「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「近くて遠きもの」

2011年04月26日 | 岩国検定

 
          子どもの頃の餅つき道具

      
 幕末、長州藩遊撃隊詰め所跡(通化寺)    欽明天皇が休憩された古刹、欽明寺 

お待たせ致しました! 久々、岩国検定ブログ登場!! 
今年は、岩国検定試験そのものは見送ることとなった。
その分、目下全精力を注ぎ込んで検定用テキストブックの原案作りにいそしんでいる。

昨年の秋実施した、第1回岩国検定試験。そのとき「テキストはないの?」「何を勉強したらいいの?」という問い合わせや意見が多く聞かれた。
そこで今年は、受験者のためにも、地元の「岩国を知りたい」という人にも、ひいては観光客の方々、さらには中学・高校のふるさと研究の副読本に使われるような、中味の濃いテキスト作成を目指して、静かに汗を流している。

百聞は一見にしかず、と言う。
色んな文献や郷土史をひもとく中で、市内各地に点在する民俗資料館を訪ねたり、秘められた歴史を証明する古刹や記念碑を、仲間と共に訪ねてみた。

大きな歴史の舞台となったその場に立つと、いつしか気持ちはその当時の一人になっているよな錯覚さえおぼえる。
明治維新を目前に闘った長州藩。その先頭に立って遊撃隊として幕府軍を迎え討った高杉晋作の「七言絶句」が残されている周東町「通化寺(つうけいじ)」

1500年も前の欽明天皇が、周防の国を通りがかった際、当時の山陽道であった玖珂町のお寺で石に腰を下ろして休憩された。その石が今も残されている。お寺の名前も「欽明寺」「欽明天皇腰掛け石」とある。

なんかしらロマンを感じさせる。身近にあるのに遠い存在のような歴史ではある。
まだまだ多くをこの足で踏みしめながら、よりよいテキスト作りを目指したい。
仕上げをご覧じろ・・・と言うことにしておこう。

コメント (2)
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