ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台44「さようならば、いざ」ワンオアエイト@東京芸術劇場

2016年11月30日 | そんなご舞台な2016年
舞台44「さようならば、いざ」ワンオアエイト@東京芸術劇場

ワンオアエイトの最高傑作「ゼブラ」を思い出させる舞台背景。思い出しただけでもゾクゾクする。しかし、そのハードルはあまりにも高かったかもしれません(^^) 中村蒼クンが、かなり大人になっている事に気がつきました。いつものメンバー伊藤俊輔クンが、いい味出していました(^^)

舞台43「バカシティー・あかつき編」ブルドッキングヘッドロックVOL28 @駒場アゴラ

2016年11月29日 | そんなご舞台な2016年
舞台43「バカシティー・あかつき編」ブルドッキングヘッドロックVOL28 @駒場アゴラ

最近は超忙しい、作・演出の喜安浩平さんです。そのせいか、舞台のラストが尻切れトンボで終わっている最近でしたが、今回はきっちり落ちをつけてくれました(笑)時間が交差するタイムスリップ物で、途中で危うい感じもありましたが、なんとか踏みとどまって、きっちりラストまでやりきったと思いました。観客も、賛同のクスクス笑いが出ていて、ブルドッキング、久しぶりに堪能しました。

舞台42 「愚図」 KAKUTA第27回公演 @あうるすぽっと

2016年11月28日 | そんなご舞台な2016年
舞台42 「愚図」 KAKUTA第27回公演 @あうるすぽっと

新メンバーの多田香織さんが、本格的にKAKUTAのメンバーの重要な役を任される、記念すべき公演になったと思います。女を描けばいつも抜群の桑原裕子さんでした。林家正蔵さんはすごーく頑張ってたけど、悪い奴にしてほしかったかも(笑)

舞台41「燦々」 てがみ座第13回公演@座・高円寺

2016年11月27日 | そんなご舞台な2016年
舞台41「燦々」 てがみ座第13回公演@座・高円寺

初舞台、初主演の三浦透子は頑張っていた。デビューした当時の田畑智子の天才ぶりを思い出しました。中でも中村シユンさんがピカ一でした。音響も、美術もすばらしかった。しいていえば、ストーリーに裏切りと悪人がいなかった事。もったなかったなぁ・・・悪人がいればもっと一筋縄ではいかない人間模様が表現出来たかもしれないなぁ・・・

舞台40「悪巧みの夜」 同級生演劇部旗揚げ公演@梅ヶ丘BOX

2016年11月25日 | そんなご舞台な2016年
舞台40「悪巧みの夜」 同級生演劇部旗揚げ公演@梅ヶ丘BOX

良質なハヤカワミステリを感じさせる舞台でした。強引な筋立てもありますが、なかなかの手応えを感じました。ミステリー物は、一つほころびが出ると、つぎつぎリアリティーが失われる事も多いのですが、そのほころびが見えない良質な舞台でした。これからも応援したい仲間達です。

舞台45「月の剥がれる」 アマヤドリ@吉祥寺シアター

2016年11月24日 | そんなご舞台な2016年
舞台45「月の剥がれる」 アマヤドリ@吉祥寺シアター

9月に見た舞台ですが、あまりにも感動・衝撃が激しくて、感想書く事すら後回しになってしまいました。全く見た事もない劇団でした。劇団アマヤドリ・・・前身がひょっとこ乱舞・・・?なんじゃ・・・これ?「アマヤドリ」という劇団名からして、さだまさし風のやさしい感じの舞台なのかなぁって予想して行ったら、これがこれが裏切られました・・・最初は、バレーダンサーの踊りから始まるので、ますます甘っちょろいテイストなのかと確信を持ちましたが、なんと超硬派の剛速球!!のストーリー展開でした。「日本は、怒りを放棄する」というのが大きなテーマになっています。どういうことか?「怒り」を捨てるとは・・・今年、一番の衝撃の舞台でした。大好きですこういうの(笑) ただ、3時間近くあって、長い。しかし、その長さを感じないぐらい、衝撃の舞台でした。

舞台39 「治天ノ君」 劇団チョコレートケーキ第27回公演@シアタートラム

2016年11月22日 | そんなご舞台な2016年
舞台39 「治天ノ君」 劇団チョコレートケーキ第27回公演@シアタートラム

第21回読売演劇大賞受賞作です。初演を見逃した時、それは残念だったねと、何人もの人に言われて、悔しい思いをした記憶があります。その理由がよくわかる渾身の舞台でした。堪能しました。才能はないが、資質も持ってないが、努力する事の大切さがビシッと来ました(笑) いい舞台でした。ただ、ちょっと長いです(笑) ゆっくり歩いたりするからなぁ(笑)しかたないなぁ(^^;)

舞台38 「星回帰線」 @東京芸術劇場

2016年11月21日 | そんなご舞台な2016年
舞台38 「星回帰線」 @東京芸術劇場

作・演出、蓬莱竜太。展開がわかりやすかったので、もう一つ、何か裏切りがあってもよかったかもしれないですね。向井理クンも頑張っていたし、岩瀬亮もこんな感じの役が多いなかで、それを極めた感もあってよかった(^^) 奥貫さんからは、女の怖さ摩訶不思議さ堪能しました(笑)

舞台34「クレシダ」 @シアタートラム

2016年11月17日 | そんなご舞台な2016年
舞台34「クレシダ」 @シアタートラム

平幹二郎さん、圧巻の舞台でした。もう存在感のステージが違う。若い俳優達が、束になってかかってきても、平さんにはかなわない。スーパーな方でした。平さんは、セリフを届けようとしなくても観客には届くが、他の俳優達は、届けようと必死になっているが、届かない。この現実を見た事はとても貴重だった。浅利陽介くんも、真っ向勝負していて、心地良かった。彼もずいぶん成長していた。ただ、翻訳物がどうしても苦手な、私なんだなぁ・・・

と、書きためていたら、突然の平さんの訃報・・・・・私が、助監督のサード時代に、2時間ドラマ火曜サスペンス劇場で、御一緒した事を鮮明に思い出しました。当時は、まだフイルムで撮影していました。

御冥福をお祈りします・・・・・・・


舞台36「家族の基礎」 M&Oplays プロデュース@渋谷コクーン

2016年11月16日 | そんなご舞台な2016年
舞台36「家族の基礎」 M&Oplays プロデュース@渋谷コクーン

松重さんよかったなぁ(笑)黒川芽依ちゃんもよかったなあ(笑) さすが六角精児さん存在感あったなぁ。ストーリーの展開にちょっととまどったのは事実。もう少し、起承転結の王道パターンでもよかったかもしれない。

舞台37 「篦棒」 劇団民芸公演@紀伊國屋サザンシアター

2016年11月14日 | そんなご舞台な2016年
舞台37 「篦棒」 劇団民芸公演@紀伊國屋サザンシアター

作・演出が中津留章仁。彼と、民芸が組んで社会派的な舞台だとしたらこれは期待してしまう。しかし、期待値が高かったぶん、中津留作品で初めて物足りなさを感じた。それは、あまりにも長すぎる時間的期間を描いている事が原因だと思う。かなり説明的になってしまったように感じて、いつもなら立ち止まって、グチグチ討論するはずところを、すっ飛ばしてしまった感がある。もう少し限られた時間の中を構築すべきだったかもしれない。あと出演者達が、かなり高齢で、中津留作品に必要な膨大なセリフの量とスピード感、これを具現化するには、困難な組み合わせだったのかもしれない。