「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ビール&演歌」

2012年05月29日 | 晴耕雨読

            

あれから3週間余り。ひと汗流した夏野菜の植え付けはGWの後半だった。
トマトもキューリもピーマンも順調に根付いた。もちろん本命のスイカも。
特にスイカは成長著しく、速く地面を這わせてくれ・・・と催促するように、防虫用のビニール囲いから顔をのぞかせているではないか。

よしよしこれから手を入れよう・・・と、日が陰ってから畑に出る。
待っているのはやぶ蚊の群れ。一瞬の隙を与えればこそ、低血圧のこの身の血圧をさらに下げるほどの勢いでもぶれ付いてくる。露出しているのは顔と耳だけ。集中的に襲ってくる。作業が半分、蚊との闘いが半分。

スイカのビニール囲いを取り除き、土寄せをして枯れ草を畑一面に敷き詰める。
スイカは自らの茎を伸ばすために、小さなひげを出して枯れ草に巻き付きさらに四方八方に新芽を伸ばす。つまり気持ちよくツルを伸ばさせるためのベッドみたいなものだ。

そんな作業にひと汗かいて、プシュッと開ける缶ビールの旨さ!たまらんねー。
流れる歌は、あの演歌の女王、美空ひばりさんの誕生日にちなんで、ひばり演歌の熱唱ときた。これまた演歌ファンにとってはたまりませんね~。

「港町十三番地」「りんご追分」・・・まさに半世紀、50年も60年も前のヒット曲。なのにちゃんと耳に残っているし、歌詞も頭にこびりついている。
今どき流行っている歌、AKBなんたらというのが50年先に思い出される歌なのだろうか。などと下らんことを言っても始まらないねー。あと50年生きるわけないもの。

それにしても歌ってすごいねー。こんな心に残るひばり演歌をスイカに聞かせてやったら、美味しくホッぺが落ちそうな味になるのは間違いなしだろう。
ひばりさんは好きになれない人もあろう。しかし彼女の歌のうまさ、声量・音域・感情移入、いずれをとっても後に続く人が出てこない。それだけに、下手は下手なりではあるが、カラオケをぶっ放すときの理想とするのはひばりさん以外にはない。
たかが350ccの缶ビールに酔っているのだろうか。いやとっくに醒めたはずだが・・・。

コメント (12)
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