「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小学校最後の運動会」

2012年05月27日 | 家族・孫話

毎年秋の一大行事であった、孫の通う小学校の運動会。
今年は、校舎の耐震化工事が二学期に行われるため、5月に繰り上げられた。
        
6年生の兄ちゃんはいよいよ小学校最後の運動会となる。
思い出に残る一日になることを願って、手作り稲荷寿司に兄ちゃん好物のお煮しめを詰め込んで応援に馳せ参じた。

お役目は、競技ごとの得点数を集計して表示する記録係で、テントの下で計算機片手に神経をとがらせていた。「間違えんようにね」「まかせといて」Vサインが返ってくる。
自分の出番は全て一生懸命こなしていた。プログラムも進んで最後の男子選手リレー。
兄ちゃんは毎年選ばれてきた。今年は4年生の弟カー君も選手リレー出場と言う。
兄弟揃っての出場は嬉しいが、兄ちゃんは白組、カー君は紅組。カメラを構えながらどっちも応援しなければ・・・。手に汗握る。やはりカー君は初出場だけに気にかかる。

3年生から始まるリレー、カー君はトップでバトンを受ける。「抜かされるな!」背中を押したくなる。必死に走る。後ろが速い。ア~・・・差は詰められたがなんとかギリギリだったように見えたが、本人は敗北宣言。少しショックが残っていた。
 
 必死に走るカー君(右から3人目)       写真判定では2着か(右から4人目)

順位が入れ替わり、今度は兄ちゃんがトップでバトンを受け取った。昨年の苦い経験を持つ彼は、今年は何が何でもトップのままでバトンを次へ。
歯を食いしばり鬼の形相で疾走する。よかった断トツのままバトンタッチ。

 
    トップでバトンを受けて、歯を食いしばり、何が何でもトップでバトンを・・・

ジジの運動会は、皆の背中を見ながらゴールイン。選手になるなどは他人事の世界だった。それが今、兄弟そろって運動会最後のリレーを楽しませてくれる。

そして今一人三男坊。これもまたマイペースこの上ない。
勝手知ったる学校の庭。昼ごはんが終わるやいなや、兄ちゃんの手を引いて足洗い場に直行。水に入って嬉々として遊ぶ。そばに寄ってくる子に足で水をかける。
まるで二人の兄ちゃんに守られて、全く怖いもの知らず。
 

3歳になったばかり。ということはあと9年間この小学校の運動会を楽しませてもらうことになる。兄ちゃんは終わったが現役のカー君と、予備軍の悠雅君がいる。
ジジもババもまだ暇を貰えそうにないということだ。まあ仕方がない。こんな笑顔や一生懸命な姿を見せてくれるのは今のうちなのだろうから、せいぜい今を楽しもう。

コメント (16)
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