実に5年ぶりとなる阪神競馬場往訪。
公営競技初の訪問地でもあり、また昔はよく行ったんだけどね。転勤したりしてなかなか行けなくなってしまった。それに阪神はもともと相性が悪かった。
京都はよく「儲けて」帰れたんだが、阪神はほとんど儲けて帰ったためしがなかったな。ま、昔の阪神って直線に坂がない「行った行った」のコースだということもあったんだが。
さて3日、Aシート指定席に入ったんだが何と丁度「ゴール前」に座ることができた。
そしてこの日は「大荒れ」続出。
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競馬ブックを見てメインのWSJSはいつも大荒れなので気乗りがしなかったんだが、この日は「珍しく」障害があった。
馬券を買う年齢になる以前、私は予想だけ(本当にそう)していた時代に障害は必ず当てていた。人呼んで、
「障害の鬼」
なんてことは、誰にも言われなかったけど。
でも、障害をよく当てたのは確か。しかし馬券が買えるようになってからは障害ってすっかり興味がなくなった。
実はその前の3レース、指定席にいた客人の大爆笑を誘う馬が出走していた。
「ナーンチャッテ」
だって。馬主はあの「オダギラー」。もちろん「買い」!複勝でね。
場内アナが「最後方はナーンチャッテです。」と言うと、ここでも爆笑の渦。しかしオダギラー、よくもよくも「珍名」を探し当ててしかも馬名にするもんだな。
ナーンチャッテは道中口を割ってどうしようもない状態であったが、3角ぐらいになると落ち着いてきて1頭交わした。結果的にはブービーでゴールイン。ま、ブービーなんかで入ったところで「スカ」だ、バカヤロー!
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さて4レースは障害。京都と違って阪神は「たすきのコース」となっていることから見ている分においては面白い。しかも印が割れていて混戦模様。
6頭ボックスだったけど、2950円の配当を取り、ちょい勝ちした。もちろん、ナーンチャッテの複勝分ぐらいは楽々回収?しかし問題はレースが終わってから。
何やら指定席の客人が騒々しいので見てみたら、落馬した2頭のうちのい1頭であるコネチカットダークの処理にてこずっていた。コネチカットダークは暴れだした上に、静止サインを無視してウイナーズサークルへ一直線。そしてラチを突き破り、そのまま横転した。
横転したところで漸く取り押さえられたが、ラチは見るも無残にへし折られた(写真)。でも、「馬力」っていう言葉があるが、馬のパワーってのはすごいもんだね。どうして競走でそうしたパワーを見せれないのか?
あとのレースだけどあまり自信がないんで買うのはやめた。
その後はターフィーコーナーへ行ったり、はたまた内馬場へと行ったりしたんだが、WSJSのオープニングセレモニーというのが昼休みに行なわれていててっきり14騎手が勢ぞろいするのかと思いきや、ラジオNIKKEIのアナと4人のねぇちゃんが駄弁っているだけ。
園田競馬場で行なわれた地方競馬代表レースのときは全12騎手を勢ぞろいさせたんだけどね。そうしないとなんでこんなセレモニーをやったのかも分からん・・・
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=UDIUB+6C11GY+I2+25EKCX)
WSJS第一戦は武豊の逃げをキネーンがG前交わして勝利。続く第二戦はビードマンが勝利した。2戦を終わったところでキネーンがトップだったが、総合では岩田康誠が優勝。岩田は来年JRA騎手転身が予想されるが、兵庫所属で「最後の花道」を飾ったことになるな。
でも指定席は京都よりもはるかに阪神のほうがいいね。昔はラウンジなんかもよく入ったんだけどこれからもちょくちょく阪神に行ってみるとするか。
しかし本当に阪神は相性が悪い。障害で打ち止めしたのも実は相性の問題があったから。ま、
「ドブにカネを捨てる覚悟」
があるんならばお勧めの競馬場だ?