ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

映画「さよなら歌舞伎町」

2015年03月25日 | 映画の光と影
映画「さよなら歌舞伎町」

ファーストシーンの、窓外から手持ちカメラが、だんだんと室内に入っていき、前田敦子と染谷将太のカップルを撮り始めた時、なんだか違和感がありましたが、だんだんとストーリー展開がおもしろくなって、グイグイと引きつけられました。その違和感は、狭い空間に第三者が入って撮影しているという冷めた目線を感じたんです。無理矢理に長回ししなくても、定点撮影した方が、しっくりいったように思いました。この映画は、本当に脇のキャスティングがすばらしい。韓国人のイ・ウンウとロイのカップル、家出少女の我妻三輪子、女性刑事の河井青葉は抜群でした。だからこそ、肝心の役に物足りなさを感じましたが、出来るところまでギリギリまで頑張ったのかもしれません。脇の俳優陣にエールを送りたいです!

録画DVDで鑑賞 「バックコーラスの歌姫たち」

2015年03月23日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「バックコーラスの歌姫たち」

バックコーラスから、メインの歌手に成り上がっていく人やら、さまざまなバックコーラス・ガール達の生き様がドキュメンタリーされています。残念ながら、こういった音楽に疎いボクは、この映画のよさを満喫出来なかったけれど、飽きずに最後まで見ました。誰が誰かよくわからないのが、残念でなりません。ああ自分の素養のなさが暴露されました(笑)

2014年度、吉川事務所「御招待大賞」発表!!!

2015年03月20日 | 御招待大賞
2014年度、吉川事務所「御招待大賞」発表!!!

山内ケンジ「トロワグロ」 城山羊の会 @下北沢スズナリ

招待していただいて、私なりに最高だった思う舞台に、毎年勝手に「御招待大賞」を差し上げています。去年見た舞台が69本。その中で、忘れられない舞台が4本ほどありました。迷ったあげく2014年は、「トロワグロ」 城山羊の会に決定しました。
そう思って連絡を入れた途端、第59回岸田國士戯曲賞が発表され、山内ケンジ「トロワグロ」が受賞しました。演劇界の芥川賞とも言われる岸田國士戯曲賞作品に、「御招待大賞」を差し上げるなんて、なんともこっぱ恥ずかしい事になってしまいましたが、私の鑑賞眼もすてたもんじゃないと、自画自賛してもいいんじゃないかと、開き直っています。
ワインのビンラベルに、「トロワグロ」のチラシを印刷したら、素敵に仕上がりました。山内さんは飲めないそうですが(^^;)これをプレゼントしました(^^)すばらしい舞台、ありがとうございました。
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舞台61「トロワグロ」 城山羊の会@下北沢スズナリ

いやー、おもしろかった!最高です。城山羊の会は、いつ見てもおもしろいと感じます。今回は、石橋けい・平岩紙のバトルでした。何にも事件は起きないけれども、それでも1時間40分十分楽しめる。これは非常に難しい挑戦だと思います。でも、見事な出来上がりに、帰り道ニコニコでした。このユニットは見続けたいと思います。

舞台19「奇妙な果実」@下北沢シアター711

2015年03月17日 | そんなご舞台な2015年
舞台19「奇妙な果実」@下北沢シアター711

終演後、後ろの客席から「おもしろかった」「すごいね」の声が聞こえたけれど、ひねくれ者のボクとしては、正直物足りなさを感じました。それはやっぱり、ボクがいつも物差しにする「サムシング・ニュー」でしょうか。そこのパンチ力がもう少しほしかったです。

「惨敗の理由」 戸塚 啓 (株)KADOKAWA 2014.12.30 初版

2015年03月13日 | にわかサッカーファン
「惨敗の理由」 戸塚 啓 (株)KADOKAWA 2014.12.30 初版

今さら、日本サッカー代表の惨敗の理由は、もうなんとなくわかっているのだが、それをはっきりとザッケローニ監督から、言葉にして聞いてみたいという気持ち、それはわかります。でも、失敗を認めさせよう的なニュアンスがありありありで、読後感は心地よいものではありませんでした。


舞台16「必要とされている、と思う病気」箱庭円舞曲第21楽章@下北沢駅前劇場

2015年03月12日 | そんなご舞台な2015年
舞台16「必要とされている、と思う病気」箱庭円舞曲第21楽章@下北沢駅前劇場

作者本人が「結核」になって体験した事がベースになっていました。ほんの数ヶ月入院したことで、自分の立ち位置が大きく変わった現実、看護士さん達の人間ドラマが、おもしろおかしく、最後まで飽きさせずに見せてくれました。その2つの核でストーリーが展開するのですが、少し物足りなさも感じたこともありました。自分が必要とされているのか、いないのか、もう少し主人公を追い詰めてもよかったかもしれません(笑)もっと奈落の底に落としてもよかったような(^^;)そうしなかったところに作者のやさしさが出ていたようでもあるのですが・・・ラストあたりの時間経過の間、誰が亡くなったのか一瞬わからなくなったのが残念でした。

録画DVD鑑賞 「もうひとりの息子」 フランス映画

2015年03月11日 | 映画の光と影
録画DVD鑑賞 「もうひとりの息子」 フランス映画

2012年・第25回東京国際映画祭で、最高賞の東京サクラグランプリと優秀監督賞の2冠に輝いたドラマ。出産時に取り違えられた子供の視点で描かれていました。取り違えと、おまけに一方がイスラエルのユダヤ教、もう一方がパレスチナという2重に絡み合った設定。あまりにも設定が作りすぎの気配も感じましたが、それをしっかりと描いていて、そのリアリティ作りが成功したゆえの、感動作になっていました。サクラグランプリ獲得も納得です。

録画DVDで鑑賞 「そして父になる」

2015年03月10日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「そして父になる」

今頃になって見ました。申し訳ない。すごくいい映画でしたね、やっぱり。子役がすばらしい(笑)カメラをほとんど意識していない二宮慶太クンの、ピュアなまなざしにやられてしまった(^^;)リリー・フランキーは、やりたいほうだい。でも、その自然さが抜群でした。その自然さに、エリートの道を来た福山雅治への厳しい批判がこめられていて、それは見事でした。普通なら、福山雅治・真木よう子の夫婦とリリー・フランキー・尾野真千子の夫婦の組み合わせにするところを、あえて逆にしたのも、成功だったかもしれません。もちろん、どっちでもいけたと思いますが(笑)ピアノソロも効果的だったなぁ

あべかどナイト@下北沢ブルー・ムーン

2015年03月07日 | こらむ
あべかどナイト@下北沢ブルー・ムーン

初めて参加した「あべかどナイト」中年のおじさんのファンで満員。そのおっさん達がテーブルの下においた鞄から取り出したのは、ペンライト。もうびっくり(笑)歌に合わせて、みんなそのペンライトを振るんですよ。もう宗教かと思いました。そのおっさん達はもう60過ぎに見えるりっぱな、背広を着た恰幅のいい部長さん達のよう。圧倒されました(^^;)でもその写真はアップ出来ないなぁ(笑)ピアノが赤石香喜。

舞台15「ぶた草の庭」 MONO第42回公演 @下北沢スズナリ

2015年03月06日 | そんなご舞台な2015年
舞台15「ぶた草の庭」 MONO第42回公演 @下北沢スズナリ

チラシがかわいくてとってもいい感じで、舞台を見るのが楽しみでした。普通だと思える情況だけど、実はとんでもない情況に陥っている事を、おもしろおかしく自虐的にストーリーが展開します。やはり、MONOはおもしろい。この上質な演劇を、もう42回も続けているなんて奇跡という他ありません。

『“本園太郎+Sammy”』@下北沢ブルームーン

2015年03月05日 | こらむ
『“本園太郎+Sammy”』@下北沢ブルームーン

久しぶりに、本園太郎さんのギターを聞いた。彼のギターはなぜか気持ちいい、説明がつかない。うますぎるのか(笑)ボーカルも最高。ただ、最近高音が出にくくなって来たんじゃない(笑)Sammy(vo)の歌声も1年ぶりぐらいに聞いた。最近は、歌の先生もやってるらしい。初めてお会いした、タケオ(key)さん。本職はドラムらしいが、キーボードもなんでもござれの音楽家。長身ですごいハンサム。まるで福山雅治ばり(^^;)女子はほっとかないよね絶対(^^;)彼のファンがちらほら。やっぱりね。この3人、昔は尖ってたというのがよくわかるライブでした。あ、CD買うの忘れた・・・

【出演】
本園太郎(vo,g)
Sammy(vo)
タケオ(key)


舞台14「午前5時、立岩展望台にて」北川企画1@下北沢楽園

2015年03月04日 | そんなご舞台な2015年
舞台14「午前5時、立岩展望台にて」北川企画1@下北沢楽園

北川大輔さんの自伝演劇でした。神童・天才と幼少期の頃言われ、進学校に進みだんだんと挫折していく様を、おもしろおかしく自虐的にストーリーを進めていきます。まぁ、誰しもという訳ではありませんが、よく似た幼児体験をした人も多いでしょう。そして、バイトや恋。そして将来について思い悩む様は、俳優をなりわいとしている人は、心に痛切に感じる事でしょう。さあ、彼はこのあとどんな人生を進んで行くのか、5年後、10年後を見てみたいものです。

録画DVDで鑑賞 映画「ツーリスト」

2015年03月03日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 映画「ツーリスト」

ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演の映画でした。あのベネチアの大ロケーションというだけで見てしまいました(笑)ベネチアを舞台にした映画は、なるだけ見るようにしているのですが、これまで見た映画の中で、一番ベネチアを盛りだくさん撮影していたんじゃないかなぁ(笑)内容は、完璧なハリウッド映画です(笑)