公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

決定!2009 公営競技MVP!

2009-12-31 17:22:38 | 公営競技MVP

さあ、9回目の迎えた、公営競技はどこへ行く恒例、公営競技MVP!

では改めて各競技MVPを紹介。

・中央競馬 ウオッカ

・地方競馬 ラブミーチャン

・競輪 武田豊樹

・競艇 松井繁

・オートレース 永井大介

まず、レースオブザイヤーから行こう。

===歴代レースオブザイヤー===

・2001 日本選手権オートレース優勝戦(オートレース)

・2002 共同通信社杯競輪決勝(競輪)

・2003 笹川賞&オーシャンカップ優勝戦(競艇)

・2004 日本選手権オートレース優勝戦(オートレース)

・2005 スーパースター王座決定戦(オートレース)

・2006 スーパスター王座決定戦3日目トライアル戦(オートレース)

・2007 プレミアムカップオートレース優勝戦・伊勢崎(オートレース)

・2008 秋の天皇賞(中央競馬)

そして今年は・・・・

ジャパンカップに決定しました!

選考理由

・先頭に立ったウオッカを追い詰めるオウケンブルースリが並んでゴール。長い写真判定の末、ウオッカが勝利、という展開が劇的だったから。

さあ、公営競技MVPは各競技MVPから決定!

===歴代MVP===

・2001 クロフネ

・2002 植木通彦

・2003 山田裕仁

・2004 安藤勝己

・2005 ディープインパクトチーム

・2006 内田博幸

・2007 山崎芳仁

・2008 松井繁

さあ、発表です!

2009年、公営競技MVPは、

ウオッカです!

選考理由

・ヴィクトリアマイルの圧勝劇、安田記念、ジャパンカップにおける接戦をモノにした強さは、競馬ファンを虜にした。出血しながらも勝利したジャパンカップは終生感動に値するものであっただろう。

というわけで、2009年の公営競技はウオッカさまさまだった、ってことかな?

以上、2009年の公営競技MVPが決定しました!

そんなこんなで、いよいよ、公営競技はどこへ行くの今年の更新も、これが最後。本年もたくさんの皆様にご覧頂き、誠に御礼申し上げます。

2010年もどうかご愛顧頂きます様、宜しくお願い申し上げます!

ではさよなら!


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スーパースター王座決定戦回顧

2009-12-31 16:47:14 | 大レース回顧集

第24回スーパースター王座決定戦が31日、船橋オートレース場で行われた。

1 永井 大介 3.26

2 田中  茂  3.29

3 高橋  貢  3.28

4 池田 政和 3.27

5 荒尾  聡  3.31

6 岡部  聡  3.28

7 平田 雅崇 3.31

8 有吉 辰也 3.30

スタートは永井、荒尾が行き、荒尾が1角で捲って出ようとしたが、永井に突っ張りきられた。だが、1周3角付近で、高橋がズブリと永井を差し先頭。高橋はそのまま残る周回を押し切り、スーパースターは2004年以来5年ぶりの優勝。2着も永井が粘りきった。3着は田中。

Fウルフに乗り換えてからスタートの出が良くなった高橋。前場所の伊勢崎一般戦で史上初の150Vを達成したが、機力の良さを如何なく発揮。今シリーズも初日、2日目と連勝して早くも王座決定戦進出を決めていた。

王座決定戦でもスタート時点で3番手。永井が荒尾を封じるのに一苦労していたところ、ズブリと差し込んだ。これでSGは15回目の優勝。片平巧の16Vにあと1つまで迫った。

永井は試走ではかなり引っ張っていたが、スタートが思ったほど出なかった。これが誤算だった。 


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大晦日決定!公営競技MVP!

2009-12-30 17:45:16 | 公営競技MVP

いよいよ、今年もこのコーナーをお送りする時期となった。

公営競技MVP及びレースオブザイヤーは31日の大晦日に決定するが、その他の賞について発表することにしよう。

===各競技MVP===

・中央競馬・・・ウオッカ

・地方競馬・・・ラブミーチャン

・競輪・・・武田豊樹

・競艇・・・松井繁

・オートレース・・・31日決定。

===殊勲賞===

・石崎隆之(6000勝達成)

・高橋貢(150回目の優勝達成)

・有馬澄男(4000勝達成)

・永井大介(SG3連覇達成)

・ヴァーミリアン(日本競馬史上初のG1・Jpn1レース8勝)

・角田輝也(前年の地方競馬調教師年間最多勝利数更新)

===敢闘賞===

・深谷知広(史上最速のS級特進)

・カンパニー(JRA史上初の8歳馬のG1優勝)

・浦田信輔(浜松ゴールデンレース3連覇)

・マツリダゴッホ(オールカマー3連覇)

・有吉辰也(SG15連続優出)

===功労賞===

・野中和夫(SG17回制覇。当年引退)

・山口健治(G1 3回優勝。当年引退)

・秋田敬吾(オートレース史上初のSG5連勝完全優勝達成者。当年引退)

・ブルーコンコルド(G1・Jpn1 7回優勝。当年引退)

・ダイワスカーレット(G1・Jpn1 5回優勝。当年引退)

===ご利益賞===

・一岡浩司(笠松予想屋大黒社。鳩山由紀夫氏など、接点を持ったお方が続々とご利益を受ける。)

===トピックス賞===

・バンク(当ブログに多数のコメントを寄せ、当ブログの盛り上がりに貢献。元競輪選手)

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KEIRINグランプリ回顧

2009-12-30 17:23:37 | 大レース回顧集

KEIRINグランプリ09が30日、京王閣競輪場で行われた。

スタートは5 加藤慎平が取り、2 永井清史-加藤、9 海老根恵太、1 平原康多-8 武田豊樹-3 神山雄一郎、7 石丸寛之、6 山崎芳仁-4 伏見俊昭。

6周回バックストレッチ通過付近で、山崎-伏見が上昇。山崎は残りあと2周前付近で正攻法の位置に入る。ジャンが鳴って、山崎が流しながら後ろの動向をみていたところ、平原-武田-神山がジャン4角あたりでスパート。最終1センター付近では、平原-武田に続いて山崎が3番手に入り込み、以下、神山-伏見-海老根と続く。2センター付近より、伏見が捲り追い込みを仕掛け、一方、武田が4角で平原を交わして先頭に立つ。直線では、武田、伏見の争いに、伏見の後位につけた海老根が大外から伸び、最後は武田と並んでゴール。海老根はゴール通過後、ガッツポーズを見せたが、微差、武田を交わしていた。3着に伏見。

初出場初優勝例は、第一回の中野浩一を除けば史上7例目。3年前のアジア大会の落車以降、一度は地獄を見た海老根が、今年はG1、G2といずれも1回ずつ制し、大一番のグランプリ制覇も果たした。今回は伏見に乗った形になったとはいえ、海老根が得意とする2センター付近からの捲り追い込みを決めての優勝。

海老根自身、まだまだマークに回る機会はほとんどないし、また回る必要性もないので、来年以降も自力を駆使してG1戦線を中心に活躍することであろう。

それにしても武田はガックリだな。優勝していれば、今年の獲得賞金額は2億7000万円を超えるところだった。もっとも、今年最も充実した1年を送った選手といえば、武田ではなかったか。

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東京大賞典回顧

2009-12-29 19:48:01 | 大レース回顧集

第55回東京大賞典が29日、大井競馬場で行われた。

1番人気は、13 ヴァーミリアンで2.0倍、2番人気は、14 サクセスブロッケンで2.9倍、4 ゴールデンチケットで4.1倍。10倍以下の単勝人気は以上3頭。

10 フリオーソがハナを奪い、サクセスブロッケンが2番手。以下、3 ロールオブザダイス、ヴァーミリアン、9 ボンネビルレコード、ゴールデンチケットと続く。2 セレンは後方から4頭目。

バックストレッチ付近で、ゴールデンが一気にスパート。先頭のフリオーソに並びかける。ゴールデンの後位にヴァーミリアンがすかさずとりついた。ロール、サクセスは4角で4、5番手で直線へ。

直線に入り、ヴァーミリアンが先頭に立ったが、外からサクセスが襲い掛かる。ゴール板まで両馬の一騎打ちとなったが、わずかにハナ差、サクセスがヴァーミリアンを交わして優勝。3着争いもきわどかったが、ロールがセレンを抑えて入った。ゴールデンが5着。

<短評>

・サクセスブロッケン・・・今回は道中、力みが見られず、流れに沿った形でレースを進めた。直線に入ってヴァーミリアンに狙いを定め、きわどい勝負となったがわずかに交わした。世代交代が言われ続けるダート界だが、来年はさらに力強いこの馬のレースが見られるのではないか。

・ヴァーミリアン・・・力が要る地方の馬場はこの馬に合っている。直線で一旦先頭に立ち、最後はサクセスに惜敗したが、衰えは感じられない。まだまだ第一線として活躍できるだろう。

・ロールオブザダイス・・・終始前団をキープし、よく頑張った。

・セレン・・・このレースのダークホースの一頭だったが、初手の位置取りが後ろすぎた。しかし、直線の動きはよかった。今後、更に交流重賞の経験を積めば、G1級レースでも更なる上を狙えるだろう。

・ゴールデンチケット・・・ルメールが、向正面から思い切った策を講じたが、フリオーソを4角で交わしきれず、直線で伸び切れなかった。

・フリオーソ(7着)・・・スタートの出がよく、そのまま主導権を握ったが、3角でゴールデンチケットに来られた時点で脚を失ってしまった。

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SSカップみのり回顧

2009-12-29 19:19:05 | 大レース回顧集

2回目を迎えたSSカップみのりが29日、京王閣競輪場で行われた。

スタートは4 村上博幸が取った。村上博はすかさず、兄の2 村上義弘を入れ、村上義-村上博-8 市田佳寿浩で前団ラインを固めようとしたが、5 浅井康太-9 成田和也-6 渡邉晴智がしつこく前団をうかがおうと試みる。しかし、2周1センター付近で浅井以下は7番手以降に下がる。4番手~6番手は、3 小嶋敬二-6 山田裕仁-1 山口幸二。

残りあと2周を通過後、浅井以下が一気に前団へと押し上げ、ジャンで村上義を交わして先頭に立つが、ジャン2センター付近から小嶋以下が仕掛け、残りあと1周手前で浅井を交わして出切る。

その動きに対して村上義がすかさず叩きに出るが、バック手前で山田の牽制にあって失速。さらにバックから浅井が捲ったが、中部勢の4番手に切り替えた村上博に2センター付近で牽制され失速。直線に入り、小嶋マークの山田と、3番手の山口のきわどい勝負となったが、わずかに山田が微差、山口を抑えて優勝。村上博が3着に入った。

40歳の小嶋、そしてともに41歳の山田と山口。アラフォートリオが主導権を握り、最後は41歳同士のワンツーとなってしまった。加えて、レースの組み立て方も、他の6選手とは一味違っているところを見せたという印象を残したな。


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週間レースを想う

2009-12-29 08:37:51 | 公営競技論

週間レースの話が出ているな。

週間レースといえば、公営競技の総合情報誌として、1959年に創刊されたというから、50年の歴史にもなる。

直島 現社長とは、確か3年前だったか、TOMさんの仲介により、秋葉原の居酒屋で2時間程話したことがある。もっとも、泥酔状態で話をしていたので、内容はすっかり忘れた。

と、こういう話を持ち出すと、

「あ~あ。だからBODは週間レース『信者』なのか」

と言われかねないな。更に言うと、この社の元名物編集長、鈴木さんとも1度だけ一緒に仕事させてもらったこともある。

だとしたら、余計に、『信者』扱いされそうだが、接点は各々1回ずつしかないし、おまけに便宜を図ってもらったことは一度もない。

そういえば確か3年ほど前だったか、鈴木さんが取締役を電撃的に解任されてしまった。だが、鈴木さんがいなくなってからの週間レースはページ数も減り、おまけに記事の中身も薄くなった。

この時点で私は、もう定期購読するのはやめよう、と思った。

ところが、鈴木さんが独立して情報紙を立ち上げたことが契機となり、週間レースも、それに対抗意識が芽生えたのかもしれない。特に、売上げデータについては詳細に報じるようになった。しかも、最近は独自調査によるデータを公表していることを考えると、こういった情報誌が、一つぐらいはあってもいいんじゃないか、ということ。

ま、各団体、施行者の御用雑誌という見方もされているであろう週間レースだが、私自身は13年もの間読んでいるせいかもしれないが、これがないと公営競技は面白くなくなるだろうな、と思う次第。

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ヤンググランプリ回顧

2009-12-28 17:07:36 | 大レース回顧集

ヤンググランプリ09が28日、京王閣競輪場で行われた。

スタートは3 菅田壱道が取った。道中の並びは、2 柴崎淳-8 池田良、7 伊原克彦、菅田-5 藤野孝彦、4 牛山貴広-9 神山拓弥、1 木暮安由-6 篠原忍。

残りあと2周で木暮-篠原が上昇。ジャン前から、牛山-神山が主導権を奪いに出る。木暮-篠原は3、4番手。さらに5番手に伊原が入り、菅田-藤野が続く。対して、正攻法の位置だった柴崎は、菅田に内からもぐられたこともあって後方8番手。

最終1センター付近で、伊原が捲って出た。これに菅田が続く展開。伊原は2センター付近で先頭に踊り出たが、その後、神山が番手捲りを打ち、伊原に追走した菅田を競り落とす。しかし、内で粘っていた木暮が、中をこじ開けようとして神山に押圧したところ、自らバランスを崩し転倒。これに篠原も乗り上げた。最後は神山が伊原を差し優勝。伊原2着、菅田3着。

牛山に乗った神山が、伊原の動きに最後は乗って見事に優勝。木暮の押圧にも全く動じない横の強さも披露した形。今年は、オールスターで準決勝まで進出したが、今後は自力を主体としながらも、メンバー次第ではマークでも十分やっていけるのではないか、というものを感じた一戦にも思えた。

 

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競艇選手は航走指示を見ていないのか

2009-12-28 09:54:40 | 競艇

っていうことだな。

26日の丸亀8レース

動画はこちら。

http://210.148.108.173/bb_top/new_bb/txt/15/rep/rep2009122608.asx

このレース、1周1マークで、3 吉永が4コースから差して先頭に立ち、2番手に5 山崎、3番手に2 荒井で続いた。ところが1周2マーク手前で、4 大熊が舳先を、前を行く6 幸本のモーターに当ててしまい、大熊は落水シッキャーク!しかし、幸本はエンスト寸前に追い込まれながらも、艇をその後立て直した。

問題はこの後。

2周1マーク、航走指示は、救助艇の「外」と出ていたはずだが、これを先頭の吉永が見ていなかったのか、ターンマーク付近を通過するという、通常のターンを行った。また、山崎もこれにつられて、内側航走をしかけたところ、荒井と1 亀山が指示通りのターンを試みたため、山崎はそれに気づいて、1マークを終える直前で艇を救助艇の方向へと回りなおしたため、荒井らを抑えて「先頭」で回ったが、吉永はバックストレッチ付近まで艇を進めていたため、その後救助艇の方向へと進んだものの、既に亀山よりも後ろの位置になっていた。

というわけで、1着山崎、2着荒井、3着亀山。吉永は事故がなければ恐らく1着だっただろうが、まさかの4着になった。

というわけか。

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一回転して完走

2009-12-27 22:50:59 | 競艇

26日の平和島8レースでこんなことがあったようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=FhJqo4chpdU&feature=player_embedded

2号艇の山崎善庸が2周2マーク手前でひっくり返って一回転。

しかし、艇を立て直して何と完走。

思えば昨年1月、戸田で関口智久が半回転して完走したシーンがあったが、それよりも高度な離れ業だった。

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有馬記念回顧

2009-12-27 21:58:10 | 大レース回顧集

第54回有馬記念が27日、中山競馬場で行われた。

1番人気は、2 ブエナビスタで3.4倍、2番人気は、9 ドリームジャーニーで4.0倍、3番人気は、7 マツリダゴッホで9.4倍、4番人気は、16 フォゲッタブルで9.6倍。10倍以下の単勝人気は以上4頭。

スタートでドリームジャーニーが出遅れ。

8 リーチザクラウンが先頭に立ち、12 テイエムプリキュア、3 ミヤビランベリあたりが2、3番手。13 シャドウゲイトが4番手、1 アンライバルドが5番手あたり。その後ろは、11 イコピコ、ブエナビスタ、10 スリーロールス、15 ネヴァブションあたりが固まる。さらにその後ろの集団は、4 マイネルキッツ、5 コスモバルク、 7 マツリダゴッホが形成。14 セイウンワンダー、フォゲッタブルが後方3、4番手。さらにその後ろにドリームジャーニー。最後方に6 エアシェイディ。

向正面で波乱。スリーロールスがズルズルと後退し、鞍上の浜中は後に下馬。またこの動きがあったあたりから後続も追い出しにかかり、マツリダゴッホが一気に捲って出て、3~4角付近ではシャドウとともに先頭3頭を完全に飲み込み、先頭に踊り出ようかという勢い。その後ろにブエナがついて直線へ。

直線に入り、マツリダを交わしたブエナが一旦は先頭に立ったが、これをドリームがぴったりと馬体を併せ、坂上にさしかかるあたりで捕らえて先頭。最後は半馬身の差をつけ、史上9頭目の春秋グランプリホースとなった。2着ブエナ。3着争いは接戦となったが、エアがフォゲッタブルを頭差退けた。5着はマイネル。

<短評>

・ドリームジャーニー・・・スタートで出遅れたが、すかさず隊列に加わり問題なし。勝負どころでは中団位置近くまで押し上げ、最後は鋭い切れ味でブエナビスタを交わし優勝。今年は、距離的に厳しいと見られた春の天皇賞で3着に入ったことで、好調さをアピールし、宝塚記念では快勝。秋の天皇賞は展開向かず敗れたが、それからこのレースだけに照準を絞って、見事春秋グランプリホースとなった。思えば、昨年の有馬記念が復活のきっかけとなるレースとなったが、それから1年、すっかり日本を代表する古馬へと変貌した。

・ブエナビスタ・・・道中折り合い、直線ではマツリダゴッホに狙いを定めて抜け出しにかかったが、ドリームの鋭い脚に屈した。現地点では牡馬と牝馬の差が出たかも。しかしながら、古馬になってもさらに成長していくのではないか。

・エアシェイディ・・・パドックにおける馬体はよく見えたので、調子がいいと思ったが、レースでもしぶといところを見せた。

・フォゲッタブル・・・よく頑張ったといえるか。ただ菊花賞でもそうだったが、最後の粘りが今後の課題かも。

・マイネルキッツ・・・着順的に見ると、天皇賞馬の片鱗は見せたが、流れについていくのが精一杯だった。

・マツリダゴッホ(7着)・・・さすがに中山コースは得意だな、という印象のラストランだったが、往時の力はなかったみたい。

・リーチザクラウン(13着)・・・まだ、ゆったりとした流れが作れていない。

なお、スリーロールスは、浅屈腱不全断裂と診断されたことから、競走能力を喪失したかも。

(追記)

大師匠の回顧録

http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/200912270000/

あっ、週刊プレイボーイの名鑑みた。

大井の予想屋だと600万円ほども稼いでいるみたいだが、これを見た大師匠は激怒かな?

但し、マスコミ等の露出度に関していうならば、大師匠は破格の扱われ方をされています。予想屋でしょっちゅう、テレビ、ラジオ、雑誌に出てくるお方はめったにいない。おっと、当ブログにおいても、大師匠の話題は事欠かないし。


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12年連続ダウン

2009-12-27 21:36:08 | 競馬

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20091227109.html

日本中央競馬会(JRA)は2009年の開催が終了した27日、今年の業績(速報値)を発表し、開催288日の総売り上げは2兆5900億7350万円で昨年比94・2%となり、12年連続で減少した。総入場人員は昨年比、99・0%の731万6360人だった。


ついに2兆5000億円台となったか・・・

ところで、この数字であればまだ黒字なのか?

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中山大障害回顧

2009-12-26 15:58:00 | 大レース回顧集

第132回中山大障害が26日、中山競馬場で行われた。

1番人気は、7 キングジョイで2.5倍、2番人気は、14 メルシーエイタイムで3.3倍、3番人気は、5 テイエムトッパズレで5.3倍。10倍以下の単勝人気は以上3頭。

テイエムトッパズレがハナに立ち、3 トウカイポリシーが2番手。キングジョイは早くも3番手あたりをキープ。メルシーエイタイムは、1 オープンガーデンらと並んで中団あたりに構え、大竹柵を全馬通過。その後、大生け垣も全馬通過した後、トウカイポリシーとメルシーが一気に上昇の構え。そして。

何と、障害でも何でもないところで、先頭を走っていたテイエムが、3周目向正面手前付近で落馬。この動きに乗じてメルシーが一気に先頭をうかがい、これにキングも追随。トウカイが後退して、代わってオープンが上昇して直線へ。

直線に入り、完全にキングとメルシーの2頭のマッチレース的な様相を呈したが、キングがじわりと差を広げ、昨年に続きメルシーを下し、中山大障害連覇を達成した。

優勝のキングジョイは道中慌てない動き。メルシーを最後突き放した動きは貫禄勝ち、といってもいい。メルシーエイタイムは、中山大障害では5年連続の連対。早めにキングジョイを負かしに行ったが、相手が一枚上だった。


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石丸、「順当勝ち」かな?

2009-12-26 15:27:15 | 競輪

イケメングランプリは、石丸寛之に決定!

http://www.ikemengp.com/result.html

ま、本命のうちの一人だっただろうから、順当かな?

なお、準グランプリは伏見俊昭と坂上樹大。

坂上は今年、もうちょっとでSS級だったが、ここでも惜しい結果となった。

ところで、大阪の中澤兄弟は出てなかったのか?

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JKAをどう「動かすか」

2009-12-26 09:48:34 | 競輪

バンク先生の最後のコメントで、JKAは諸悪の根源である、という話があった。

ま、事実だろう。

しかし、JKAを変革させることは容易なことではあるまい。それこそ、JRAやNARや日本財団(船舶振興会)も変えれるか?って言っているようなもんだぜ。

とはいっても、JKAって、「KEIRINの提供でお送りします」って言っているにもかかわらず、事務管理は行うが、運営権はないため、施策で失敗したからといって、JKAの人間が責任を問われることはないのは確かに問題。

よって結局、売上げはダメでした。競輪場は潰れました。選手は切れませんでした・・・で終わっているからなぁ・・・

もし、売上げでもアップさせていれば文句は言われないんだろうけど・・・

ま、中野さんが以前言っていたけど、むしろJKAに強大な権力を持たせたほうがいいかもしれない。 となると、残りの4団体はJKAの傘下に入ってもらう。となると、責任の所在は明確になる。また、競輪、といえば、5団体の合意形成で施策が行われている、なんて思う人は少ないだろうから、そういった観点から見ても、JKAに権限を集中させることは得策。

しかし、一番抵抗するのは恐らく日本競輪選手会だろうな。

何せ、選手会といえば、日本自転車競技連盟に理事を送り込んでいるだろ。日本車連、といえば、世界の自転車競技組織から見ると、非常に重要な団体。何せ、ドーピング違反が出た場合にかかる処分決定は、各国の車連が行うわけだし。よって、車連の中では、会長を投票で決めているところも少なくない。

ところが日本では、競輪選手の「天下り先」に成り下がっているのが現状。会長は選手会の理事長というのが、慣例的に決まっているようなものだからなぁ。これはいずれ、「絶対に」やめさせなければダメだぜ。

しかも、20年前のKEIRINグランプリ中止のことが脳裏をよぎる。「モンスター選手会」を果たして鎮める策はないものか?

はっきりいって、JKAよりも選手会をどうせねばならないのかを考えたほうがいいかも、と思うんだが。

もしここをクリアできれば、JKAへの権力集中は実現可能となろう。だがその前に、選手会の威力を弱める策はないものか?

「三点セット」で、JKAも、全輪協も、競技会も、一致団結できないものか?そして、これを実現させるためには、果たしてどの団体から「攻略」すればいいのか?

分かる方は教えてください。ま、JKAが「やる気」がある、というのであれば、JKAに提案書を送りたい気がするが・・・

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