公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

今年ついに実現:広島 VS 長崎の『ピースダービー』

2018-04-21 16:49:17 | スポーツ
これは、『画期的なダービーマッチ』だ。




4/21(土) 5:00配信 朝日新聞デジタル

あの夏から73年――。原爆で多くの命が奪われた広島と長崎を本拠とするクラブが、Jリーグ史上初めて顔を合わせる。28日に長崎の本拠で、そして、原爆が落とされた8月(11日)には広島で対戦する。「ピースダービー」「ピースマッチ」。いずれはサポーターにそう呼ばれる、世界の平和を祈る試合にしたい、との関係者の願いがある。

 長崎県出身で、現役時代は広島でプレーした長崎の高木琢也監督は感慨深げだ。「70年以上経って、人々の記憶も薄れていっている。平和の大切さを伝えるいい機会になる」

 これまでほとんど交流がなかった両クラブだが、昨年11月に長崎がJ1初昇格を決めたことで、「8月の対戦」に向けて動き出した。それぞれのクラブが要望を伝え、Jリーグが競技や興行上の公平性を保ったうえで日程が固まった。

 1945年8月6日に広島に、9日に長崎に原爆が落とされ、今なお苦しむ人たちがいる。地域密着を強く掲げる両クラブは、その事実に向き合って活動してきた。原爆の資料館に足を運び、被爆体験者の講話を聞く監督や選手も多い。今年2月、広島は「タイの英雄」と呼ばれる新入団のFWティーラシンを広島平和記念資料館に案内した。

 3度のリーグ制覇を誇る広島は、優勝する度に、チーム全員で慰霊碑に献花してきた。2012年から17年途中まで指揮した森保一氏(東京五輪の日本代表監督)は、毎年8月になると、選手とのミーティングで、「多くの方の犠牲とご尽力があって、復興が進み、今の豊かな幸せな生活がある。好きなことができることに感謝しよう」と説いてきた。2年前には原爆忌(8月6日)に本拠で試合を初めて開催。試合前、アウェーチームの名古屋の選手とともにセンターサークルで円を作り、黙禱(もくとう)を捧げた。

 長崎は、クラブ名に思いを込めている。「V(ヴィ)・ファーレン」は、オランダ語のVREDE(平和)を取り入れた造語だ。15年からは、核兵器廃絶を願う人たちの象徴となってきた「平和祈念像」が描かれた限定ユニホームを8月に着て戦う。高田明社長は当時、「長崎県民にとって、8月9日は特別な日。選手たちは、平和の尊さを胸に『長崎を最後の被爆地に』という思いを世界に向けて発信します」というメッセージを出した。今季のユニホームには平和の象徴「ハト」がデザインされている。

 8月の試合を主催する広島の山本拓也社長は「試合ができる喜びを発信したい。そのためには、何ができるのかを考えていきたい」。この先も継続したイベントに発展させるため、両クラブは知恵を絞っている。広島は「平和祈念試合」と銘打つ予定で、併せて「One Ball.One World. スポーツができる平和に感謝」という標語を作った。

 選手は思いを込めて、ピッチを駆け回る。岡山県出身の主将MF青山は「広島に住んでみて、サッカーができるのは当たり前ではないと感じるようになった。その思いを持ってプレーすることが大事だと思う」と全力を尽くすことを誓う。

 Jリーグは今年5月に25周年を迎える。四半世紀という歴史を積み重ねてきたからこそ、意義ある対戦がまた新たに生まれた。(吉田純哉)

朝日新聞社


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新監督に西野朗・技術委員長

2018-04-09 22:28:35 | スポーツ


4/9(月) 16:06配信 デイリースポーツ

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が9日、JFAハウスで緊急会見を開き、成績不振などを理由に、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任し、日本協会の西野朗技術委員長(63)が新監督に就任することを発表した。6月14日に開幕するロシアW杯には新体制で臨む。

 西野氏は1996年アトランタ五輪代表監督として1次リーグで優勝候補のブラジルを撃破した「マイアミの奇跡」を指揮。五輪監督退任後はJ1の柏、G大阪、神戸、名古屋を指揮し、国内外の数々のタイトルを獲得した。2016年3月から技術委員長を務めていた。

 ハリルホジッチ監督は15年3月に就任後、日本を6大会連続のW杯本大会出場に導いたが、アジア最終予選以降は国内組のみで臨んだ東アジアE-1選手権を除いて、1勝2分け3敗と低迷。目標と掲げる本大会での1次リーグ突破が不安視されていた。W杯開催年に、開幕前に監督が交代するのは日本では今回が初めて。



いまだに、「マイアミの奇跡」のイメージが強いが、何といっても、ガンバ時代の実績が光る。

但し、柏、神戸、名古屋時代はそれほどの成果は挙げられなかったけど。



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仰天!バヒド・ハリルホジッチ監督が解任される!

2018-04-09 17:18:14 | スポーツ
こういうケースになると、「岡ちゃん」(岡田武史)の出番?、と思いきや、それはないらしい。




4/9(月) 5:03配信 デイリースポーツ

ロシアW杯(6月14日開幕)に臨むサッカー日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が電撃解任されることが8日、分かった。9日にも正式発表される。同監督は2015年3月に就任後、日本を6大会連続のW杯本大会出場に導いたが、アジア最終予選以降は国内組のみで臨んだ東アジアE-1選手権を除いて、1勝2分け3敗と低迷。目標と掲げる本大会での1次リーグ突破が不安視されていた。

 W杯本大会を直前にして、日本代表の将がチームを去ることになった。関係者によると、8日夜までにハリルホジッチ監督の解任を決定。既に日本協会の田嶋会長が渡欧しており、欧州で選手視察などを続けている指揮官に対し、更迭する旨を伝えるという。

 W杯本大会の初戦、コロンビア戦までわずか2カ月のタイミングでの決断。先月のベルギー遠征では、DF吉田(サウサンプトン)ら主力に負傷者が相次いだこともあり、新戦力の発掘に注力したものの、本大会に出場しないマリ、ウクライナを相手に低調なプレーを披露。ウクライナ戦後、指揮官は「本大会ではもう少し競争力のあるチームを見せられるかなと思う」と話したが、チームが成熟を見せない状況に、周囲からは不安の声が挙がっていた。

 電撃解任となる指揮官の後任には、日本協会の西野朗技術委員長(63)が最有力。代表チームのコーチを務め、16年のリオデジャネイロ五輪を率いた手倉森誠コーチ(50)も候補となる。仮に日本人がW杯本大会を率いれば、初出場となった98年のフランス大会、16強に進出した10年の南アフリカ大会を率いた岡田武史氏(61)=J3今治代表=に続いて2人目となる。

 ベルギー遠征後に、西野委員長は「現状はもうこの体制でと思っている。完全にまったく成立していないとは思っていない」とハリル体制の後押しを明言していた。そこからの電撃的な方向転換。かつてないほどの混乱と不安をはらみながら、日本代表はロシアW杯へと臨む。



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栄和人が強化本部長を辞任して「一件落着」?

2018-04-07 03:37:46 | スポーツ


デイリースポーツ/神戸新聞社 2018/04/06 20:14

日本レスリング協会は6日、都内で緊急理事会を開催し、レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨(33)=ALSOK=が同協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けていたという告発状が内閣府に提出された問題で、調査を委託していた第三者委員会からの報告で4点のパラハラ行為が認定されたことを受けて、福田会長ら幹部が謝罪した。

 「伊調選手、関係コーチ、その他の関係者の皆さまに、この場を借りて深くお詫び申し上げます」と、頭を下げた。


また同日付で栄強化本部長から、谷岡副会長を通じて辞表が提出され、理事会はこれを受理した。栄本部長は「自分の不徳の致すところ」と話しているという。

 認定されたパワハラは、女子合宿中に栄コーチが伊調に対して「お前、よく俺の前でレスリングができるな」と言ったことなど4点。一方で告発状に記載されていたロンドン五輪後の男子合宿への参加禁止、リオ五輪後の警視庁への出入り禁止、現在までにおける練習場所確保への妨害は認定されていない。

 同協会は問題発覚直後はパワハラを否定する声明を発表。その後、倫理委員会が弁護士3人による第三者機関を設置し、伊調や告発状を出した関係者、栄強化本部長らの聞き取り調査を委託。今月4日までに調査を終え、同5日に協会に報告した。告発状では、栄強化本部長は伊調が希望する男子代表合宿への参加を認めず、指導を受ける男子の田南部力コーチに不当な圧力をかけたことを指摘していた。この問題については協会とは別に内閣府も調査を行っている。


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札幌ドームで競輪ができないかどうか検討してみたらどう?

2018-03-31 13:02:28 | スポーツ









3/27(火) 10:25配信 北海道新聞

ドーム収入全体の半分占める
 プロ野球北海道日本ハムのBP構想の建設候補地が北広島市に決まり、札幌ドーム(札幌市豊平区)の最大の店子(たなこ)だった球団が去ることになる。札幌ドームは収益の柱を失い、他球団の主催試合やイベント誘致など新たな収入源の確保に迫られる。札幌市は施設所有者として、ドームを巡る収益構造の抜本改革に乗り出す方針だ。

 ドームを運営する「株式会社札幌ドーム」(ドーム社)は市の第三セクター。秋元克広市長は26日の記者会見で、球団の移転が経営にマイナスとなることについて「収支を埋める新たな活用を考える。市税投入はできる限り小さくしないと」と述べ、経営改革に取り組む姿勢を鮮明にした。

 2001年の開業以来、ドーム社は安定経営。黒字は平均で年間2億8千万円に上る。これに寄与したのが04年から本拠地を置く日本ハムだ。球場使用料など球団からの収入は年間十数億円。飲食や物販などを含む日本ハム関連の売り上げは、事実上、ドーム社全体(16年度41億4千万円)の約半分になるとみられる。

 大口顧客を失うドーム社には、運営体制見直しが不可欠だ。日本ハム本拠地化前の03年度当時も約2億3千万円の経常利益があったことから、札幌市幹部は「かつての経営規模に戻す必要がある」とみる。札幌市は4月人事で局長級職員を初めてドーム社に派遣、関与を強める構えとした。

北海道新聞



ウィキペディアの写真を見ると、サッカーもできる設計となっているので、競輪もできると思うけど。

かつての札幌競輪場は、現在の月寒競技場にあった。北海道国体の会場にもなったが、町村金五(町村信孝 元外務大臣の父親)知事時代に廃止された。

今後、恐らく競輪は室内レース化へとシフトしていくことだろう。既に千葉競輪がその布石を打っているが、「新札幌競輪」やってみるかい?

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栄和人の「正体」:これが本当ならば暴行・傷害・脅迫罪

2018-03-18 05:41:23 | スポーツ
刑事告発されたら、実刑は免れない。

栄はそのことを意識していたのか?




3/14(水) 16:00配信 文春オンライン

五輪4連覇中の金メダリスト、伊調馨(33)が告白した、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)によるパワハラ問題。「週刊文春」が3月1日発売号で第一報を報じた後、特別取材班の元には、栄氏の教え子から「#MeToo」の訴えが多数寄せられ、10名を越える至学館関係者がその被害を明かした。

「栄監督は私たちが思い通りに動けないと、『死ね』、『レスリングができないようにしてやろうか』と怒鳴り散らす。選手の頑張ろうという気持ちを踏みにじり、人格を否定するんです」

 パワハラ被害を明かすのはA子さん。全国大会で優勝経験のある中京女子大学(現・至学館大学)の元選手だ。A子さんは伊調や吉田沙保里と同じ頃に中京女子大に在学していたが、「パワハラは日常茶飯事でした」と証言する。

 A子さんが受けたのは言葉の暴力だけではなかった。

「全日本選手権で負けてしまった時には、他の選手が見ている前でビンタや蹴りを入れられました。もちろん誰も止められません。大学時代の全日本合宿の前には、先の割れた竹刀で太ももの裏を何度も何度も叩かれました。20センチくらいのミミズ腫れとなり、お腹や鼻にも切り傷ができました。他の子から『証拠を取っておいたほうがいいんじゃない?』と言われるほど酷い傷でしたが、周囲には『転んだだけ』と口を濁すしかありませんでした」

 栄氏の度重なるパワハラはA子さんの心にも大きな傷跡を残した。

「パニック障害のような症状が出るようになったのです。ある時期は栄監督から名前を呼ばれただけで蕁麻疹が出た。頭の中が常に恐怖心でいっぱいになるんです。電車に乗るのも息苦しかった。レスリングのホールドと同じように体を圧迫されるので、病院でのMRI検査を受けることができませんでした。誰かが手を挙げただけで、反射的に自分の身をかばうような動きをしてしまうこともありました。今でも1人でいると、たまに症状が出てしまいます」

 至学館大学を通じて栄氏に事実確認を求めたが、回答はなかった。

 3月15日(木)発売の「週刊文春」では、A子さん以外の教え子に対する暴力を含むパワハラ、悪質なセクハラ、さらに栄氏が日体大在学中に起こした傷害事件についても被害者本人の証言を交え、詳報している。

「週刊文春」編集部





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やはり、世界選手権は「厳しい大会」だった

2018-03-06 04:58:20 | スポーツ
河端朋之の銀メダルだけが「唯一の成果」だと、2年後は「厳しい」ね。


2018年トラック世界選手権2月28日(水)大会第1日レポート

自転車トラック種目世界選手権第2日レポート 3月1日

自転車トラック種目世界選手権第3日レポート 3月2日

自転車トラック種目世界選手権第4日レポート 3月3日

自転車トラック種目世界選手権最終日レポート 3月4日


日本の短距離種目の「不振」は、脚力の問題もあるけど、「考え方」そのものに、他国と相違があると言わざるを得ない。

五輪の短距離種目は、チームスプリント、スプリント、ケイリンとあるが、このうち、チームスプリントは練習すればするほど上達度が早く、スプリントは最初の難関である、200mフライングタイムトライアルを重点的にトレーニングすれば、「本選」でもいい線に行ける。

一方、もっとも難しいのがケイリンで、これは、展開云々にも左右されるため、クリス・ホイのような「絶対的勝利走法」でも身に着けない限り、常時勝てるとは限らない。

だから、他国は、チームスプリント、スプリント、ケイリンという順番で強化を優先させるのが常道となっている。

ところが日本は、ケイリンを重点に置くあまり、チームスプリントとスプリントが疎かになっていると言わざるを得ない。

競輪選手から「総すかん」を食らったと言われるゲイリー・ウェストは、最初からケイリンとスプリントを「捨てていた」。要は、「今のメンバーでは、個人種目は到底世界レベルには及ばない」と判断したからだ。で、「チームとして機能しない」と判断された永井清史を外し、井上昌己を代わりに入れた結果、アテネ五輪では、もうちょっとのところで金メダルも可能だった銀メダル獲得という形で成果が現れた。

3か月前に行われた世界選では、メダル到達すらも覚束なかっただけに、この結果には驚かされたが、長塚智広の「ロケットスタート」に、1㎞TTで「(個人種目としては入賞できるかどうかのレベルだが)そこそこタイムが出せる」、伏見俊昭と井上昌己の二人が繋げば、メダル獲得が可能であるというウェストの着眼点は間違っていなかった。

ところが、この流れが今やプツリと断ち切られている。

これを果たして、2年半で「取り戻す」ことができるのか?

ま、チームスプリントについては、2012年に4位入賞したときのメンバーである、雨谷一樹を今大会から復帰させたが、渡邉一成と新田祐大が、「雨谷のスタート力は想像以上に凄く、もう少し練習を積めばもっといい線にいける」と言っていたことから、今後に期待したい。

と言いたいところだが、世界選で、こんなことに気付いていること自体が「間違い」。

だから、何度も言ってるけど、世界選をオリンピックの予選と思って戦ったら、とんでもない目に遭う。

スプリントは、男女共に、まだまだベスト8にすら残れないという点が問題。やはり、200mフライングタイムトライアルの成績は重要であり、ここでかろうじて「足切り」を免れた、という程度のレベルでは、到底上位進出は望めない。

ケイリンは、「競輪」ではあまり実績らしい実績がない河端朋之が銀メダルを獲ったということで、ビックリした人も少なからずいただろうが、河端は、前週のアジア選手権のケイリンで優勝しており、コンディションがいい状態で「本番」に臨めた。また、「着を拾う」という策に転じたことも結果に繋がったのだろう。もっとも、「金」は着を拾うレースをしていたのでは覚束ないが。

脇本雄太と新田祐大は河端とは違って、全日本選抜競輪に出場した影響が多少はあったかもしれない。

女子のケイリンは、小林優香がレース運行の拙さを露呈し、準決勝にすら進めなかった。力があるのにそれを発揮できない状況が続いているのが心配。前田佳代乃は少々、力の差を感じる。

男女の団抜は、「まさか」の予選落ちとなってしまったが、男子はタイム的には悪くなかったし、今後も3分50秒前半近辺をコンスタントにマークできるようになれば、メダル争いも夢ではないと思う。女子はトラブルがあったので、今回は度外視だろうが、まだ、現時点では上位陣とは差がある。

オムニアム女子の梶原悠未は、ワールドカップで2勝を挙げたこともあり、メダル候補の一角と見られたが、肝心の最終種目であるポイントレースでほとんど加点できず、8位に終わった。男子の橋本英也はテンポレースでの「大叩き」が響いて10位だったが、ポイントレースでも思ったほど加点できなかった。

オムニアムは、少なくとも、(ポイントレースまでの3種目を終えた時点の)上位8選手あたりまでは、ラップ奪取による「ビッグポイント」を狙っているだけに、ここに来るまでに力を使い果たしてしまっていては、上位に食い込むことは難しい。ま、それなりに経験が必要な種目だし、かつて存在したタイム系種目が廃止された点は日本勢に有利。今回の経験を来シーズンにも生かしてもらいたい。

女子スクラッチの鈴木奈央は、実は、メダルの期待も密かにあったのだが惜しくも4位。鈴木はムリな脚を使わない上に、じわっと加速するタイプなので、こういう種目が合っている。来シーズン以降も期待。

男女の個人追抜、女子のマディソンは、全く歯が立たなかった。それでも、出ることすら覚束なかったことを踏まえると、これだけでも前進だ。

非五輪種目の1㎞タイムトライアルにはアジア王者の深谷知広が出場。普段「千トラ」の大会に出たことすらない深谷が、世界選の大舞台で結果を即座に出せるはずもなかった。しかしながら、そんな状況でもトップとは3秒程度しか違わないということなのだから、深谷の潜在能力は感じられた。

というわけで、前年と比較すると、河端の銀メダル以外は大した前進はなかったような気がする日本勢だが、KEIRIN.JPのレポートを見る限り、どこがどうダメだったのか、というところがしっかりと分かっている選手がほとんどだった点が特筆される。つまりは、世界選はただ出るだけの大会ではない、という認識があるのは確かなようだ。

しかし、認識だけではダメ。それを生かして成果も挙げねばならない。

2020年の五輪を睨む上で、来年の世界選は大きな意味を持つ。つまりは、この大会で「勝てなければ」、五輪での金メダルは「覚束ない」ということ。つまりは、来年は今年以上の成果を挙げないことには、「意味がない」ということだ。

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3/4 アペルドールン世界選手権最終日:全日程終了

2018-03-05 08:31:25 | スポーツ
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UCI 2018 TRACK CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(全種目エントリー・結果)


3/4スケジュール表


決勝種目

・女子ポイントレース

・男子1㎞タイムトライアル

・女子ケイリン

・男子マディソン


男子

1㎞タイムトライアル

予選

深谷知広 21位(1分02秒516) ここで終了。

決勝

優勝:ジェフリー・ホーフラント(オランダ) 59秒459

2位:マシュー・グレーツァー(オーストラリア) 59秒745

3位:テオ・ボス(オランダ) 59秒955


21位:深谷知広

マディソン

優勝:ドイツ(ローガー・クルーゲ、テオ・ラインハルト) 53ポイント

2位:スペイン(アルベルト・トレス・バルセロ、セバスティアン・モラ・ベルディ) 45ポイント

3位:オーストラリア(キャメロン・マイヤー、カラム・スコットソン) 37ポイント



女子

ケイリン

予選

小林優香 1組5着降格 → 敗者復活戦へ

前田佳代乃 2組6着 → 敗者復活戦へ

敗者復活戦

前田 1組2着。ここで終了。

小林 3組4着。ここで終了。

準決勝

決勝

優勝:ニッキー・デフレンデル(ベルギー)

2位:李慧詩(香港)

3位:シモーナ・クルペツカイテー(リトアニア)


13位:前田佳代乃

21位:小林優香

ポイントレース

優勝:キルステン・ウィルト(オランダ) 49ポイント

2位:ジェニファー・ヴァレンテ(アメリカ合衆国) 43ポイント

3位:ジャスミン・デューリング(カナダ) 30ポイント

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3/3 アペルドールン世界選手権4日目

2018-03-04 06:04:59 | スポーツ
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UCI 2018 TRACK CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(全種目エントリー・結果)


3/3スケジュール表


決勝種目

・女子500mタイムトライアル

・女子マディソン

・女子個人追抜


・男子オムニアム

・男子スプリント



男子

オムニアム

優勝:シモン・サイノック(ポーランド) 111ポイント

2位:ヤン・ウィレム・ファン・スヒップ(オランダ) 107ポイント

3位:シモーネ・コンソンニ(イタリア) 104ポイント


10位:橋本英也 82ポイント

スクラッチレース 橋本2着 38ポイント獲得。

テンポレース 橋本22着 1ポイント獲得。

エリミネーションレース 橋本13着 16ポイント獲得。

スプリント

準々決勝

準決勝

決勝、3決

優勝:マシュー・グレーツァー(オーストラリア) 2-0 2位:ジャック・カーリン(イギリス)

3位:セバスティアン・ヴィジエ(フランス) 2-0 4位:マキシミリアン・レヴィ(ドイツ)

15位:渡邉一成

16位:脇本雄太

23位:河端朋之


女子

マディソン

優勝:イギリス(ケイティ・アーチバルド、エミリー・ネルソン) 50ポイント

2位:オランダ(キルステン・ウィルト、エイミー・ピータース) 35ポイント

3位:イタリア(レティツィア・パテルノンステル、マリア・ジュリア・コンファロニエリ) 20ポイント


DNF:日本(梶原悠未、橋本優弥) 

500mタイムトライアル

予選

決勝

優勝:ミーリアム・ヴェルテ(ドイツ) 33秒150

2位:ダリア・シュメレヴァ(ロシア) 33秒237

3位:エリス・リフトレー(オランダ) 33秒484


個人追抜

予選

橋本優弥 19位(3分43秒676)。ここで終了。

決勝

優勝:クロエ・ダイガート(アメリカ合衆国) 3:20.060=世界新記録

2位:アネミック・ファン・フルテン(オランダ) 追抜かれ

3位:ケリー・キャトリン(アメリカ合衆国) 3分34秒658


19位:橋本優弥

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3/2 アペルドールン世界選手権3日目

2018-03-03 16:50:30 | スポーツ
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UCI 2018 TRACK CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(全種目エントリー・結果)


3/2スケジュール表


決勝種目

男子ポイントレース

男子個人追抜


女子オムニアム

女子スプリント



男子

スプリント

予選

渡邉一成 19位(9.944秒) → 1/16決勝へ

脇本雄太 21位(9.962秒) → 1/16決勝へ

河端朋之 23位(9.969秒) → 1/16決勝へ

1/16決勝

河端はヴァシリユス・レンドル(リトアニア)に敗退。ここで終了。

脇本はステファン・リッター(カナダ)に勝利 → 1/8決勝へ

渡邉はファビアン・エルナンド・プエルタス・サパタ(コロンビア)に勝利 → 1/8決勝へ

1/8決勝

渡邉はセバスティアン・ヴィジエ(フランス)に敗退。ここで終了。

脇本はジャック・クラーク(イギリス)に敗退。ここで終了。

個人追抜

予選

近谷涼 21位(4分32秒340)。ここで終了。

決勝、3決

優勝:フィリッポ・ガンナ(イタリア) 4分13秒607

2位:イヴォ・オリヴェイラ(ポルトガル) 4分15秒428

3位:アレクサンドル・エヴトゥシェンコ(ロシア) 4分13秒786


21位:近谷涼

ポイントレース

優勝:キャメロン・マイヤー(オーストラリア) 70ポイント

2位:ヤン・ウィレム・ファン・スヒップ(オランダ) 52ポイント

3位:マーク・スチュワート(イギリス) 49ポイント



女子

オムニアム

優勝:キルステン・ウィルト(オランダ) 121ポイント

2位:アマリー・ディデリクセン(デンマーク) 112ポイント

3位:ラシュリー・ブキャナン(ニュージーランド) 106ポイント


8位:梶原悠未 93ポイント

スクラッチレース 梶原は5着、32ポイント獲得。

テンポレース 梶原は7着、28ポイント獲得。

エリミネーションレース 梶原6着、30ポイント獲得。

スプリント

準決勝

決勝、3決

優勝:クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ) 2-1 2位:ステファニー・モートン(オーストラリア)

3位:ポリーネ・ゾフィー・グラボッシュ(ドイツ) 2-0 4位:李慧詩(香港) 

22位:小林優香

28位:前田佳代乃 

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羽生結弦に国民栄誉賞:それにしても、国民栄誉賞を乱発しすぎじゃないか

2018-03-02 18:58:37 | スポーツ
安倍が二度目の首相になって以降、国民栄誉賞が乱発されている。




2018/3/2 10:14

 菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与することを検討すると発表した。昨年11月に右足首を痛めて一時は平昌五輪出場も危ぶまれながらも、同種目で66年ぶりとなる2連覇を達成した点を評価した。


安倍晋三首相が同日、検討を指示した。有識者の意見を聞いたうえで決定する。菅氏は「羽生氏の今回の快挙は国民に大きな感動と勇気、社会に明るい夢と希望を与え、東日本大震災の復興への力強いメッセージとなる」と述べた。


ケチをつけるわけではないが、囲碁七冠の井山裕太は一度も世界一になったことがないのに、国民栄誉賞を受賞した。

遡れば、松井秀喜の国民栄誉賞も「?」がつく。

欧米ならば、日本の文化勲章や紫綬褒章にあたる勲章が最高名誉とされているだけに、違和感を覚えるね。

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3/1 アペルドールン世界選手権2日目:男子ケイリンで河端朋之が銀メダル獲得!

2018-03-02 16:51:50 | スポーツ
競輪選手が世界選でメダルを獲得するのは、1993年の吉岡稔真(男子ケイリン・3位)以来のこと。

また、不思議なことに、世界選におけるケイリン(プロ時代含む)において、日本はこれまで銀メダルを獲得したことがなく、河端が初めてのケースとなった。


男子ケイリンで河端朋之が銀 自転車世界選手権:日本経済新聞

2018/3/2 8:52

 【アペルドールン(オランダ)=共同】自転車トラック種目の世界選手権第2日は1日、オランダのアペルドールンで行われ、男子ケイリンで河端朋之(日本競輪選手会)が銀メダルを獲得した。日本自転車競技連盟によると、男子ケイリンでの日本勢の表彰台は1993年に銅メダルを獲得した吉岡稔真以来で25年ぶり。6選手による決勝は最終周回で後方から順位を上げ、最後の直線で2位に入った。

 河端は各組1着が準決勝に進める1回戦は4組2着。敗者復活戦で4組1位となって準決勝へ勝ち上がると、2組3位で決勝に進出した。

 今季のワールドカップ(W杯)第4戦優勝の脇本雄太(日本競輪選手会)は準決勝1組で5位にとどまり、7~12位決定戦で9位となった。新田祐大(同)は1回戦と敗者復活戦で敗れた。

 女子スプリントの小林優香(同)と前田佳代乃(京都府連盟)はともに1回戦で敗退。フライングスタートの200メートルタイムトライアルで争う予選は小林が22位、前田が28位で通過していた。



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UCI 2018 TRACK CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(全種目エントリー・結果)


Competition Schedule(3/1スケジュール表)

・決勝種目

男子団体追抜

男子スクラッチレース

男子ケイリン


女子団体追抜


男子

ケイリン

予選

脇本雄太 1組4着 → 敗者復活戦へ

新田祐大 2組3着 → 敗者復活戦へ

河端朋之 4組2着 → 敗者復活戦へ

敗者復活戦

河端 4組1着 → 準決勝へ

脇本 5組1着 → 準決勝へ

新田 6組3着。ここで終了。

準決勝

脇本 1組5着 → 7~12位決定戦へ

河端 2組3着 → 決勝へ

決勝、順位決定戦

優勝:ファビアン・エルナンド・プエルタス・サパタ(コロンビア)

2位:河端朋之(日本)

3位:マキシミリアン・レヴィ(ドイツ)


9位:脇本雄太

19位:新田祐大

団体追抜

決勝、3決

優勝:イギリス(エドワード・クランシー、キアン・エマディ、イーサン・ヘイター、チャーリー・タンフィールド) 3分53秒389

2位:デンマーク(ニクラス・ラーセン、ユリウス・ヨハンセン、フレデリック・マードセン、カスパー・フォン・フォルザック) 3分55秒232

3位:イタリア(シモーネ・コンソンニ、リアム・ベルタッツォ、フィリッポ・ガンナ、フランチェスコ・ラーモン) 3分54秒606


9位:日本

スクラッチ

優勝:ヤウヘニ・カラリオク(ベラルーシ)

2位:ミケーレ・スカルテッツィーニ(イタリア)

3位:カラム・スコットソン(オーストラリア)



女子

団体追抜

1回戦

決勝、3決

優勝:アメリカ合衆国(ジェニファー・ヴァレンテ、ケリー・キャトリン、クロエ・ダイガート、キンバリー・ガイスト) 4分15秒669

2位:イギリス(ケイティ・アーチバルド、エリノア・バーカー、ローラ・ケニー、エミリー・ネルソン) 4分16秒980

3位:イタリア(エリーザ・バルサーモ、レティツィア・パテルノステル、シルヴィア・バルセッキ、タティアナ・グデルツォ) 4分20秒202


9位:日本

スプリント

予選

小林優香 22位(11秒248) → 1/16決勝へ

前田佳代乃 28位(11秒446) → 1/16決勝へ

1/16決勝

前田は李慧詩(香港)に敗退。ここで終了。

小林はロリーヌ・ファン・リーセン(オランダ)に敗退。ここで終了。

1/8決勝

準々決勝

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週明けに伊調馨、栄和人強化本部長の双方に聞き取り実施へ

2018-03-02 16:12:50 | スポーツ
この問題は、栄強化本部長に権限を集中させたことに原因があると見られる。

よって、栄強化本部長の任務を軽減させる手段を取るしかないだろう。




2018/3/2 10:20

 女子レスリングで五輪4連覇を果たした伊調馨選手が日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとして、レスリング関係者から内閣府の公益認定等委員会に告発状が出された問題で、林芳正文部科学相は2日、週明けに協会が伊調選手と栄氏から聞き取りを行うと明らかにした。


協会関係者によると、聞き取りは倫理委員会で行う。林氏は「われわれとしても協会の対応を注視したい。事実関係を明らかにしていただくことが大事だ」と述べた。

 伊調選手は1日に所属するALSOKを通じて「告発状については一切関わっておりません」とのコメントを発表したが、パワハラとされる事実の有無については言及しなかった。協会は同日「当協会が伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はない」とする文書を発表した。

 告発状は、栄氏が伊調選手のコーチを務める強化委員の男性に指導をやめるよう命じ、従わなかった男性を脅したと主張。同選手が練習場所としていた警視庁の施設に出入りできないよう圧力をかけたとしている。〔共同〕


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女子レスリングに「内紛勃発」か?:伊調馨が栄強化本部長を「パワハラ」で訴えた

2018-03-02 10:00:21 | スポーツ



3/1(木) 5:30配信

レスリング女子で史上初の五輪4連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した伊調馨(33=ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)から繰り返しパワーハラスメントを受けたとして、レスリング関係者が1月に代理人弁護士を通じて、内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出していたことが28日、明らかになった。平昌五輪の日本選手団の活躍で沸いた日本スポーツ界にとって、大きなダメージとなる可能性もある。

 平昌五輪での日本選手団の大活躍に続き、20年東京五輪マスコットも決定。機運が高まりつつあるタイミングで、指導者とアスリートの軋轢(あつれき)が発覚した。レスリング関係者が五輪4連覇の伊調に対するパワハラに関し、伊調の恩師である栄強化本部長を告発したのは1月のことだった。

 告発状によると、スタート地点は、04年アテネ、08年北京と伊調が五輪連覇を達成したあと。姉の千春さんとともに、一度は現役引退も示唆した伊調はカナダへ留学。帰国後は練習拠点を愛知県大府市の至学館大から東京へと移したが、これに栄氏が激怒したとしている。

 東京に拠点を移したあとの伊調は、近隣の大学や自衛隊への出稽古のほか、男子の合宿にも参加。当時、男子の強化スタッフだった田南部力コーチに指導を仰ぐ形で技術を磨いた。当時、女子強化委員長だった栄氏は、田南部コーチに対し伊調への指導をやめるように忠告。そんな状況でも、伊調は12年ロンドン五輪で3連覇を達成した。

 しかし、ロンドン五輪後、栄氏は3スタイル(フリー、グレコローマン、女子)全てを統括する強化本部長に就任。その後、伊調が男子の全日本合宿に参加することを禁じ、田南部氏が指導拠点としていた警視庁への出入りも禁止したという。希望通りの練習ができない中で、伊調は16年リオデジャネイロ五輪で女性アスリートとして世界初の五輪4連覇を達成し、国民栄誉賞も受賞したのは周知の事実だ。

 日本協会関係者は「告発状に関して内閣府からの問い合わせなどはない」としたが、内容が確かなら“アスリートファースト”をうたう20年東京五輪に向け、由々しき事態といえる。一方で、栄強化本部長はスポニチ本紙の取材に対し「伊調から何かを言われたこともない。五輪4連覇に向け、しっかり見守ってきたつもり。伊調がこんなことを言うとはとても思えない」と話し「ちゃんと皆さんにお話しする機会を改めてつくりたい」と話した。

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日本レスリング協会幹部のA氏とは?(日刊ゲンダイ:2015年11月14日)

2018-03-01 21:05:37 | スポーツ
ひょっとしたら、この人物


日刊ゲンダイ|山口組元顧問交際問題 裁判記録で浮んだアマスポーツの大物

2015年11月14日

日大名誉教授の山岡永知氏(77)と山口組元顧問(82)との交遊が明るみになった民事訴訟の裁判記録で、反社会勢力と各界の生々しい交流が浮かび上がってきた。関係者の証言などから、元顧問との密接な関わりを暴露されたのが日本レスリング協会幹部のA氏。JOC副会長を2013年まで2期4年務め、現在も東京五輪組織委評議員に名を連ねる大物だ。

 問題の民事訴訟は、13年に元顧問が知人の男性経営者を相手取って4500万円の借金返済を求めたもの。裁判記録によると、男性経営者が元顧問と知り合ったのは07年。当時現役だった元顧問が支援する女優のディナーショーだった。

 知人の紹介でチケットを数枚購入した男性経営者に元顧問が挨拶。元顧問から何度も誘いがあり、初見から間もなく都内で初めて宴席を囲んだという。クラブに河岸を変えた2次会に加わったのがA氏だった。男性経営者は「オリンピック団長のA氏もいた」ことから、元顧問との関わりに抵抗感が薄まったと陳述している。


元顧問との関係をただしたNHKに対しA氏は、「指導するスポーツ選手などが繁華街で暴力団員とトラブルになるのを避けるため挨拶に行った。飲食したかは覚えていない。以来、元顧問とは会っていない」と話したというが、苦しい言い逃れだ。A氏は元顧問の郷里の岡山まで足を延ばし、会合を重ねていた。

 山岡氏が裁判所に提出した手書きメモには、A氏の動向も記されている。それによると、08年5月28日午後1時56分、山岡氏ら4人がJR岡山駅に到着。午前11時15分に岡山空港入りしていた知人も交え、元顧問の自宅を訪れた。午後5時に〈別件の客〉として、A氏ら2人も来訪。午後6時に山岡氏一行とA氏らが合流し、計9人で午後8時10分まで市内の飲食店で食事をとり、クラブをハシゴ。午後8時20分から午後11時30分まで揃って過ごしたという。

 レスリング協会に事実関係を確認すると、「こっちは(A氏への)窓口じゃないので、何とも言えない」との回答だった。


スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。

「A氏が元顧問と交流していたとされる時期は、JOCの選手強化本部長時代です。手本となるべき人間が反社会的勢力と接点を持つとは言語道断。JOCの要職を渡り歩いてきたA氏の影響力はいまだに大きい。これだけの疑いがかけられている以上、JOCはA氏を調査する必要がある。弁明の余地がないのであれば、野球賭博に関与した元プロ野球選手らと同様に永久追放が当然でしょう」

 裁判記録にはA氏ばかりでなく、日本トライアスロン連合の顧問を務めたB氏も頻繁に登場する。関係者の陳述で「元顧問の取り巻き」と評されたB氏は大手商社出身。元顧問の知恵袋的存在で、広島に拠点を置く不動産会社との縁も深かったという。裁判の端緒となった金銭トラブルには元顧問が「家族同然の付き合い」だという往年の大スターの息子も関わっていた。

 黒い交際の輪はとめどなく広がっていく可能性がある。

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