ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台70 「道玄坂奇譚」 現代能楽集Ⅷ @世田谷パブリックシアター

2015年11月30日 | そんなご舞台な2015年
舞台70 「道玄坂奇譚」 現代能楽集Ⅷ @世田谷パブリックシアター

予想以上のおもしろさでした。特に、眞島秀和の演技力の振り幅の大きさに拍手です。難しい素材を、うまくまとめました。しかし、何か、どこかよくわからないつじつまのあわさな感が、不思議な雰囲気になっていて、それがこの舞台のテイストでしょう。それはうまく出ているように思いました。

舞台69 「もっと美人だった」 箱庭演舞曲 第22楽章@下北沢スズナリ

2015年11月29日 | そんなご舞台な2015年
舞台69 「もっと美人だった」 箱庭演舞曲 第22楽章@下北沢スズナリ

期待度が高かったのもあり、もう一歩の印象がありました。上演時間が、2時間越えだったせいか、ラスト10分が急ぎすぎてまとめてしまったのかな。
ザンヨウコさんの、他の女優さんには感じない味わいに、ついつい引き込まれ(笑)牛水里見さんのオーラに、ついつい引き込まれ、そこはいい意味でのブラックホール世界(笑)

舞台68 「バイオハザード・ザ・ステージ」@EXシアター六本木

2015年11月27日 | そんなご舞台な2015年
舞台68 「バイオハザード・ザ・ステージ」@EXシアター六本木

スピード感たっぷりで、若い出演者達も一生懸命で、とても好感を持ちました。ワハハの梅垣さんも「おじさん味」をうまく効かせていい感じでした。ただ劇場が広すぎて後部座席には空席が目立ったのが、残念でした。

舞台67 「バカの大様」 丸福ボンバーズ @千歳船橋APOCシアター

2015年11月16日 | そんなご舞台な2015年
舞台67 「バカの大様」 丸福ボンバーズ @千歳船橋APOCシアター

なかなか上質な舞台でした。セットもしっかりと作り込まれていて、これで、前売り・当日2000円は、安すぎる(笑) ストーリーも大きな破綻もなく、出演者もみな、チャーミングでした。しいて言えば、上演時間が2時間を越えるのがきつい事。テンポを出そうとしたせいか、みなセリフを急いでいる印象がありました。

録画DVDで鑑賞「旅するジーンズと19歳の旅立ち」

2015年11月13日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「旅するジーンズと19歳の旅立ち」

「旅するジーンズと16才の夏」という映画の続編。なんの予備知識もなく見てしまったが、これは女子中高生向けの、爽やかな青春映画でした。きわどいシーンはうまく避けて、しかし、しっかり性の問題は取り上げている(笑)この映画、編集がうまい。むだなカットがなく、テンポよくストーリーが進行して、私が見ても全く飽きさせなかったから、それはすごい(笑)

録画DVDで鑑賞「リアリティー」

2015年11月12日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「リアリティー」

TVのオーディション番組に出る事を信じて、夢と現実がわからなくなる映画でした。2012年のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した作品でした。ファーストシーンの空撮と、ラストシーンの空撮は見事でした。が、感動するまでにはいたらずでしたね。結局、映画祭で賞を獲得した作品で、あまりいい物に出会わないなぁ・・・

録画DVDで鑑賞 「新しき世界」 韓国映画

2015年11月10日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「新しき世界」 韓国映画

韓国映画テイスト満載の映画でした。まず目を被うような暴力シーンで始まり、女性を痛めつけ、重いシーンでは必ず雨を降らす。これが韓国映画の特徴のような感じがします。2重スパイのイ・ジョンジェの悲しく辛い表情が、この映画を支えていました。いい俳優さんのような気がします。名前をやっと覚えました。でも、半年もすれば忘れそうです(笑)

録画DVDで鑑賞 「殺人の告白」 2012年韓国

2015年11月06日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「殺人の告白」 2012年韓国

なかなか強引な映画でしたが、グイグイ引っ張っていくストーリー展開に巻き込まれてしまいました。圧倒的な腕力は、さすが韓国映画の力を感じました。そして、パク・シフの美しすぎる殺人犯にも驚きです。でも、振り返って考えると、あれこれつじつま的にどうなってるんだと思わせる部分もあります。しかし、そこに気がつかせない映画のパワーがありました。

録画DVDで鑑賞 「ネブラスカ」 2013年

2015年11月05日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「ネブラスカ」 2013年

カンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得した映画でした。高額の宝くじが当たったと勘違いした、初期痴呆症の父親とともに、その当選金を受け取りに行こうとするロードムービーでした。父親のボケぐあいの演技は見事でした。男親の気持ちはよくわかったのですが、その妻の愛の見えない様子は、ちょっと意味不明だったかな。アメリカ人には、ニヤリとするところがあったかもしれないけど・・

録画DVDで鑑賞 「インサイド・ルーウィン・デイビス・名もなき男の詩」

2015年11月04日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「インサイド・ルーウィン・デイビス・名もなき男の詩」

コーエン兄弟の監督作品なんだけど、私はちょっと乗れなかった。1960年代のグリニッジ・ヴィレッジのフォークシンガーが主人公。この主人公は、アメリカ人らしくなく控えめでおとなしい。あまり主張もせず、貧乏くじをひいている。この設定に、ちょっとなじめなかったなぁ(笑)しっかりしろよ、お前、何やりたいんだ、どうしたいんだと私は叫んでました(笑)

舞台65 「東京裁判」 パラドックス定数35項@俳優座劇場

2015年11月02日 | そんなご舞台な2015年
舞台65「東京裁判」 パラドックス定数35項@俳優座劇場

私は初見ですが、パラドックス定数の代表作品の一つのようでした。予算をかけなくても出演者5人、テーブルとイスだけで、あの東京裁判の法廷を表現できるのですから、見事のひとこと。おまけに11人の裁判員と検察サイドも、出てくるのですから、本当にすごい!!前半は、ねらいが読み取れなくて戸惑いましたが、ある時スイッチが入った瞬間に、すべてを理解出来ました。傑作です!!