ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台57「狼少年タチバナ」 牧羊犬第2回公演@中野テアトルBONBON

2015年09月30日 | そんなご舞台な2015年
舞台57「狼少年タチバナ」 牧羊犬第2回公演@中野テアトルBONBON

難しい役を、テイ龍進が必死に頑張っていました。脚本もなかなか構成に工夫があって、力量を強く感じました。タチバナに振り回される人々の、リアル感がもう少しほしかったかもしれません。そう言い出すと、タチバナのリアルはあったのか、こういう人物は果たして存在するのか?そういった問題を、すべて納得させる俳優陣の力量と演出力を、強く問われる作品だったかもしれません。怖い脚本ですね(笑)

録画DVDで鑑賞「アメリカを売った男」 2007年公開 アメリカ映画

2015年09月29日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「アメリカを売った男」 2007年公開 アメリカ映画

実話をもとにした映画でしたが、期待したほどドラマチックではなく、地味な映画でした。アメリカを売ったにしては、その男の罪とか罰にはあまり言及しないので、どれだけ重い罪か、アメリカにとってどれだけ不利益を被ったか、その怒りが不足しているので何か物足りなさを感じました。

録画DVDで鑑賞 「グランド・ブタペスト・ホテル」 2014年 アメリカ映画

2015年09月25日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞 「グランド・ブタペスト・ホテル」 2014年 アメリカ映画

2014年ベルリン国際映画祭で、銀熊賞を獲得した作品です。衣装・美術などがすごく映画を支えています。作品の質感が、日本映画とかなり違います。これは文化の違いなんだろうなぁと思います。日本人にはなかなか作れないタイプの映画だと思いました。文化の違いを感じすぎて、深く感銘するところまでは届かなかったかも。

舞台54「明日花」 日隠第7回公演@中野MONO

2015年09月24日 | そんなご舞台な2015年
舞台54「明日花」 日隠第7回公演@中野MONO

残念ながら、ストーリー展開の先が見えすぎてしまって、裏切りのない舞台に終わってしまいました。いい話なんですが、それをストレートに見せられても、物足りなさを感じます。小さくまとまらないでほしいなぁ・・・

録画DVDで鑑賞「フット・ノート」

2015年09月23日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「フット・ノート」

2011年のカンヌ国際映画祭で、脚本賞を獲得した作品でした。確かに、ストーリーはひねりにひねってるんですが、最後は、肝心の最後が「落ち」ないもどかしさ(笑)どう脚本を直せばよかったのか?それとも編集か?ちょっともったいない作品でした。

録画DVDで鑑賞「サラエボ希望の街角」 2010年 ボスニアヘルツェゴビナ映画

2015年09月18日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「サラエボ希望の街角」 2010年 ボスニアヘルツェゴビナ映画

何か不満が残る映画でした。恋愛に宗教が絡んできて、どうしようもない情況に陥ってしまう。解決策はない・・・悲しい映画です。宗教って難しいなぁ・・・

録画DVDで鑑賞「アナザー・カントリー」 1984年 イギリス映画

2015年09月17日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「アナザー・カントリー」 1984年 イギリス映画

政治的映画と思って見始めたら、イギリスでの全寮制男子校の話で、まぁ、想像できる内容でした。あんまり興味ないなぁ。ヨーロッパ映画って、こういった類の映画を真剣に製作する文化があるなぁ・・・あまり興味ないなぁ・・・

舞台57「紙の花たち」 スポンジ@下北沢劇小劇場

2015年09月15日 | そんなご舞台な2015年
舞台57「紙の花たち」 スポンジ@下北沢劇小劇場

ちょっと身につまされる悲しいストーリーでした。ラスト呆然とするしかない「女たち」はどうすればいいのでしょうか、「マシンガン」では解決しないと思うし・・・あの激しい音響に、観客の拍手もかき消され・・・これは演出の思い入れが強すぎたかもしれませんね。最初から「マシンガン」ありきで進んでいたんだろうなぁと想像しました。ゆっくりと、他の手段を考える事は出来なかったのかなぁ・・・

録画DVDで鑑賞「アデル、ブルーは熱い色」

2015年09月11日 | 映画の光と影
録画DVDで鑑賞「アデル、ブルーは熱い色」 2013年フランス映画

2013年のカンヌ国際映画祭で、パルム・ドールを獲得した作品です。非常にうまく主人公達の感情を切り取った、いい映画でした。カットバックで、俳優の表情がよく繋がっていて、もしかしたら2カメで撮影したシーンが多かったんじゃないかと想像しました。でも、結局は少女が大人になるために通過する、そして成長する、その一瞬だけで、その一瞬を見ても、何か深く思うところまではなかった事が正直な気持ちかもしれません。

舞台58「TanPenChu」 表現さわやか番外恋愛公演 @赤坂レッドシアター

2015年09月09日 | そんなご舞台な2015年
舞台58「TanPenChu」 表現さわやか番外恋愛公演 @赤坂レッドシアター

お笑いコンビの「かもめんたる」の二人が抜群によかった。ちょっとうますぎる(笑)あと「天丼のてんや」ネタが最高におもしろかった。梅舟惟永の大ヒット。浅野千鶴ちゃんのパンダガールも超かわいい。何も考えずに笑えた1時間50分でした。鈴木砂羽さんが、ちょっと遠慮気味だったのは、もったいなかったかも(笑)

舞台51「霧島の花嫁」 プリエールプロデュース@赤坂レッドシアター

2015年09月06日 | そんなご舞台な2015年
舞台51「霧島の花嫁」 プリエールプロデュース@赤坂レッドシアター

とっても気持ち舞台51「霧島の花嫁」 プリエールプロデュース@赤坂レッドシアターのよか舞台だったー。傑作というより、忘れられない佳作ゆうても間違いじゃなかばい。霧島という舞台を、とてもうまく使こうて、よかったばい。女将の重田千穂子さんはうまか役者。西山水木さんは、佐賀出身。同郷ばい。ばってん唐津じゃなかやろなぁ(笑)ラストをどう締めるか見物じゃった。違ったラストば想像しよったばってん、このラストしかなかやろうなぁ。ラストの着物はすごかった。あれはビックリしたばい。

舞台52「片恋。」 劇団ジュークボックス@中野ポケット

2015年09月06日 | そんなご舞台な2015年
舞台52「片恋。」 劇団ジュークボックス@中野ポケット

若さいっぱいの、気持ちのいい舞台でした。淡い純愛、不変の恋、一途の恋がそこにありました。しかし不器用な恋のため、説明不足な部分が、ところどころに残っていて、消化不良な部分も目につきました。現在と過去の人物関係もわかりづらかったかもしれません。妹ではなく自分の子供だという事は、観客はとっくにわかっているのに、そこに気がつかない登場人物達の設定も、ちょっと甘かった。なぜ、堤くんはその恋をつらぬいたのか?セリフで説明はするが、説得力はない。救ってくれたのは、あのノッポとリーゼント君のコンビ。映画のパクリのコンビだが、はまっていたよ(笑)