「もったいない主義」 小山薫堂 幻冬舎新書 2009.3.30
けして流行のエコ的な内容の本ではありません。人が生きていく姿勢について、小山さんの考え方をまとめた、とてもすてきな本です。知人からもらった本ですが、自分で買いたかったと思ったほど(^_^)
小山さんは、映画「おくりびと」の脚本を書かれた人です。私は、この本のすべての内容に賛同するものではありませんが、基本的に私の気持ちと近いものを感じました。
私のポリシーとして、「人と違う事」がとても気になるのです。この「人と違う事」が私を育ててくれたと信じています。
私が助監督時代(私が助監督だった事をもう知らない人が多くなって来た事が悲しい)に、助監督は結婚がかなり遅く、そして相手は、スクリプターさんか、メイクさんかなどのスタッフと結婚するのが、よくあるパターンでした。昔は、女優と結婚する助監督さんもいたのですが、最近は映画関係の助監督が女優と結婚する事はなくなりました。TVやCMディレクターが女優さんと結婚する時代です。助監督のステータスはみじめなものになってしまいました(^_^;)
話がそれましたが、私は絶対にそんな慣習に囚われないぞと思い、26才で結婚し、相手は普通の一般の方を見つけました。当時、私はサードかフォース助監督でしたが、私の上の先輩助監督達は、誰も結婚していないという異様な状況でした。
目立とうという姿勢ではありません。人と違う事をやる事に自分の存在意義を感じていたのです。金もなく地位もない、貧しい青春時代の中で、その「人と違う事」というポリシーをプライドとして、生きてきたように思います。そんな事を深くふかーく考えさせられた、感動的な本でした。ぜひ!!
けして流行のエコ的な内容の本ではありません。人が生きていく姿勢について、小山さんの考え方をまとめた、とてもすてきな本です。知人からもらった本ですが、自分で買いたかったと思ったほど(^_^)
小山さんは、映画「おくりびと」の脚本を書かれた人です。私は、この本のすべての内容に賛同するものではありませんが、基本的に私の気持ちと近いものを感じました。
私のポリシーとして、「人と違う事」がとても気になるのです。この「人と違う事」が私を育ててくれたと信じています。
私が助監督時代(私が助監督だった事をもう知らない人が多くなって来た事が悲しい)に、助監督は結婚がかなり遅く、そして相手は、スクリプターさんか、メイクさんかなどのスタッフと結婚するのが、よくあるパターンでした。昔は、女優と結婚する助監督さんもいたのですが、最近は映画関係の助監督が女優と結婚する事はなくなりました。TVやCMディレクターが女優さんと結婚する時代です。助監督のステータスはみじめなものになってしまいました(^_^;)
話がそれましたが、私は絶対にそんな慣習に囚われないぞと思い、26才で結婚し、相手は普通の一般の方を見つけました。当時、私はサードかフォース助監督でしたが、私の上の先輩助監督達は、誰も結婚していないという異様な状況でした。
目立とうという姿勢ではありません。人と違う事をやる事に自分の存在意義を感じていたのです。金もなく地位もない、貧しい青春時代の中で、その「人と違う事」というポリシーをプライドとして、生きてきたように思います。そんな事を深くふかーく考えさせられた、感動的な本でした。ぜひ!!