ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

2011年度 御招待大賞発表

2012年07月27日 | そんなご舞台な2012
2011年度 御招待大賞発表

2011年に見た舞台は全部で82本でした。その中から、招待していただいて見た舞台の中で、私が本当に感動した作品に、ささやかですが、吉川事務所御招待大賞(今年のプレゼントはワイン)を贈らせていただきます。さて、今年は、

岩井秀人様
  昨年、御招待して見せていただいた舞台「投げられやすい石」は、すばらしい舞台でした。ありがとうございました。そのお礼といってはお恥ずかしいのですが、吉川事務所御招待大賞2011に決定させていただきました。すでに、向田邦子賞など輝かしい賞を獲得されている中で、なかなか言い出しにくく、今日になってしまいました。今後の活躍をお祈りしております。

舞台6「投げられやすい石」 ハイバイ こまばアゴラ

強烈だった。価格の高い商業演劇より、断然おもしろい。悲しくて、痛くて、そしておかしい。異才、岩井秀人の代表作のひとつになるだろう。あの傑作「ヒッキー・カンクートルネード」と匹敵するおもしろさ。1月なのに、今年のベスト候補のひとつに遭遇した。必見です。
東京は1月30日まで。その後は、名古屋・三重・京都・広島・福岡と公演がある。



舞台23「ネジ工場」 タカハ劇団第8回公演 下北沢駅前劇場

2012年07月23日 | そんなご舞台な2012
舞台23「ネジ工場」 タカハ劇団第8回公演 下北沢駅前劇場

実は、恥ずかしながら見終わっても設定が日本の未来だとは気がつかなかった(^^;) でも、なかなかおもしろかった。特に、3兄弟はとてもよかった。いくつか疑問は残る。今後見逃せない劇団のひとつになった。

「パラダイスの夕暮れ」

2012年07月19日 | 映画の光と影
「パラダイスの夕暮れ」

アキ・カウリスマキ監督の作品です。ゴミ清掃車の男と、スーパーのレジ係のラブストーリー。ステキです。二人で入ろうとした高級レストランで、門前払いをくったのに、違う男と来たらあっさり入れてくれる。ああ、悲しいなぁ・・・この映画をいいと思う人は、きっといい人です(笑)

2012年7月9日(月)から

2012年07月18日 | こらむ
2012年7月9日(月)
メヌエルはずいぶんよくなってきた。早めの手当がよかったと思う。でも、まだアルコールがダメ。酔ってるのか、めまいなのか、それがわからなくて怖い(笑)午後から、歯医者。夜は、自主映画の原田監督特集を、下北沢トリウッドに見に行く。これは、抜群の出来映えだった。

2012年7月10日(火)
事務所で作業。途中、いったん自宅に帰ってスカパーの工事に立ち会う。その後、俳優さんの顔出しの対応。そこへ親の介護で大きな展開が(^^;)明日、急遽また九州へ行く事になる。

2012年7月11日(水)
親と食事。ちょっと元気がなさそう(^^;)ケアマネージャーさんと打ち合わせ。慌てないよう、落ち着いて対応することにする。博多泊

2012年7月12日(木)
昨夜からずっと雨が続いている。空港ロビーに着くと、飛行機は遅れている。10時30分発が、12時15分。3時間近く遅れ・・・14時からの会議に間に合わない。15時に遅らしてもらう。なんとか飛行機は飛び、会議にもギリギリ間に合う。夜は、本多劇場で観劇。こんな強行スケジュールにするから、メヌエルなんかになっちゃうんだよなぁ・・・・

2012年7月13日(金)
暑い・・・湿気が・・・事務所が蒸し風呂状態。午後から歯医者。まだまだ治療が続くらしい(泣)夜は、サンモールスタジオで観劇。映画「踊る大走査線」のスタッフが大勢きていた。ボクは飲めない宣言をして、静かに帰る。申し訳なかったが、しょうがないなぁ・・・

2012年7月14日(土)
暑い・・・・その中で、バックハンドの特訓を受けました(笑)

2012年7月15日(日)
暑い・・・・いつものように午前中はテニス・スクール。午後は、いつものように妻とスパランチ。だが・・・味が・・・・

佐賀ラーメン

2012年07月17日 | こらむ



佐賀ラーメンでランチ

ゴマときざみネギだけトッピング。サッパリ塩味でうまかばい。健康に気をつけてサラダもたべにゃいかんとたい。こやんあつか日にラーメンって、へんかばい。俺。


佐賀ラーメン

さっぱり塩味でおいしかった。きざみネギとゴマだけトッッピング。しんぷるでよか(笑)


2010年御招待大賞 「富士見町アパートメント・ポン助先生」

2012年07月16日 | 御招待大賞
2010年に、招待していただいて実際に見た舞台が96本。その中で一番感動した作品に、「御招待大賞」を贈りたいと思います。

さて、2010年度「御招待大賞」は、自転車キンクリートSTOREのBプログラムの1編「ポン助先生」です。主演の山路和弘さんは最高にうまかった。脚本もすごくよかったと思います。こんな人が日本にいるんだなぁって、彼の実力を知らなかった自分を、すごく反省しました。彼をもっと世間に知らしめたいのですが、いかんせん、私以外のプロデューサーや監督達は、彼の事を知りません。これは日本の不幸です。もっともっと他にもすばらしい俳優さんがいるんじゃないか、そんないい気分にさせてくれた舞台でした。

舞台12「富士見町アパートメント」 自転車キンクリートストア 座・高円寺
Bプログラム  「ポン助先生」

脚本がマキノノゾミさん。私はマキノさんと相性が悪いので、タイトルもなんだかいまいちで、全く期待していなかったんですが、完全に裏切られ、最高におもしろい舞台でした。これは一見の価値があります。黄川田クンも素朴でよかったし、ポン助先生の、山路和弘さんもノリノリで、この人、西尾まりさんが絶品でした。今年の助演女優賞は決まりと思うぐらい、すばらしいものでした。

2009年御招待大賞 「大人の時間」

2012年07月16日 | 御招待大賞
「2009年度、御招待大賞!発表!」

2009年に見た舞台の数が84本でした。その中で、最高に感動した舞台が、
THE・ガジラ2009年11月公演 吉祥寺シアターの、「大人の時間」でした。この作品は、重いテーマをユーモアを交えながら、人間の姿をぐいぐいとあぶり出す、本当に手応えのある舞台でした。11月まで見た舞台は、御招待大賞に見合う作品に巡り会えないなぁって心配していましたが、最後に大ホームランに出会いました。重たいだけの舞台は嫌いです。でもこの作品は、ユーモアと風刺と批評精神が見事につまっていて、文句なしの最高作品でした。招待してくれた、グリーンランドの斉藤さん、ありがとうございました。景品は大人に合わせて、ブランデーにしました(^^)


舞台「大人の時間」 THE・ガジラ2009年11月公演 吉祥寺シアター

重い舞台だとは予想していたが、それ以上にすばらしい出来で感動しました。難しいテーマに真っ正面からぶつかっていって、見事でした。重いテーマの中に、さりげなくユーモアを交える余裕、まさにタイトル通りの「大人の時間・舞台」でした。こんなテーマを取り上げたら、下手な役者ではもちません。しかし、ここは見事な役者がそろいました。完璧でした。いやー、最終日に見に行ってよかった。この舞台には、公式ななにか賞を獲得してもいいように思いました。すばらしかった。最近、軽量の中途半端に笑わせてしまう舞台の多い中で、そういった安直な舞台を見事に蹴散らしてくれました。拍手です。


2005年御招待大賞 「兄妹どんぶり」

2012年07月16日 | 御招待大賞
「2005年御招待大賞」の発表です。新宿サザンアターで上演された、道学先生第9回公演『兄妹どんぶり』に決定しました!!!

招待していただいた、ミー&ハーのマネージャー小林さん、ステキな芝居に招待してくれて、どうもありがとうございました。


『兄妹どんぶり』 道学先生シリーズ
とても楽しめました。大満足でした。別に目新しい、サムシングニューはないのですが、なぜか引きつけられます。これは、脚本と俳優陣の頑張りによるものだと思います。けして、飛んだりはねたりしたスピード感もありません。でもなぜか楽しい舞台なのです。出演者それぞぞれに気配りされた脚本に、とても感動しました。中島淳彦さんは、今最高の脚本家だと思います。映画も舞台も、サムシング・ニューと現代性が大切だと思っています。その二つを満たす事が絶対に必要だと思います。しかし、この舞台はその2つを完全には満たしてくれません。にもかかわらず、とても感動するのです。私はもっと勉強しなくてはいけないなあと思いました。

2004年御招待大賞「ストリップ」

2012年07月16日 | 御招待大賞
「御招待大賞」の発表です。新宿シアタートップで上演された、グリング第11回公演『ストリップ』に決定しました!!!

グリングの「ストリップ」です。招待していただいた、エンパシーのマネージャー有賀さん、ステキな芝居に招待してくれて、どうもありがとうございました。



舞台「ストリップ」新宿シアター・トップス
グリング第11回公演。スケジュール的に見逃しそうだったけど、インターネットで見た人の評判がよく、なんとか都合をつけて行きました。結果、評判通りの出来でとても満足しました。いい芝居を見た、ちょっといい気分にさせてくれた、そんな気持ちにさせてくれた芝居は久しぶりです。私のベスト5に入るかもしれません。傑作という部類ではないと思いますが、足に地がついた、しっかりとした舞台でした。私は、真面目でおかしい舞台が好きなんです。この「ストリップ」は私の欲求にぴったりでした。ただ、舞台の設定はちょっとわざとらしく、アザとく作りすぎかもしれません。セリフも生硬な部分もありました。しかし、この真面目さに拍手を送りたいと思います。三代目葵役の矢代朝子さんが、ぐいぐい他の出演者を引っ張っていたように感じました。