーケストラでくっついてくる。音楽で観客の感情を高ぶらせる意図が見えてくる。そのあたり、品があるとかないとか、評価の分かれるところだなぁ。日本映画では、そのあたり音楽に頼らない方というのが傾向かなぁ。予算がない事の言い訳か・・・

今頃、録画DVDで鑑賞 「帰郷」 萩生田宏治監督 2004年

2022年01月07日 | 映画の光と影
今頃、録画DVDで鑑賞 「帰郷」 萩生田宏治監督 2004年

新年早々、素敵な映画を見ました。本当はワインを素材にしたスペイン映画だと思って見始めましたが、同じタイトルの日本映画でした(^^ゞ これも何かの縁だと思い、なんとなく見始めたら、素晴らしいストーリー展開でした。この映画とは本当に失礼な出会い方でしたが、素直に感動しました。今年はよい事がありそうな気がします。西島秀俊さん片岡礼子さんなど出演者最高でした。この映画が、キネマ旬報のベストテンに入っていないなんて・・・・