ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

「もったいない主義」 小山薫堂 幻冬舎新書

2009年05月29日 | こらむ
「もったいない主義」 小山薫堂 幻冬舎新書 2009.3.30

けして流行のエコ的な内容の本ではありません。人が生きていく姿勢について、小山さんの考え方をまとめた、とてもすてきな本です。知人からもらった本ですが、自分で買いたかったと思ったほど(^_^)

小山さんは、映画「おくりびと」の脚本を書かれた人です。私は、この本のすべての内容に賛同するものではありませんが、基本的に私の気持ちと近いものを感じました。
私のポリシーとして、「人と違う事」がとても気になるのです。この「人と違う事」が私を育ててくれたと信じています。

私が助監督時代(私が助監督だった事をもう知らない人が多くなって来た事が悲しい)に、助監督は結婚がかなり遅く、そして相手は、スクリプターさんか、メイクさんかなどのスタッフと結婚するのが、よくあるパターンでした。昔は、女優と結婚する助監督さんもいたのですが、最近は映画関係の助監督が女優と結婚する事はなくなりました。TVやCMディレクターが女優さんと結婚する時代です。助監督のステータスはみじめなものになってしまいました(^_^;) 

話がそれましたが、私は絶対にそんな慣習に囚われないぞと思い、26才で結婚し、相手は普通の一般の方を見つけました。当時、私はサードかフォース助監督でしたが、私の上の先輩助監督達は、誰も結婚していないという異様な状況でした。

目立とうという姿勢ではありません。人と違う事をやる事に自分の存在意義を感じていたのです。金もなく地位もない、貧しい青春時代の中で、その「人と違う事」というポリシーをプライドとして、生きてきたように思います。そんな事を深くふかーく考えさせられた、感動的な本でした。ぜひ!!


舞台「ペラペラゲーム」 ハートランド第13回公演 

2009年05月29日 | そんなご舞台な2009
舞台「ペラペラゲーム」 ハートランド第13回公演 スズナリ

大ファンの中島淳彦さんの作・演出なら見逃すわけにはいかない。結果は大正解。おもしろかったぁ。女性だけで作り上げる舞台は、なかなか難しいと思うけど、見事に最後までもっていく力量は、さすがでした。根本に「ユーモア」の精神があるのが、気持ちよくて、客観性を感じます。目一杯に自分の主張するのもいいが、この「ユーモア」には、絶対にかなわないなぁと思いました。サッカーであたとえれば、弾丸シュートが決まった時よりも、キーパーをあざ笑うようなループ・シュートが決まった時のショックの方が、効く。そんな感じでしょうか(^_^) 一見の価値ありです!6月2日まで、下北沢スズナリです。

SF小説「時間封鎖SPIN・上下」創元SF文庫

2009年05月28日 | こらむ
SF小説「時間封鎖SPIN・上下」創元SF文庫 2008/10/31 初版

すごく評判のいい小説なので読んでみた。SF小説を読むのは、もう何年ぶりだろう。地球全体が何かしらの膜に覆われて、地球の時間と、地球以外の時間がものすごいズレがあり、果たして人間はその問題をどうして解決していくのかがメインテーマであるが、それ以外にも、親子の確執や忘れられない恋人への愛と忠誠が大きなテーマにもなっている。久しぶりにSFを読んだので、なかなか理解し難く、読みづらかった。印象として、今のSFはかなり科学的な問題に積極的に取り組んでいるんだなぁと思いました。「火星のプリンセス」を初めて読んだ頃とは、大違いでした(^―^)

舞台「MUSASHI」

2009年05月27日 | そんなご舞台な2009
舞台「MUSASHI」

脚本井上ひさし、演出蜷川幸雄。出演藤原竜也、小栗旬であれば見逃すわけにはいきません。前半はちょっと意外な展開ではありましたが、後半に期待を持たせる感じで休憩に入りました。それで、あのラストはどうなんでしょう。すべてを「夢落ち」で解決させるなんて・・・・なんだか井上先生、力つきてしまった感じで・・・頑張っていたあの2人は、どう報われたんでしょう・・・

2009年5月18日(月)から

2009年05月26日 | ぼやき日誌2008
2009年5月18日(月)
キャスティング作業をしていると、なぜか背中が痛くなる。昨日の日本酒ののこりだろうか、いったん休憩してマッサージ・チェアのやっかいになる。気持ちいいけど、もう少し下なんだよと声をかけたくなる。夜は、佐渡のマイミクさんとワインを(^_^;)

2009年5月19日(火)
9月に予定している映画が、なかなかうまくキャスティング出来ない。可能性がある俳優さんが、突然NGになったり・・・・苦しい・ストレスがたまる。夜、ストレス発散のためテニス・スクールに行く。走らされた、走らされた。でもそのおかげで、なんかうまく出来たような満足感が(^_^)

2009年5月20日(水)
キャスティング作業をする、苦しい決断も必要になってくる。夜、「レッド・クリフ」を見に行ったら、夜はやってなくて「天使と悪魔」に変わっていてショック。でもまぁいいかと思って見たら、全然ストーリーがわからなかった。

2009年5月21日(木)
映画の予算表を作ったりしたが、なかなかキツイ(^_^;) 夜は、知人と痛飲。

2009年5月22日(金)
新しい仕事、まぁ来年の事だけれど正式になったようで、よかった。さっそくその資料を読んだり見たり。この不況の中で、仕事がある事はありがたい事です。

2009年5月23日(土)
夜、下北沢で観劇。

2009年5月24日(日)
朝から小雨・・・楽しみにしていた多摩川クラシコ、FC東京VF川崎フロンターレなのに・・・傘をさして味の素スタジアムへ向かう。結果的には雨も止んだが、2-3の大逆転負け。最低の結果に・・・・


映画「ニセ札」

2009年05月25日 | 映画の光と影
映画「ニセ札」

キム兄ぃ、木村祐一の初監督作品。最近は、お笑い芸人がどんどん映画を撮る。その先鞭をとったのが北野武監督だが、まぁ日本国民みんな映画監督になれる時代になってきたことも確か。肝心の映画は、まぁ手慣れた感じで、とても初監督作品とは思えない。たどたどしいところもなく、するっと出来ている。逆にそこが不満でもある。松本仁志監督の「大日本人」は彼にしか撮れないと思った。成功作か失敗作かわからないが、そこに監督の意図と顔が見えた。でもこの「ニセ札」は誰が作ったかわからない。木村祐一の顔が見えない。いいがかりかもしれないが、あまりにもちゃんとした形の映画だったので、肩すかしをくったよう。それが目的なら成功したと言えようが、期待した側からすると、まともすぎるかなぁって・・・・

ペンネ

2009年05月24日 | こらむ
ペンネ

ペペロンチーニ味のペンネを初めて作りました。素はもちろんインスタント(^_^;) 2人分作ったのですが、量がよくわからないまま茹でてしまって、量が多すぎました。ペンネの麺は量が少なめで、具をたくさん入れた方がいいかもしれませんね(^^;) 具は、この前の残りのベーコンと赤・黄色ピーマンとズッキーニ。味は? いまいちかなぁ(^_^;) ペンネは赤いソース(アラビアータ?)がいいかもしれないなぁ(^_^;) でも、ペペロンチーノ味が好きなんだなぁ(^^;) 上に乗っている緑色の物は、スーパーで買った「茎わさび野沢菜こんぶ」これが当たりで、和の食材を足す事は、いいアイディアでした。ほんとです。和風イタリアンはありですね(^^;)

吉祥寺の輸入食料品店であれこれ買いました。麺もいろんな種類買って、ついでに「地中海の塩・細粒」と「サドン・デス」というコスタリカ産の激辛タバスコみたいなやつ。これはさすがに私も死にました。痛かった!!

テニスの辛口快楽口座11(最終回)

2009年05月22日 | テニスの玉子様
テニスの辛口快楽口座11(最終回)

ダブルスの試合で、敵はネット・ダッシュしてくる。
前衛もさかんにポーチに出る。
あなたはおろおろしてしまい、二人の間を抜こうとしてはポーチで叩かれ、足下に沈めようとしてはネットし、強打してはオーバーしてメロメロになってしまう。
こんな時の鉄則は「サーバーにボレーさせる」事だ!

サッカー ・サンフレッチェ広島

2009年05月22日 | にわかサッカーファン
サッカー ・サンフレッチェ広島

今日のスポニチ(4月30日)のコラムで、金子達人さんも書いていたが、今年のサンフレッチェ広島がおもしろい。若さがあり、スピード感があり、おもしろいようにパスが回る。見ていて楽しい。昨年J2でぶっちぎりで優勝したチームが、そのまま上がってきているので、チーム内の息がすごく合っている。このチームの姿が、日本代表の進むべき道ではないかなと、ボクは思う。今日の試合、5月9日対千葉戦でも、先発全員がシュートを打っているらしい。そんなチームって、とってもおもしろいと思う。

テニス辛口快楽口座10

2009年05月21日 | テニスの玉子様
テニス辛口快楽口座10

スマッシュのグリップはコンチネンタル。体はネットに直角。ロブが上がった瞬間にラケットを肩にかかえ、素早くボールの落下地点の少し後方へ移動する。落下地点へ着いたら、ラケットを持っていない手で、ボールを指さし、「鳥だ、飛行機だ、いや・・・・死ねぇ!」と叫びながらボールをヒットする。

ペペロンチーノ第2弾

2009年05月21日 | こらむ
ペペロンチーノ第2弾

また作っちゃいました。夜の10時過ぎに(^_^;) 私が作りたがっているので、家族が勝手に、赤・黄色ピーマンとズッキーニを買っていたので刻んで入れました。もちろん、市販のペペロンチーニの素です(^_^;) それも前回と違うやつ。麺が1.4ミリ。ちょっと細い麺かもしれないなあ。ゆで時間5分でした。味? もちろん最高!ペロリでした。

2009年5月11日(月)から

2009年05月20日 | ぼやき日誌2008
2009年5月11日(月)
あちこち電話をかけキャスティング作業。9月にインする予定の映画が、なかなか難しいキャスティングになりそう・・・

2009年5月12日(火)
午前中、銀行の人と保険の相談をする。最近は銀行も保険をやり始めている。きよしろーさんの件もショックだったので、ガン保険にはいろうかな・・・夜はYさんOさんと痛飲!

2009年5月13日(水)
昨夜の痛飲のため、朝風呂に入る。それでも会社には10前に出る。えらい!午後は振り込み作業など。夜は吉川事務所のワークショップに出たメンバーと、また痛飲!! なんと、マッサージチェアが事務所に導入された!!

2009年5月14日(木)
午後から、映画の面接をする。2Hほどかかる。なんとかいけるか・・・・

2009年5月15日(金)
午前中は保険の打ち合わせ。いよいよガン保険と7大成人病関係の保険に入る。なんとなく今しかないなぁっと思って・・・午後から、映画の完成試写にイマジカへ行く。なかなかスピード感があって、今の映画かなぁって思いました。けっこうデキはいいと思う。スピード感のある映画は最近見てないから、新鮮でした。

2009年5月16日(土)
TVサッカー観戦 浦和レッズーガンバ大阪 は0-0のドローでした。緊張したいい試合。
続いて、 我が FC東京―横浜F・マリノス は1-0の勝利。ヒヤヒヤしましたが、走りまくって勝ちました。平山の5厘刈りが、チームのメンタルを高めたし、鈴木達夫のランニングがすごかった。夜、急に思い立って、生まれて初めてスパゲッティーを作りました。ペペロンチーニ。

2009年5月17日(日)
法事で、松本へ行きました。9年ぶりの松本でした。駅前は、ほとんど変わっていませんでした。心のこもった法事で、急に最後に挨拶させられて、思いもよらなかったので、思わず泣いてしまって、恥ずかしい・・・いろんな思い出が・・・お世話になったし・・・合掌です。

舞台「フラミンゴ・コント・コレクション ‘ピンク」

2009年05月19日 | そんなご舞台な2009
舞台「フラミンゴ・コント・コレクション ‘ピンク」 内幸町ホール

なかなかレベルの高いコントでした。すべてのコントが水準を越えているのがすごい。3人の呼吸もぴったりで、スキがなかった。1時間半は長いので、歌とかあればいいかもと思っていたら、ぴったりギター&歌があり、ちょうどいい。この他、手品とかタップとかあれば、幅が広がっていいと思うのだが。