ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

『アート・オブ・クライング』 東京国際映画祭2006 コンペ作品

2006年10月31日 | 映画の光と影
『アート・オブ・クライング』 東京国際映画祭2006 コンペ作品
デンマーク映画でした。一見いい親父に見えるのだが、妻の愛情を失い娘と添い寝をしてしまう。そんな時、家出をした娘の代わりに、ちっちゃな弟がすすんで娘の代わりをしようとする、悲しい悲しい、そしてユーモアたっぷりの映画で、とてもおもしろく見ました。この男の子に主演男優賞をあげたい。

「ストベリー・ショート・ケイクス」

2006年10月30日 | 映画の光と影
「ストベリー・ショート・ケイクス」
前半がちょっとたるかったですが、物語が進行していくにつれ、ぐいぐい引き込まれて見ました。特に、安藤政信&中村優子の居酒屋での会話がとてもリアルで、今の若者像をうまくとらえているように思いました。しかし、老いた私&昔若者の私にとって、なんだか登場人物が、自分一人で物事を解決しようとしすぎたり、もしくはありのままを受け止めようとしていて、なんか違うなぁと思ったりしました。30年前の若者達も、同じ悩みをもって生きていました。ただその頃は、もっと行動に出てたような気がします。それは社会に対する反抗や暴力であったり、同じ仲間に対する攻撃だったりしたような記憶があります。あの頃の青春映画の名作「八月の濡れた砂」と見比べると、はっきりとそのカタチが違います。棺桶に入って眠るなんて、私には本気で苦しんでるようには見えませんでした。ウソっぽく見えてしまいます。これが今の若者のカタチなんでしょうか?今の若者というフレーズは、使いたくありませんが・・・・

「ブライアン・ジョーンズ ローリングストーズから消えた男」

2006年10月29日 | 映画の光と影
「ブライアン・ジョーンズ ローリングストーズから消えた男」
よく知らない音楽界の事で、おもしろく見たのですが、それが音楽界でどれほどの事なのか、その現代ロックの歴史を知らない私にとって、「猫に小判」の映画だったかもしれません。情けない・・・私GS専門ですから。ガソリンスタンドとはちがいますからぁーー!!

舞台「書く女」

2006年10月26日 | そんなご舞台な2008
舞台「書く女」
寺島しのぶ主演の舞台でした。なかなかおもしろく、堪能しました。見終わった後、グッタリ疲れました。出演者達もセリフが多く、苦労されたと思いました。ただ何かが違う・・・作者は何を伝えたいのか、単純に樋口一葉の人生なのか?そうではなさそうだ・・・だとすれば後半に登場する批評家との対決がもっと早目にあってもよかったかもしれません。とはいえ、歯ごたえのある、なかなかの舞台でした。

「キャッチボール屋」

2006年10月25日 | 映画の光と影
「キャッチボール屋」
私の後輩の大崎君のデビュー作です。「引きの絵」が効いています。やはりTVの監督ではなくフィルム育ちだなぁって、うれしくなりました。彼は映画「ソナチネ」の時、サード助監督で、人のいい奴でした。けして器用ではなく、妙な事におもしろがるおもしろい男でした。彼が作った映画、ハデではありませんが、味のあるとても映画らしい映画でした。どことなくまだ青さが残る、愛らしい映画です。

2006年10月9日(月・祝日)から

2006年10月24日 | ぼやき日記2006
2006年10月9日(月・祝日)
北朝鮮が核実験をやったらしい。なんて最低な事よ・・・午前中はテニス・スクールのスクール生の試合があったので、見学に行く。同じクラスの人達が出場した。私も出たかったんだけど、体調不良で残念。次回は必ず出よう!

2006年10月10日(火)
私のカゼが家族にうつり、妻が38度の熱を出してしまった。ああ、申し訳ない。先週は私が最悪だったからなぁ。西武ライオンズがプレーオフでソフトバンクに負けてしまった。私は「元ライオンズ・大ファン」でした。埼玉テレビで西武ライオンズの試合中継が見たくて、所沢へ引っ越したぐらいだから、でも今は完全にサッカーファンに移動してしまった。その理由は、スピード感につきる。

2006年10月11日(水)
15日から釜山国際映画祭に招かれて行くので、その準備などにおわれる。夕方N監督と喫茶店で打ち合わせ、そのままTマネージャーと別の喫茶店で打ち合わせ。最近いろんな人から相談を持ちかけられる事が多い。それなりの年になったからなぁ・・・なんだかなぁ・・・・

2006年10月12日(木)
昨夜寝ていたら、うち猫の大きな悲鳴で起こされた。何事?思って電気をつけたら、猫がちょっとおびえているし、ちょっと前足をかばっている様子。どうもドアの金具に足か、足の毛を挟まれたよう。ドアのちょうつがいの一部が床にころがっている。よっぽど痛かったのだろう。足の指で強引に引き離したよう。大騒ぎの夜でした。

2006年10月13日(金)
日曜からの釜山国際映画祭の準備。

2006年10月14日(土)
日曜からの釜山国際映画祭の準備。


「グエムル」

2006年10月22日 | 映画の光と影
「グエムル」
なかなかおもしろかったです。CG合成がすばらしい出来で、日本映画のCGを圧倒する仕上がりでした。主役の、ソン・ガンホの彼の魅力も十分に出ていて満足でした。途中、話のつじつまで迷うところもありましたが、そんな事はおかまいなしに展開するストーリーに、ただただついて行く事で、十分納得いく出来でした。

「フラガール」

2006年10月20日 | 映画の光と影
「フラガール」
最近の映画では、欠点の探せないすてきな映画でした。欠点がない事が傑作、名作とは限りませんが、この映画はすばらしい作品に仕上がっていました。「スゥイング・ガールズ」をちょっと思い出させますが、はっきりとその監督の目指すものが違うので、全然気になりません。特に、カメラワークがすばらしかったと思います。山本カメラマンはいい仕事をしたと思います。残念だったのは、CGがちょっとチャチに見えた事。ただ、それだけです。あとは完璧!!

「ハチミツとクローバー」

2006年10月18日 | 映画の光と影
「ハチミツとクローバー」
なかなかさわやかで、みずみずしい青春映画でした。実は、初めて伊勢谷くんをいいと思いました。しかし、見終わって3週間ぐらいたつのですが、もうストーリーをちゃんと覚えてないのです。スーッと私の中を通り過ぎた感じなんです。悲しいです。こんなみずみずしい映画に、遠い距離間を感じる年齢になってしまったのでしょうか?そんなはずはない、と否定している自分と向き合っています。もし私が10代、20代でこの映画に出会っていたらどう感じたか・・・・なんかなぁ・・・・

2006年10月2日(月)から

2006年10月13日 | ぼやき日記2006
2006年10月2日(月)
昨日テニススクールで、ちょっと腰を痛めてしまった。むむむ、残念。すぐ側のカイロに言って治療をしてもらった。軽傷なのでよかった。今日は久しぶりに事務所にいて仕事をする。

2006年10月3日(火)
最近英語熱が再燃していて、自分で毎日の出来事を英文で書くようにしているが、なんと幼稚な文章になることか、もう自己幻滅、最低、これが実力かよと自分自身にガッカリしてしまう。

2006年10月4日(水)
久しぶりに、D3ワークショップに顔を出す。場所は池袋。20時に終わる予定が、1時間もオーバーする。熱心なS監督。全く芝居の経験ない人が、なかなか見事なパフォーマンスするのに驚く。天性のものか、もしくは経験ないとウソついてるかどちらかだ(^_^;) 終了後、23時過ぎまで痛飲。帰宅してサッカーの日本VSガーナ戦の録画を見る。むむむ、勝てない・・・・情けない。しかし、今は辛抱か・・・・

2006年10月5日(木)
朝スタッフのH嬢が遅れて出社してきた。どうもカゼ気味でマスクしていた。具合が悪そうだ。すると、もう一人のI嬢が「私のカゼがうつったのかしら」とつぶやく。なんとなく嫌な予感。私も夕方になるとのどが痛くなってきた。そのまま夜は、三軒茶屋に芝居を見に行った。その夜、熱を出した。

2006年10月6日(金)
朝から大雨。そして微熱。力が出ない。午前中の予定をキャンセルして横になっている。しかし、午後から周防組の初号試写だ。行かねばならない。力をふりしぼって五反田へ向かう。意外と外へ出ると元気になった。しかし、試写が終了すると力が抜けたので、そっとお祝い会場を出る。そのまま帰宅。大雨でびしょ濡れとなる。

2006年10月7日(土)
一日休養。動けない・・・

2006年10月8日(日)
なんとか元気になってきた。午後から映画のアフレコがあり、麻布十番へ向かう。無事に終了し、午後8時には帰宅する。


「大統領の理髪師」 DVD鑑賞

2006年10月12日 | 映画の光と影
「大統領の理髪師」 DVD鑑賞
とてもおもしろく、夜中なのにずっと見てしまいました。話の先が読めずツイツイどう展開するのか気になって、見てしまいました。ソン・ガンホは抜群でした。しかし見終わって、アレっと思った事があります。それは、結局この映画「家族愛」を描きたかったんだという事です。見ている途中では、偶然に大統領の理髪師になった男の、悲喜劇かなと思いましたが、それはそれに間違いはないのですが、それ以上に「家族愛」が強いように思いました。なぜそんな事を思ったかというと、お店のアシスタントのアメリカ大好き男が、ベトナム戦争から帰ってくると、人が変わっていたというエピソードがあり、この事からいろいろ社会問題へと派生するのかと思っていたら、その後全然エピソードもなく、それだけ、すべてのエピソーゾが投げ置きなんです。で、結局家族で抱き合うハッピーエンドな訳で、結局これかいという、肩すかしを受けたことも事実です。

「青春☆金属バット」

2006年10月11日 | 映画の光と影
「青春☆金属バット」
照明が暗く、ライトをあてるべき所にあたっていなく、セリフも不明瞭な部分も多く、予算がないんだなぁと感じて寂しくなりました。みんなキンキン尖っていて、それはそれのねらいだったのかもしれませんが、その爆発が、最後に噴火するまで、たまらなかったように思いました。方法論として、何かが違っていたかもしれませんね。とても挑戦的で意欲的ではあったのですが、とても残念でした。俳優陣は頑張ってたと思うんですが・・・それが空回りしていたのが、残念です。

舞台「星屑の町・東京砂漠編」

2006年10月10日 | そんなご舞台な2008
舞台「星屑の町・東京砂漠編」 下北沢・本多劇場
久しぶりの公演で、とても楽しく見ました。ヘルメットかぶってのオープニングでもう爆笑。つかみはOKでした。途中は話があちこちに飛ぶのが気になりますが、出演者のキャラで十分楽しみました。戸田恵子さんの歌は最高でした。本当に!!ただセリフ回しが宝塚調でリアリティーに乏しく、最後に演歌の匂いが感じられればOKだったのに、戸田さんは演歌ではなかったように思いました。そこが残念。途中で、花束を三田村さんから贈呈されますが、2曲目の曲間に、新納さんも出てきてほしかったなぁ・・・(^_^;)