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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「こんぴらさん」

2011年04月18日 | 旅行・レジャー

        
                 金刀比羅宮 本宮拝殿         

    
           石段の途中あれこれ             大門

正式の名前を金刀平宮(ことひらぐう)。通称金比羅さんへお詣りしてきた。
四国香川県琴平町の象頭山(ぞうずさん)中腹に鎮座する神社。
長く続く参道の石段が有名で、奥の院(奥社)まで登ると1368段にもなるという。
通常お詣りする本宮拝殿は、「上がろうか止めとこうか・・・」ナヤム786段の石段を登ったところにある。

海上交通の守り神として古くから信仰されていて、現在も漁師さんや船員さんなど海事関係者の崇敬を集めていると言われている。
想像を遙かに超える海の魔力に翻弄された大津波被害。再び繰り返すことのなきよう、海の神にお願いを込めた静かな祈りを捧げたい気持ちも多分にあった。

3月11日以来どうしてもふさぎ勝ちになる気持ちを、何とか奮い立たせたい、しかも被災された方々の霊も慰めたい・・・という気持ちもあって、かの有名な石段制覇を試みたかった。また最近、時々ではあるが膝が痛むことがある。無理をしない程度に鍛えてはいるのだが、兎に角挑戦してみたかった。

いざというときのために膝用サポーターをバッグに忍ばせ、霊験あらたかな足腰お守りをポッケに、淡々と挑んだ。
意外や意外、294段目の石塔も難なくクリアー。大門で記念撮影のひと休み。さらに心地よく上った。肌寒かった上り初めがウソのように汗が流れ始める。

       
     見上げる本宮    幸せのお守り    帰り道下をのぞめば

途中ただ一箇所下りの一段を入れて786段、見事予定の時間で上りきった。本宮拝殿に、諸々の思いをお預けして、ここでしか手に入らない幸せの黄色いお守りをゲット。
どこからか笑い声が聞こえる。耳を澄ますとなんと両膝はケタケタ笑っていた(??)。

見下ろせば気が遠くなるような急な石段。幸せのお守りを手に勇躍下っていった。

この急な石段を上ることに悩み、思い切ってチャレンジする。汗をかく。ここに金比羅さん詣での御利益があるとみた。
祈りを捧げた下り道。黒板塀の中から聞こえる三味線・太鼓にあわせて♪ こんぴらふねふね おいてにほかけてシュラシュシュウシュ・・・♪の歌声が何とも心地よい金比羅詣でとなった。

コメント (12)
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