ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

映画「空気人形」

2009年09月29日 | 映画の光と影
映画「空気人形」

是枝監督の作家性が、存分に充満した映画でした。この時代、このような超エンターテイメントでもなく、作家性に満ちた映画が撮れる幸せを感じました。私自身が、助監督からの先の人生を、模索していた時期に、このようなマネキン人形をモチーフとした脚本を書いた事があり、その頃のことをすごく思い出して、泣きたくなりました・・・

2009年9月14日(月)から

2009年09月28日 | ぼやき日誌2009
2009年9月14日(月)
しばらく映画の現場に出ていたので、久しぶりの事務所。郵便物の整理と、経理作業。午後から隣の部屋でギャラ交渉・・・頭を下げてばかり・・・万歩計を発見!!机の下に隠れていました。
今日の万歩計、5600歩。

2009年9月15日(火)
9時30分に渋谷着。すぐ目の前の啓文堂でサッカーの雑誌を買う。そのまま事務所へ。今日もギャラ交渉・・・頭を下げてばかり・・・
今日の万歩計、5700歩

2009年9月16日(水)
午前中は、病院で検査。別に何も悪い所はなく安心。午後から映画の打ち合わせ。なかなかおもしろくなりそう。事務所に戻って、今日もギャラ交渉・・・頭を下げてばかり・・・
今日の万歩計、7600歩

2009年9月17日(木)
なんとなく早く事務所に出てしまう。10時にはもう事務所にいる。仕事していると、スタッフのH嬢が地方ロケから元気に戻ってくる。約1ヶ月半ぶり。なんだかたくましい表情になっていた。夜は20時から、振り替えでテニス・スクールに行く。
今日の万歩計、1万歩!

2009年9月18日(金)
今日も10時に事務所に着いてしまった・・・12時から歯医者。夕方、マネージャーさんとの打ち合わせ。などなど・・・
今日の万歩計、8000歩

宇都クンに会った

2009年09月28日 | テニスの玉子様
撮影現場で、宇都クンに会った。

私「なかなか、バック・ハンド」が上手くできないから、もう、バックは全部スライスで返す事にしようと思うんだ」
宇都「ああ、それはいいですけど、ダブルスだとすぐバレてポーチにあいますよ」
私「ほんと?」
宇都「ダブルスでは、標的ですね」
私「ひぇー」
宇都「スライスに構えた瞬間に、ボクは出てましたから」
私「・・・」
宇都「シングルスなら効果的かもしれませんね」
私「じゃ、結局はバックを磨くしかないんだ・・・」
宇都「ええ」

固く、決心した私です。

「がん騒動・5最終回」

2009年09月20日 | こらむ
「がん騒動・5最終回」

いよいよ運命の日が来ました。診察室に入ると、あの妙に冷静な若い男性医師がいました。ニコリともせず、

若い男性医師「検査の結果、悪性ではないという事で、ぼそぼそ・・・」
私「え???」
若い男性医師「ええ、あのつまり“老人性いぼ”という事ですので、これから、どう治療していくのか検討して行きます」
私「治療??」
若い男性医師「治療方法を、皮膚科の検討会にかけ、決定していきますが、おそらく、冷却治療という事になると思います」
私「冷却治療、老人性いぼ・・・」
若い男性医師「簡単な治療で、すぐ取れます」

この2ヶ月の間の結論が、「老人性いぼ」だなんて、ヒドイ!!!!!!

冷却治療だろうが、絶対、曜日を変えてあの美人女医さんにお願いしたい。

ああああ、老人って言われたよ!あの野郎、他に言い方ないのかよ!!!

「がん騒動・4」

2009年09月20日 | こらむ
「がん騒動・4」

抜糸に行きました。この日はなんと若くて美しい、甘えたような舌足らずの声を出す女医さんでした。ズボンを下ろして、ベットに横になりました。若くて美しい女医さんは、私のふとももに触りながら、抜糸をしています(^_^;) 痛くても我慢します。

美人女医「痛かったらいってねぇ」
私「大丈夫です」
   彼女はなにやら私の太ももを触っています。好きにしてください。

美人女医「はい、終わりました」
私「もうズボンはいてもいいですか?」
美人女医「はい、いいですよ。あっ、吉川さん検査の結果、聞きに来られますよね」
私「はい、もちろんです」
美人女医「じゃ、今度の水曜日ですね」
私「はい」

なんだか結論が出ているような雰囲気。「聞きに来い」だなんて、なにやら伝えたい事があるような、それは何何何??? なぜ、今言えない??? 担当者じゃないから??? 

次回、最終回


「がん騒動・3」

2009年09月19日 | こらむ
「がん騒動・3」

なんとなく不安な一ヶ月の間を過ごしました。早めの発見が、命をとりとめたという事例もあるから、良性の可能性があるとはいえ、一ヶ月は待たせ過ぎじゃないか、と思いながらどうしようもない。もし命にかかわるような事になれば、訴えてやるとか、怒りを押さえながら、きっと大丈夫さという、もともと脳天気な性格でやり過ごしました。

一ヶ月後、杏林病院へ行きました。あの妙に冷静な若い医師が、

若い医師「では、麻酔します」
   私の太ももに注射をしたようだけど、見てられない。黙って時がたつのを待った。時々、チクリと痛い。
若い医師「痛いですか?じゃあ、また注射します」
   勝手にせい。30分ぐらいで無事終了。

若い医師「1週間後に抜糸します。1週間後はどうですか?」
私「その日は、仕事がどうしても外せません」
若い医師「では、いつ?」
私「9日後なら」
若い医師「じゃ、そうしましょう。私ではない者が担当します」
私「それで肝心の検査結果は、いつ?」
若い医師「抜糸から、1週間後ですね」
私「わかりました・・・・」

結論を引っ張るなぁ・・・連ドラじゃないんだからさ、サッと決めてくれよ、はっきりと

「ガン騒動・2」

2009年09月18日 | こらむ
「ガン騒動・2」

帰宅して、すぐネットで「皮膚ガン」を調べてみた。写真も載っている。なるほど、私の太ももにあるあざと、よく似ている。そっくりだ・・・転移とか書いてある。怖い・・・・

翌日行った杏林病院は、大きかった。1度目は、熊井監督が入院された時に、お見舞いに行ったのが初めてで、今回が2回目。皮膚科の前で待った。診察室に入って、ズボンを脱いで待った。パンツ一丁が、恥ずかしい。すぐどこからか、60前後に見えるベテラン風の女医さんが来て、ルーペで私の黒いあざをじっと見て

女医「これは大丈夫ですね」
私「(ホッとして)そうですか?」
女医「そう、思います。(帰ろうとして)あっ、念のため検査します?」
私「検査???」
女医「念のため」
私「念のために、検査します」
女医「じゃ、スケジュール組んでください」
   と、言い残して部屋を出て行った。若い新人風の男性医師が残った。

若い新人風男性医師「では、吉川さん、検査の事ですが」
私「はい」
若い医師「検査は、少し切開して、組織を切り取り調べます。麻酔をかけて切り取り、少し縫います。」
私「麻酔ですか?」
若い医師「部分注射です」
私「はあ」
若い医師「手術ですが、スケジュールが混んでいて、一ヶ月後の○日はどうですか?」
私「一ヶ月後??? そんなに先になりますか???」
若い医師「(冷静に)そうです、都合悪いですか?」
私「いえ、はい、わかりました。一ヶ月後の○日に」
若い医師「では、この書類ですが、手術に関する同意書です。サインして御持参ください」
私「同意書ですか・・・・」
若い医師「はい」

「がん騒動・1」

2009年09月17日 | こらむ
「がん騒動・1」

この前、顔にイボみたいのものが出来て、とても気になったので近くの皮膚科に行きました。初めて行った皮膚科でした。年の頃50台の女医さんでした。少し診察してもらったら、あっさりと「これは大丈夫ですね」と簡単に診察終了。診察が始まるまで、1時時間も待った私は、なんだか物足りなさを感じて、ついでに見てもらおうと思って、前からずっと気になっていた、太ももに出来た黒いあざを見てもらった。ズボンを足までおろして、「ここなんです。これは何ですか?」とたずねました。すると、私の黒いあざをじっと見て

女医「これは気になりますね」
私「気になる???」
女医「いつ頃から?」
私「半年ぐらい前から、血豆っぽい物だったんですが、気になって針でつぶしたらこうなりました」
女医「すぐ、杏林病院で診察してもらってください」
私「えっ、杏林病院???」
   杏林病院っていったら、この近くでは最大の総合病院で、私の師匠である熊井啓監督が、救急で運ばれて、亡くなった病院ではないか。
女医「私が、紹介しておきますので、明日、すぐに行ってください」
私「えっ、どういう事ですか?」
女医「ともかく、悪性かどうか調べてもらってください」
私「あくせい・・・・」
女医「はい」
私「つまり、つまりアレですか????・・・」
女医「調べてもらったほうがいいと思います。気になります、これは」
私「はああァ・・・・・」

2009年8月31日(月)から

2009年09月16日 | ぼやき日誌2009
2009年8月31日(月)
朝から台風の影響で雨。その雨の中ロケで使った資料を持って、思いカバンを2つ下げて事務所に向かう。到着ジャスト9時。はやー!!朝から仕事モード満載。しばらく留守にしていたので、机の上の整理から。山のように積まれた郵便物他にため息。午後から、日活撮影所へ向かう。K組の打ち合わせとS組のフィッティング。変える頃には雨も止んでいた。帰宅して、やっぱりスパを作ってしまった(^_^;)

2009年9月1日(火)
9時に渋谷着。すぐ目の前の啓文堂でサッカーの雑誌を買う。そのまま事務所へ。今日は経理のOさんが来る日。早めに事務所に着いて、用意をして待つ。事務所で一日仕事する。途中で歯医者に行く。歯と歯茎の間に物が詰まって、その手当に。帰宅途中で渋谷道玄坂の「ばんから」というラーメン屋さんで、食べて帰る。おいしいんだけど、背脂が苦手なんで、「背脂抜きでお願いします」と言えばよかった・・・メタボに気をつけないと(^^;)

2009年9月2日(水)
今日も天気が悪い。朝に近くの病院で区の健康診断を受ける。いつもは高い血圧も120と75。ベスト。体重もアバウトで69・5キロ。ブラボー!ナイス!
午後から、杏林病院で太ももの傷を2ハリ縫いました。抜糸するまでシャワー生活だと。事務所に戻って、仕事する。昼食は、またスパゲティー。

2009年9月3日(木)
午前中は、映画の打ち合わせ。なんとか順調に進む。事務所に戻って、映画の撮影の連絡を入れる。台本直しも伝える。Vシネの相談もいくつか進める。他、ギャラ交渉とか・・・いろんな事が平行して進んでいく。夜は、知り合いと痛飲(^_^;)

2009年9月4日(金)
10時から、日活学院の俳優科生徒達の授業の一環として、キャスティング事務所の見学として、うちの事務所に集合する。総勢9人だが、みんなが自分の力で集合出来るかのテストにもなるらしい(^_^;)

吉川事務所テニス部

2009年09月15日 | テニスの玉子様
吉川事務所テニス部 2009.9.13

参加者:(男子)吉川・ウッチー内浦・内田・宮津・デラベッピン奥原・緒口・遠藤(女子)細川・ムーミン中澤の合計9人。デラックス奥原は改名となり、デラベッピン奥原になりました。
いつものようにショートラリー、ボレーボレー、ストローク・ボレー・サーブ・試合のメニュー。
久しぶりのウッチーの参加。人数もちょうどいい感じ。最初少し西日がきつかったけど、だんだん暗くなって、解決。ライトも点灯していい感じのナイトテニス。
大槻さん直前の不参加の連絡。遠藤さんが直前の参加。やる気まんまん(^_^)

私のバックハンドがかなり進歩した様子で、みな驚きの表情。マジかよ(^_^;)
緒口さんの、グリップエンドから出てくるフォームが美しい。
細川さんの、ボレーもストロークも、すべて強打する強気のテニスにタジタジ
宮津さんは、いつものように携帯で電話しながらのテニス、器用だ(^_^;)
デラペ奥原さんは、筋肉痛と言いながらも、カレー(加齢)なテニス(^_^;)

そんな所へ、走ってコートに来る若い美女が。川口さんこと、かのこ。吉川事務所テニス部参加したいらしい。まぁ、私が誘ったんだけどね。道に迷って、暗がりの中をコートに向かってくる。もう終了10分前。美女が来た途端、テンションが高くなる男性陣。本能のおもむくがまま・・・哀れ・・・

終了して離れコートから、メインの建物へ戻る。オートテニスを見て、俄然やりたくなった、かのこ。小銭に両替して、オートテニスを始める。最初は普通の靴履いていたが、途中から脱いで、本気モード。バックハンドは両手のようだ。中・高とテニス部だったらしい。

いつものように、お蕎麦屋さんで乾杯。途中で「まゆまゆ」が参加するという連絡がある。お蕎麦屋さんが10時で終了するので、肝心屋へ移動。来た来た「まゆっち」わかゆい(^_^)

どうもこの後、もう一軒行ったらしい。

追伸
大槻さんにメールしようとする私は、必死で止められました(^_^;)


「考えないヒント」 小山薫堂 幻冬舎新書

2009年09月15日 | こらむ
「考えないヒント」 小山薫堂 幻冬舎新書 2007.10.5 第2刷

これも刺激的な本でした。基本的に、「いろんな事を、おもしろがる」そんなポジティブさが満載でした。ボクの人生との、大きな違いも感じてしまいました。だからボクは、映画監督になれなかったんだろうなぁって自虐的になってしまいました(^^;)

「当たり前をリセットする」この感覚は大賛成です。ものえのこだわり方も大賛成です。ただ小山さんと私の違いは、高価な物に私はこだわれないという、貧乏根性かなぁ(^^;) だからダメなのかなぁ(^^;)どんどん自虐的になるなぁ・・

「日本VSガーナ」  2009年9月9日

2009年09月14日 | にわかサッカーファン
「日本VSガーナ」  2009年9月9日

4-3で日本の大逆転勝ちでした。でも、勝った選手達にも笑顔はありません。それもそのはずで、後半途中まで1-3で負けていたのですから。ガーナは後半選手を4人替えてきました。もう勝ったと思ったのでしょう。その心のゆるみが、なんとなくアフリカ選手っぽいと思います。ともかく、その時点で勝負はついていました。
また3点も取られてしまって・・・1点はPK、もう1点は競り負け、もう1点はDFの裏にパスを抜かれと、完全に圧倒された取られ方でした。
勝ったけど、なにか素直に喜べない。ただ、相手国にしては「油断も隙もないイヤなチーム」という印象を強く付けたようには思います。それだけは良かったと思います。

「日本VSオランダ」  2009年9月6日

2009年09月13日 | にわかサッカーファン
「日本VSオランダ」  2009年9月6日

前半はなんとか0点に抑え、相手をいらだたせたり出来たのですが、後半日本が疲れてしまって、足が止まった瞬間に3点を瞬く間に取られてしまいました。前半のような激しいサッカーを90分出来るわけがないと、マスコミが叩いています。私もそう思います。でもなぜ岡田監督は、そんな理想的なサッカーを望んでいるのでしょう。理想家ですね。フランスワールドカップの時もそう。カズを外して、自分の理想するサッカーが出来そうな選手を残しました。
マスコミに書かれていますが、私もこんな激しいサッカーは、90分は持たないと思います。もしかしたら、何回かに1回は出来るかもしれません。でも、ワールドカップは短期間のうちに3回は必ず戦います。その3回を勝ち残らなくてはなりません。世界で通用するには、その3回とも、この激しいプレッシングサッカーをしなくてはなりません。そんなこと出来るとは、とても思えません。
激しくプレッシングするサッカーは、小柄な動物が大きな獲物によってたかって、攻めてくるような図で、糞にハエがたかってるようで、申し訳ないが、これは美しいとは言えないです。