「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ミュージカル鑑賞」

2012年05月20日 | 旅行・レジャー

        

今日は、日ごろお世話になっている先輩のお勧めもあって、柄にもなくミュージカル見学と洒落こんだ。地元で活躍しているミュージカル劇団「CLIMAX岩国」のオリジナル作品『HAUNTED 2』というタイトル。

小さな会場で、歌い踊り、躍動するパワーを目の当たりにしながら、歌舞伎とは異なる、お芝居とも違う、舞台劇とも違う、独特の興奮を味わった。
結論から言うと、華やかさ愉しさ、リズミカルな進行、演出の面白さなど、これがミュージカルだな思わせるシーンの連続であったと思う。ただ、はなはだ失礼ながらストーリーその物が少し分りにくかった。但し、これはミュージカルに馴染のない素人の意見として割り引いて考えてもらっていい。

脚本・演出を手掛けたクライマックス代表の女性は、この作品の上演決断に至った理由を次のように述べている。「昨年3月11日の震災は私たちの心を揺さぶりました。きっと天に召された魂は、心残りはあったでしょう。でも残された大切な人の幸せを願っていると思います。逝く苦しみ、残される苦しみ、私たちなりにしっかり受け止め、この作品に全力を注ぎました。主人公は12歳の少女、自分の置かれた立場を疑似体験として表現したかった・・・」と。
物語も、ハリケーンで命を落とした亡霊と12歳の少女が、あの世の疑似体験を通して現実とのはざまで揺れながら成長していく・・・という物語であったような。

ミュージカル(musical)とは、音楽、歌、台詞及びダンスを結合させた演劇形式を言う。とある。ユーモア、ペーソス、愛、怒りといったさまざまな感情的要素と物語を組み合わせ、全体として言葉、音楽、動き、その他のエンターテイメントの各種技術を統合したものである。そもそもミュージカルとはミュージカル・シアターの略語で、ミュージカル・プレイ、ミュージカルコメディ、ミュージカル・レビューの総称である。とネットに書いてある。

もう少し早くに馴染んでおけばよかったが、このような解説を見ると、あまり近寄らない方が無難なのかな、などと逃げ腰になってしまう。
まあ兎に角、一度はこの目で確かめた。眼で耳で楽しむ分には何の問題もなかった。
そう言えば今思い出した。若かりしころ劇団四季の「オンディーヌ」を観たことを。

コメント (8)
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